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2006/05/22 (Mon)
●いそがない あわてない はじまらない夏のはじまりな今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
話題をいくつか。
世間様では夏蟲とか少女セクト(1)(2)あたりが根強い人気がありますが、そのあたりが好きな人はbirthday は話題薄だけど押さえなくていいのかな?余計なお世話ですかそうですか。
木金と雨具は工事用ヘルメットといった感じで外で仕事してましたが(それは雨具とは言わない)、木の午後あたりから喉がはれだして金は朝から熱のど鼻状態で、金の夜にちょっと強引な回復をして土はなんとか外出出来るようになりました。が、土の夜あたりから傾向の違う症状が現れ始め、喉の乾きと頭痛といった感じで日曜は早めに更新をしてそのあとずっと寝てました。途中何度かネットを巡回した気がしますが良く覚えていない...。今日は朝から声が出なくて電話した相手が声が聞きづらいと苦情が。うう。明後日あたり仕事を休もうか。
よく変わり種キーボードというかネタ系キーボードというかエルゴノミックキーボードで人間工学に基づいてそうな感じなやつ、ありますよね。思ったんですが、いっその事キー一つ一つをユビキタしそうなBluetoothキートップにしてしまい、好きなように並べたらいいんじゃないかと思います。shift+キーとかはドライバやソフトで対応させて。と、[esc]キーを押すたびにイルカが出てくる当方は思うのです。
たてがみ屋さんにマルケン塗りがなんとか伝わったっぽくて良かったです。 わたしは淡い塗装が好きなのと早く塗るのに興味があったのでマルケン塗りは打ってつけだったわけですが、まぁ皆さんそれぞれ自分の好きな塗り方や使っている道具等と相談してご自分の満足レベルに達する方法を見つけられたら良いんじゃないかと思います。方法は沢山ありますから。
今月のフィギュアマニアックス誌に載ったよ。
今日のメイドさん 一週間前から全然進んでないように見えますが、多少進んでます。 ヤスリがけをした所から気泡がいくつか出てきました(苦笑)。また紙ヤスリの粉を詰めて瞬間接着剤を流してしまおう。今日の写真は光硬化パテで下半身左右の間を埋めたよの写真。
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2006/05/21 (Sun)
●マルケン塗りその6 どうも最近寝違える率が高い気がする今日この頃。
マルケン塗り、最終回。 GSIクレオスの瓶のベースホワイト1000をラッカー溶剤で薄め、ドライブラシします。 ベースホワイトと溶剤は今回1:3くらいで薄めましたが、ラッカーはどんどん乾いちゃうのでわたしのベースホワイトが今現在どれくらい濃いのか不明です。柔らかめの筆にベースホワイトを付け、ティッシュに付けて筆についたベースホワイトを減らし、試し書きしたあとに塗り始めるわけですが、このドライブラシ濃度というのが誌面ではわからない所です。ちなみにわたしは試し書きはいつも左手の親指の爪でやってます。一番近場にあるし(笑)。エアブラシを吹いていて途中でちゃんと出てるか確認したい時も左手の親指の付け根あたりで試し吹きしてます。そのまま落ちずに会社に行ったