Be going to catch and release minor intention.

とあるひのコタツガ


2007/05/05 (Sat)

ワールドホビーフェスティバル有明16 感想
連休もいよいよ終わりに近づいてきた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

今日はWHF有明16に行ってきました〜。
いずみさんと湘南台に08:30に待ち合わせ、10:00に会場着。いつもと違う西会場2階なので係員に聞きながら屋上で待つ。大きい列が4列目?11:00の入場開始時にはさらに2列追加。45分で1列、残りの15分でもう1列か。
キッカケがあり前に並んでる女性と会話が。なんでも戦隊ものの握手会で来たのだとか。ああそういえばWHFでブログ検索してたら、ここ二日ばかしそんな書き込みばかりでした。ガレージキット方面と握手会方面で客層が全く違うのに同じ列に並ばされて大変だなーと。握手会の人たちって、会が始まるまでの間ずっと室内外周に並び通しでしょ。

会場に入ったのは11:09。会場内はいつもより人が多かったか?卓自体も、回りにくかっただけで思ったよりも数がない気が。この時点で83℃さんと希有馬屋さんに目立った列が出来ていましたが、83℃さんの列に並べば確実に買えた感が。ミリメートルモデリングさんのあたりは凄かったはずですが、何故か記憶にに残らず。既に終了してたのかも?不明。
あと今回、中古屋ゾーンに結構ガレージキットディーラー卓があったなぁ...という印象がありましたが、いずみさんは毎回これくらいはいたかも、と。帰り際に道の人と会ったのでその事を伝えましたがレポに反映されるかはわかりません(笑)。

入り口付近のワールドホビーコンテスト、今回も力作ぞろいでしたが、スカルピーの森田女史を見ちゃったらやっぱりそれが気になるじゃないですか。もう。だれか写真に収めてきたかな?

なにげなくパンフが置いてある所を見たら、WHF横浜DASH2の広告が。今年も開催されるんですか。喜ばしい。カタログ作成後に急に決まったんでしょうか?
カタログはカタログで78ページのWHFリアル自主規制の記事で肝心な所のDTPが荒れてたり、66ページのWHF神戸27募集の記事で「新生リニューアルを記念して〜」の文を読んでWHF神戸って26で終わってたんかい!って感じもしましたが、慌ただしい中、本当にお疲れさまでした。


さて、ディーラー個別感想〜。
Pieceさんでサーヴァント・アサシン、サーヴァント・ライダー、サーヴァント・ランサーが。前回好評だったFateのタロット絵柄風フィギュアの続編。あーゲットしてないのはどれだったっけなーと思ってこれこれこれ下さいと言ったら「新作だけって事は、前回買ってくれた人ですね」と。いい感してます。すみません、まだ塗ってませんでした...。

AutarkieさんでSDなセイバー、黒セイバー、黒桜が。丸め方が目を引きました。ありそうでなかなか。一人で影で遊ぶ黒桜がかわいいです。

Vixenさんで和風メイドさんが。このうつむき加減がまたいいですな。

ゲル世界征服堂さんで2番たんが。ついに来たー。こういった極一部でメジャーだけど超マイナーなキャラが立体化されると嬉しい所です。

あと...ホームページに何も書いてないしネタ的に微妙なんでアレですが、某卓でムーディーが。すごいなぁ。右から右から何かが来てーるー。

工房金竜さんで、日だまりスケッチのおすわりゆのさんが。ゆのっち。時事的にもっと他卓でも作られる方がいると思ってたんですが。あっというまに売り切れてしまいました。

で、個人的に今回一番ヒットしたのは、M's Factoryさんのペンギンですか。塗装済みで、それぞれ柄が違うのをチョイスして販売という形態。当方は一人旅ペンギンを選んでゲット。それが今日の写真のです。かわいい。こういったセンスのディーラーさんも今後要チェックの方向で。


会場を出て、いずみさんと話をしてたら、普段はトイ方面の人ですが今回はガレージキットを思わず買っちゃったとの事。
HBC-Broteさんのちび銀嬢。がんばって塗って下さい。あと会場中、ベア子というフィギュアが多数あってHBC-Broteさんのが一番お気に入りだけど元ネタ何?とかの質問に答えたり。

そんな感じで会場を出たのが13:30。食事して家に帰り着いたのが16:00。お疲れさまでした。
例によってWHF有明16イベントレポは発見し次第リンク集に追加します。明日は一日これで潰れるな...。


[2007.05.05追記]
いずみさんの購入したキットの名称がわかったので反映。
あと中古卓に埋もれてたけどストリートファイター2のキャラ(特にダルシム)がカッコ良かったんですが、どのディーラーかメモを取るの忘れてました。無念。

再追記。WHF横浜DASH2緊急開催って、ホビコン01神戸と同日にぶつけて開催なのか。WHFが本気になったと見てよいか!?わくわく。

[2007.05.06追記]

上記のダルシムははむすた工房さんでした。


2007/05/04 (Fri)

晴れの休日
いよいよ明日が連休本番って気がする今日この頃。

今日は金子氏の新築祝に行ってきました。
お土産にマジカルウォーター人工水というナントカ還元水みたいな名前の透明シリコンをいただいてきました。結構するな、これ...。持ってったお土産以上(爆)。使用レポートは後日。

話題をいくつか。

Technobahnの土星のリングのねじれ解説記事からリンクされてるnasaの解説ムービー。すげー。衛星が土星の輪の近くを通り過ぎたあとで、重力の影響で輪が波打ってる。土星の大きさを考えると、むちゃむちゃ大規模ですな。

WHF神戸26イベントレポリンク集を一昨日、その前のサイトさんに加え
RedBrickRoad /ZEROさん
こーほくのガレキblogさん
らじかるあにこみさん
人(取り込み中)さん
で紹介していただきました。ありがとうございます〜。

昨日のMOD関連で「MODが大変参考になったし、生産者側が消費者側への提示は嬉しい(意訳)」という感じのメールをいただきました。
あーやっぱり市場を拡大させる為には生産者が消費者を育てる努力をしないと市場は縮小傾向になりますからね。消費者が消費者を育ててるような状況じゃいかんのですよね。


今日のマナさん
さーてガンガン進めるかーと思ったんですが、昨日の髪のつなぎ目を消した所にヒビが発見されたので、再度600番でヤスリがけし、瞬間接着剤をヒビの隙間やその周辺に流し込んで硬化させ、600番の耐水ペーパーでヤスリがけしたあとで再塗装。
特に急いでない場合や作り込みたい時は何度修復しても良いかと。まぁ1mも離れれば見えなくなる程度のヒビなんですが。

さて、ブルマである。
こんな事言うと歳がバレそうですが、当方は最後のリアルブルマ世代でありながら、元々そっち方面の属性がないので特に貴重だとも感じていないし、それについて何だかんだ言う事もないです。
なので何でここまでオタ世間一般でブルマが神聖視されているのかイマイチ理解できない部分もあります。まぁ現在も学校指定の体操服として採用されている学校が一般的に知られていない、絶滅したとされる存在だから貴重という、知識の上での事しかありません。

ブルマが絶滅したのは1990年前後に変質者による犯罪が目立つようになった際に槍玉に挙がった下着や体操着の古着屋、いわゆるブルセラショップの存在が表面化し、小遣い稼ぎや盗難等で非行の温床と叩かれるようになりブルマ=変態の恰好物というイメージが付いてしまった事が挙げられます。
それ以外にも性差別撤廃ブームにより男女同じな服を着させるべきという男女の体格の違いを無視した風潮が強くなり、なぜか男性にもブルマという方向にはならずに女性用ブルマだけが消えていきました。だけど現状を見ると女性用は女性用で男性用とは別のブルマじゃない体操着が指定されていたりして、結局はブルマ撲滅の為の詭弁でしかなかった事が伺えます。

ブルマは体操着としての用法以外にも普段から、スカートがめくれてもショーツを露出させないようにする為の、スコート代わりにはいている方も多かったと思います。変態の諸氏に於かれてはショーツでもブルマでも、それはそれでどちらでも可なんじゃないかという根本的な疑問がありますが。
ブルマ絶滅後はその役目がスパッツに変わっていきましたな。

捨てる神あれば拾う神あり、というわけではないですが、スパッツを恰好する人たちもまた根強くあります。しかし...思うに、彼らは非常に上手くやっている。世間的に叩かれる事無く、息を殺し気配を消し。乱獲により絶滅した動植物の事を思い捕獲量を制限しながら調整を行う保護団体のごとく。

現在のブルマと言えば漫画やアニメの中、コスプレグッズや一部のビデオの中のみに存在し、もはやファンタジーの産物となってしまいましたが。
その中で、赤や青などのカラフルなブルマが登場しますが、実はそういったカラーブルマというのは実在していました。わたしの次の学年からでしたが。
タネを明かせばただ単に学年カラーというだけの話なんですが、最初に緑のブルマをみた時には気色悪かったです。その次の青はもっと気味悪かった。その次の赤に至ってはもうやめてくれって感じでした。実際にはそんなもんですよ?。っていうか赤はないでしょ。血の色ですか、お赤飯ですか、おめでたいですか、という意見が多く、不評でした。

まぁ特にこだわってない分野に対してあれこれ書いてもボロが出るだけなのでこのへんでやめときますが。
そんなわけでマナさんのブルマは黒にしました(笑)。ここまで考えないと色も決められないのか。まぁ塗装する色に対して、なぜその色を塗ったのか、なぜその色じゃなきゃ駄目なのかを考えながら塗るというのもまた面白いものです(今日はこれが言いたかった)。
GSIクレオスの水性カラーのフラットブラックを薄めないでエアブラシ。化学繊維っぽい表現をしてみました。


2007/05/03 (Thu)

髪消し
あと残すは肩こりくらいな今日この頃。
ふたば学園祭2は行きたかったけど泣く泣く行けませんでした。


今日のマナさん
かつてコトブキヤ社のWEBサイトにMODELING OR DIEというページがありました。
Read or Dieの主人公、読子さんの自社販売のレジンキットの塗装講座という内容で、開封から完成までの一連の手順を解説した、たいへん資料性の高いページでした。このキットは最近になって完成品フィギュアとして再度世に出る事となったのでご存知の方もいらっしゃるでしょう。
当ページではある時、MODELING OR DIE(以下MODと略)に準じて塗装をしてみた事がありました。今日はこのページまで行った、今日のはこのページに相当、など比較しながら、ガレージキットの完成の仕方を学んでいきました。その内容は今の塗装方法の中にも強く影響されています。
しかしその途中、突然MODのページが消えました。トップページからMODへのリンクやディレクトリや画像ファイルは残っていましたがMOD内の.htmlファイルだけが消えました。このタイミングで。何かの契約上の問題や公開終了ならディレクトリごと消してリンクも切るでしょうが、.htmlファイルだけ消えたんです。
当方の把握できる範囲などたかがしれていますが、当時MODをクローズアップしているページは当ページだけであったという思い上がりと、何かコトブキヤ社に対して不快な印象を与えたのではないかという思い上がりで、MODが消えたのは自分のせいだという認識になりました。
当ページがガレージキットの塗装方法のコツやTipsを公開するようになったのは、それによる罪滅ぼしの為です。ふたばの模型掲示板等で以前はMODという詳しいサイトがあったんだけど、という投稿を見るたびに罪悪感を感じていました。

今でこそ様々なサイトでガレージキット塗装法が紹介されていますが、MODにあって他サイトにフォローが少ない手法に「髪消し」というのがあります。この髪消しという単語自体がMOD由来の造語ですが、パーツ複製上どうしても前髪と頭部が別パーツとなったキットの、その境目を消す方法の事をさします。

ちなみにMODがどのような内容だったか知りたい方は...Internet Archiveにキャッシュされていますので、気合いで探して下さい。
あ、狙ってこのキットで説明してるわけではないし他意も無く偶然なので深読み無しの方向でお願いします。


さて、前段階として、髪の毛の細かい所を塗っちゃいましょうか。
髪の毛の細かい所をマスキングするのは面倒だし時間の無駄だし難しいので、先に面そう筆で筆塗りします。肌と髪の境は息を止めて集中して塗り分けます。色はGSIクレオスの水性カラーのネービーブルーです。

乾いたら、若干髪にかかる程度でマスキングします。真面目にやればこのマスキングで肌と髪の塗り分けをすべきですが、そんなの難しいから。以前はやってましたが。耳も丁寧にマスキングします。
顔を紙で覆います。この髪はケーキ屋や喫茶店等でもらえるペーパーでもいいですが、染み込みやすい塗料を使っている場合はファーストフード店の油っこい食品をつかむ用のペーパーの方が良いかもしれません。紙の固定はマスキングテープでもいいですが、あとで前髪が付いた状態で引っ張って取れるようにしておいて下さい。今回はアゴにテープで貼り、おでこは引っ掛けてあるだけです。横から見るとこんな感じ
そしてエアブラシで塗装します。先に筆塗りした所と今エアブラシした所の境が目立たなくなるよう、濃く吹く必要があるかもしれません。顔を覆った紙に塗料があまり付かないように気をつけて下さい。特に染み込むタイプの塗料を使ってる人は。

瞬間接着剤で前髪を接着します。この時、接着剤が顔を覆った紙に付かないように気をつけて下さい。付いてもいいですが、心がけとしてなるべく避けて下さい。
固まったら隙間をパテ埋めします。今回はタミヤの光硬化パテを盛っています。光硬化パテの取り扱いは二ヶ月前のログ参照。このパテ埋め、以前はゼリー状瞬間接着剤で行っていました。それだと硬化が遅いし、硬化したらしたで固いので、今回は光硬化パテを使っています。瞬間接着剤でパテ埋めしたい人は顔を覆った紙まで浸透させて固定しないように気をつけて下さい。浸透させてしまってもいいですが。
そして一回塗った所ではありますが、このパテをヤスリがけします。じゃあ最初に塗ったのは何だったんだという事になりますが、髪の裏側とか細かい所の塗装だったんだと思って下さい。400番の耐水ペーパーでヤスリがけしています。水で顔を覆った紙を塗らさないように下さい。
なんか光硬化パテがパーツの隙間の奥底で硬化していないようだったので、この上から瞬間接着剤を塗ってまたヤスリがけしています。
そして再塗装。なんかイマイチですね。今度は600番の耐水ペーパーでもう一度ヤスリがけして、今度は下地に使ったタミヤアクリルのフラットホワイト+同溶剤を1:1で吹いてからまた塗装してみましょうか。段差や傷が気になるようなら、何度でも繰り返しましょう。
技としては、塗料が完全に乾く直前にヤスリがけして、傷や谷に塗料の膜や粉を埋め込むとか、今回やったようにフラットホワイトなどの粒子の洗い塗料を広く吹いて埋めるとかあります。要は最終的な塗装後に傷が見えなきゃいいんです。

あとは顔を覆った紙を引き抜いて、全てのマスキングテープを除去して今日の写真のようになります。ちょっとホコリ付いたけど(すぐ落ちました)。
本当はここで顔を覆った紙が接着剤で張り付いてて引っ張っても取れなかったら面白かったんですが、なんか上手くいっちゃいました。取れない場合はとりあえず可能な限り引っ張ってちぎって除去したあと、スポイトで水滴を紙に染み込ませて紙が縮んだ所で爪楊枝等で奥の方に押し込んで隠す事ができます。それでも隠れない時は、多分ピンセット等で引っ張ればちぎれます。

これが髪消しの一連の手順です。
顔を隠すのに紙ではなくてネリケシを使うという方法も知られていますが、個人的にネリケシを使った技はあまり良い経験がないので控えています。多分大きいキット用の技なんでしょうか?

とりあえず、こんな所です。


[2007.05.04修正]
紙と髪が混じってたのを修正。まだあるかも。


2007/05/02 (Wed)

連休
もうゴールデンウイークも半分過ぎたとお嘆きの皆さん、こんにちは。
当方は今日からです。


悪かった体調ですが、今朝は起きたら腰が床面に張り付く感覚というか、重力が強いというか。そんな目覚めでした。
今日一日は3回くらいレポサイト収集をしてましたが、それ以外は21時まで寝てました。ええ寝てましたとも連休なのに。したい事、いっぱいあったのになぁ。


googleキャッシュがWHF神戸26レポサイトを捕捉しはじめましたが、昨日紹介したサイトさんに加え
Hobby Dogさん
瓦礫な部屋さん
萌えよ!アキバ人ブログさん
くっくる異聞録(イ反)さん
でも捕捉いただいております。ありがとうございます。


お便りコーナー。
くだらなクラブ(R)さんのBLOG2007年04月30日(月)で先日の肌色混色にコメントいただきました。ああ、ガイアノーツの日焼け肌色カラーに緑が混じってたのは補色だったからか!(今頃気付いた)
肌色に灰色を足すとゾンビっぽくなる気がしますし、当方なら日焼けにするなら単純に茶色を混ぜると思います。あーでも当ページの過去ログを見ると、GSIクレオスの水性カラーのはだ色をそのまま使ってるか。当ページでの愛称は「トリエラフレッシュ」。
書くの忘れてましたが基本的に水性カラーじゃなくても、ラッカーでもエナメルでも同比率で出来ます。っていうか、そっちを使ってる人から逆に水性でも同じと聞いたんです。さらに付け加えると、肌色レジンを着色するのも白がレジンに置き換わっただけで同様に可能です。


Hobby Dogさんの05月01日(火)で先日の目の塗装にコメントいただきました。
書き忘れてましたが、当ページで紹介した方法は1/10〜1/12くらいのスケールのキット向けで、1/8〜1/6以上のスケールになると、ちょっとムラが汚く見えると思います。紙でのコピックでの着色が上手くなればまた違ってくるかもしれませんが。大きいキットの瞳塗装ですと、やはりエアブラシを使うのが効果的なのでしょうね。


今日のマナさん
今日は足の肌をマスキングします。
このキットの場合、ももとニーソックスの境目はニーソックスで肌が締め付けられている為にV字型にくぼんでいます。
タミヤの6mmとかのマスキングテープでそのままマスキングすると貼りづらいので、マスキングテープをデザインナイフで細切りにして使っています。AIZU社のマスキングテープで細いのが模型店で入手できますが、そこまで細くなくてもいいです(笑)。雑誌掲載の模型製作入門を読むとマスキングテープはよく「両端は切り落として捨てる」という事が書いてあります。これはマスキングテープの端(機械で切った跡)が不満なのでデザインナイフできれいに切って使おうという意味があるんだと思いますが、マスキングテープをケースに入れないでテープのみ露出させて使ってると端に毛やホコリやゴミ等が付いて、それを巻き込んでマスキングしてしまう(そして毛管現象によりホコリの隙間から塗料が染み込む)からってのもあるかと思います。当方の場合はタミヤ純正のマスキングテープホルダに入れて使ってるのでホコリは付かないので、あまり神経を使っていません。細切りにする必要がなければ端を切らずにそのまま使ってるし。
マスキングテープの長手方向の断面は斜めに切って使っています。これは...直角に切るよりも、この方が貼りやすいと思っているからです。あまり自信無いけど...。

内太ももの目立たない所を起点として巻きはじめます。人によっては一番注目してるかもしれませんがね。
で、一周。6mmのまま貼ると太いので貼りづらいですが、捕捉して貼っているので途中で方向を変えたい時でも上手く貼って行けます。
それでも方向を変えづらい時はいったん切ってまた貼ると上手く曲線に貼って行けます。
広い面の場合は、いったん淵をマスキングし、ケーキ屋や喫茶店にある手をふくペーパーにマスキングテープを付け、ぐるっと巻いて貼るとマスキングテープの節約にもなるし、マスキングテープに塗料を持っていかれる事の予防にもなるかと。

それでニーソックスとパンプスをGSIクレオスの水性カラーのタイヤブラック+タミヤアクリル溶剤を1:2でエアブラシしたのが今日の写真。パンプスはツヤあり黒で再塗装する予定です。
あと髪を塗ったんですが、髪の境目を消す説明を明日一気に行いたいんで今日は説明しません。あとブルマも(えー)。



2007/05/01 (Tue)

どこまでこだわるか
いつも行く食堂が連休に入ってしまったのでコンビニでカップラーメン買って昼食にしたら午後はずっと腹痛になってしまった今日この頃。
なんか体力をごっそりエナジードレインされたというか神経が過敏に反応するというか力が入りません。カップラーメンが悪かったのか、連休中に循環しない水が悪かったのか。タミフルエンザかも(いろいろ違う)。


WHF神戸26イベントレポリンク集を
caprinのヲタ更正日記さん
究極最終兵器2ndWeaponさん
アスまんが劇場さん
Temporary Feelingさん
猫鯖のパテ缶さん
新作フィギュア予約情報blogさん
で捕捉していただいております。いつもありがとうございます。
腹痛じゃなきゃもっとガンガン探しに行けるのですが。


今日のマナさん
今日は体操着に付いて熱く語ろうと思いましたが、こうアクセス数があるとちょっと勇気がいるので(笑)明日にでも。
さて、顔の肌を塗りました。マスキングテープを剥がしてみる。画像左側の右目の目尻側の白目、ちょっと肌色が乗っちゃいました。これはマスキングテープがちょっと小さかった為です。当方の塗ってる水性カラーの場合は以前も言いましたが塗料の粉を飛ばしているので、基本的にはマスキングテープの裏側に毛管現象等で塗料が回り込む事はありません。でも今回みたいにマスキングテープが小さかったり浮いてたりしてカバーされてない事はあるので、これを修正して行きます。
肌色を白目の白にしたいので、デザインナイフの先端で塗料をキョリキョリはがします。他系統の塗料みたいに塗料の膜がベロンと剥がれるわけじゃなく、やはり粉が欠けていくだけなので、きれいに除去できると思います。するとレジンの下地が出てきます。白目はタミヤアクリルのフラットホワイトで塗っていましたが、レジンの下地。ほぼ白。いいよね、これくらい。白に白はそれほど目立ちませんよ。

さて、まつげ部分はマスキングテープで保護されていなかったので、色が薄くなっています。なのでコピックMULTILINERで描き直しましょう。目を描く際に目安として引いた線が失敗したと思った場合、ここでちゃんとしたのが引ければいいんです。肌色のしたからうっすら線が見えているので、どんな感じに塗ったらいいか解って便利。

ついでに眉毛も塗ってしまいましょう。眉毛の塗装というのもまた難しく、漫符としての眉毛は表情に大きく影響を与え、コンマ何ミリ位置がずれただけでフィギュア全体の印象を左右させてしまいます。まぁあんまり深く考えても仕方がないんで、いつも適当ですが(ぉぃ)。
今回のマナさんのように眉毛がモールドされ凸部分となっていると目安となって描きやすいです。モールドされてないと目の位置や髪の毛の位置や目頭や鼻筋から見当をつけて描く必要がありますが。あと左右がそれなりにバランスを取れていないとおかしくなるし。
さらにモールドされている場合でも、凸部の上の方だけ塗るか、凸全体を塗るかで印象は変わってきます。個人的には凸全体を塗ると眉毛が濃すぎてしまう気がしますが、そういうキャラクタである場合もあるし、自分は太い眉毛が好きだという人もいるでしょうし、キャラに合わせてうまく印象に合うように塗ればいいと思います。ただもう一度言うけど凸全体を塗ると変だとわたしは個人的に思います。まぁ実際に街を歩いている人でもモールドっていうか実際の眉毛を完全に無視して描いてる人は大勢いますが。

で、眉毛を塗ってみた。ギャーはみ出たー。しかし...ここは前髪で隠れそうだな...試しに前髪を被せてみる。あー隠れないかー。そういったときはコピックMULTILINERが完全に乾いてから白目の時と同様にデザインナイフでキョリキョリ削ります。ここも実際にはレジンの下地が見えているはずですが、眉毛の黒が目立ちすぎるので肌色にレジン地は目立ちません。眉毛がシャープな曲線である事も目立ちにくくさせる要因か。
それで前髪を付けたのが今日の写真。

本当は失敗した所が前髪で隠れるようなら修正しません。見えない所を修正する時間を、見える所の修正に割り振りたいからです。それに辺にいじって良い所まで悪くさせかねないし。まぁ見えない所に気合いを入れるのも、それがそのキットや塗装法のウリなら悪い事じゃありませんが。


2007/04/30 (Mon)

肌色
普通に会社の今日この頃。

WHF神戸26のイベントレポリンクを収集開始してます。
まぁ明日も会社なので一日中ネットに張り付いてるわけじゃないんで、気長にお待ち下さい。

今日のマナさん
じゃあ今日は肌を塗って行きますよ。
肌色についての説明は一昨日のを参照。

まず目をマスキングします。爪楊枝等で目のくぼみにはめ込む感じで。隙間が無いようにしたい所ですが、切る位置を間違えたりすると余分に隠したり隠す所が足りなかったりします。でも少しくらいは気にしない。

混色ですが、順を追って見てみましょうか。
フラットホワイト+ピンクを10:1。
それにオレンジイエローを1。この時点で結構いい感じです。
イエローを1。
溶剤を20。

まず手は細かいので面そう筆で筆塗りしたいので、イエローを入れる前の状態で溶剤を4くらい足して筆塗りしてます。エアブラシを持ってるからと言って全てエアブラシしなきゃならないってわけじゃないです。
あとはエアブラシ。とりあえず顔から行きます。あごの下、耳、おでこの髪に隠れる部分を先に細吹きでエアブラシ。あとおでこ方面から鼻に向かってエアブラシするとほほの上側だけを塗装できて80年代テイストに。その後広範囲にエアブラシしたのが今日の写真の状態。あとニーソの上のももが露出している部分をマスキングせずにエアブラシ。
あー言うの忘れてましたが、髪の毛もニーソもマスキングしてません。なぜか。肌よりも濃い黒系の色を塗るので省略しました。あと腰の制服のすそのパーツつなぎ目も同理由によりつなぎ目を埋めた所との色の差があっても上から濃い色を塗るので無視してます。

で、吹いてみて。あーイエローを入れるんじゃなかったー。なんかやたらイエローが目立って出てくるぞ。

とりあえず明日まで乾燥させて様子を見てみるか...


[2007.05.02修正]
日付が間違ってたのを修正。


2007/04/29 (Sun)

コピックで目を塗る2007 preview release
風薫る新緑の今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

今日のマナさん
今日はゴールデンウイークスペシャル(他人が)。コピックで目を塗るのの現状版の写真を撮ったので先行公開ってほどじゃないけど説明に使います。
今日のは後日公開する、TAT-CON02での講座のエミュレートである「コピックで目を塗る2005」と、現状の当方の目の塗り方を記録する「コピックで目を塗る2007」のプレ公開という位置づけです。足りない所はご指摘いただければあとで追加捕捉修正します。

ガレージキットの目というのはキットごとに違いますし、そのキットでも左右で違ったりしますので、ハッキリ言ってこういう手順で塗りますという写真説明は無意味に近いんです。どちらかといえば、こういう事を考えながら塗るといいよとか、実際の目はこうだけど漫画化した場合はこうなるよとか、現在の流行はこんな目だよとか、思想面での説明をすべきなんです。ただそれだと目を塗れない人がどうやっていいのか途方に暮れるので写真で説明します。
これから塗ろうとするキットの目を見て「全然形が違うじゃん」と思っても、それが当たり前なんです。なので、このキットの場合はここを当てはめて塗ればいいのかな...?とか考えながら塗る必要があります。
最終的に全く形の違う目でもそれなりに塗れるようにしますので、最初からそのつもりでいて下さい。

おさらい。眼球をマスキングする為のシールを作ります。
そのあとで全体をタミヤアクリルのフラットホワイト+同溶剤でエアブラシ
これがここまでの状態。コピックはもとより、水性ペンやアルコールマーカーというのは基本的にレジンに乗りません。ビニールに水をかけたみたいに弾きます。弾かない時は傷だらけの状態の時です。なので、乗るようにしなくてはなりません。何でもいいんですが、当方の場合はフラットホワイトがその役割をしています。つまりレジンにコピックを塗ってるんじゃなくて、フラットホワイトの塗膜にコピックを塗ってるんです。フラットホワイトが嫌ならGSIクレオスのつや消しトップコートでもいいですね。

とりあえず上まつげをコピックMULTILINER0.05mm黒で塗って基準にしましょうか。真っ白な状態では落ち着かないけど一本線を引くと落ち着くってエバのシンジ君も言ってたしな。眼球のマスキングテープ制作時を振り返ると、今塗った上まつげはマスキングされません。肌色を塗った際には消えるか薄くなります。なので多少変な形になっても気にしません。でもいい線が引けるとやる気が出るので、息を止めて丁寧に線を引きます。当方は短い細い線をシャッ、シャッ、と少しづつ引いてますが、写真緑矢印のように外側にはみ出る事があります。
そういう時はそのはみ出た先端を太さの基準として塗っちゃいます。あとマナさんなので原画のカワタ氏特有の目頭の黒いくさび形とか書いちゃったりして。一応まつげなので、眼球には書かないです。まぶた側に書きます。
あと下まつげも書いときましょう。

フィギュアの目というのは右か左かどちらかを見てる方が圧倒的に描きやすく、また左右の瞳の大きさが多少違ってもなんとかなるのでオススメなんですが、このキットの場合はまっすぐ前を見てる方がいいな〜とか思うので、真正面を見る位置で今回は説明します。
この顔パーツを5分ぐらいムムムムムと見ていると、なんとなく瞳が見えてきます。多分眼球が円形でそこに出来る影とか、眼球のふちの残像がそう見えるようになるんだとは思いますが。このへんは妄想ぶっちぎりで対処します。どうしても見えてこない時は好きな漫画でも読んで妄想を膨らませて下さい。
目や記憶に残層が残っているうちに線を引いちゃいます。黒目の内側が先でも外側が先でも構いませんが。目というものは上1/4くらいが上まぶたに隠れているもので、下も多少は下まぶたに隠れているものです。黒目が下まぶたに接していないと犯罪者の目とか何かを成し遂げようとする人の目とか強い意志を持った人の目とかワールドカップサッカー選手の目とか三白目とか言われてますが、上目遣いってだけでハァハァしちゃう人はそれでも構いませんが、今回はそうしません。下まぶたに接して下さい。
なるべく丸くなるように描いてくといい感じになります。この時の注意ですが、白目側にははみ出ないようにします。黒目側にはみ出るぶんには後でいくらでも修正できますから。怖かったら若干内側めに描いてあとで最終的なラインを引くのもアリです。
今後何度かやる際に左右の大きさが同じにならないと悩む場合は、苦手な描きにくい方を先に描き、逆側をそれに合わせると左右同じにしやすいと以前テレビで女性アイドルが眉毛描きtipsを言ってました。
なんか左右の目が外側を向いてるなーと気付いたら内側の線を目頭寄りに太くすればだんだん目が内側に寄ってきます。外側の線を内側にするのはもう一回描いちゃった線なので消せないので諦めて黒目を大きくする方向で修正という事で。
あとまぶたの淵とか塗りにくい場所を塗り潰しときます。この段階まで行けばはみ出す事を恐れずに塗りつぶせるはずです。

瞳というか瞳孔を描きます。なんか面白い顔に。このあたりから眼球の大きさと黒目の大きさを混同し混乱してきます。錯覚ですな。肌色が塗ってあれば多少は違うんでしょうけど。何かおかしいと思ったら顔パーツを遠くから見てみると我に返るかも。瞳孔の大きさはもっと大きくてもいいです。黒目の半分は瞳孔でもいいです。ここで黒目の輪郭線の太さが瞳の大きさを小さくさせる原因となりますが、白目と黒目の境目が黒目の大きさなので、ここでも錯覚しないようにして下さい。この写真では錯覚してます(苦笑)。
あと黒目に落ちる上まつげの影を描いときます。

黒目をコピックsketchのE25CaribCocoaで塗ります。更に上から塗って濃く。一気にぐりんと弧を描くように塗ればムラにはなりません。この時点で黒目内側にはみ出た線は目立たなくなってます。瞳孔のいびつさも。
模型をコピックで塗る場合、基本は濃い色をカラーレスブレンダで薄めます。薄い色を厚塗りはしません。コピック批判の大半は厚塗りしてホコリや指紋をつける失敗によるものです。濃い色を薄くすればちゃんと乾きますし、手で触っても指紋は付きません。
カラーレスブレンダでCaribCocoaを薄くします。ここでも筆遣いは弧を描くようにぐりんと。ちょっと色を落としすぎたので、カラーレスブレンダの筆先に付いたCaribCocoaをペタペタ付ける感じで元に戻します
茶色を落としすぎた所を塗り直しときます。左右対称となるように。そして瞳孔も消えたので書き直しておきましょう。黒目の輪郭も。黒目の輪郭の太さはカラーレスブレンダで好みの太さに削るように消したり書き直して太くしたりします。お好みで。
目のカラーレスブレンダで落とした所ですが、あまり濃くすると瞳孔周辺や黒目上部との色の差が少なくなり、完成時にこのフィギュアを遠くから見ると目が真っ黒となって、せっかく目をがんばって塗ったのに...となってしまうので、メリハリが欲しい所です。薄めくらいが丁度いい。

ハイライトを塗ります。
爪楊枝の先をデザインナイフで切り落とし、ハイライトの大きさのスタンプを作ります。
タミヤエナメルのホワイトを適当な紙等に出し、爪楊枝の先に付けます。このホワイトは分離した溶剤を取り除いたもので、ぶっ濃いです。いちいちかき混ぜる必要がないので楽なので一本作っとくのをお勧めします。
ハイライトを目に爪楊枝でスタンプします。左右対称でも同じような位置でも楕円でも四角でも好きないように。
これだけだと形がいびつなので、爪楊枝での先端で削ります。塗料が濃いので結構固形です。削りすぎたらまたスタンプすればいいです。もし削るのが怖ければコピックMULTILINER0.05mm黒でハイライト外周を塗ってもいいです。多少の塗料の盛り上がりは気になりません。
あとは削りすぎた所を修正し、完成とします。
試しに髪の毛を付けると今日の写真のようになります。

いくつか注意を払って一発勝負な所はありますが、だいたいは後で修正可能な所がこの塗り方のいい所ですね。


とりあえずザッとではありますが、こんな所です。


[2007.04.30追記]
いくつか補足を追記。


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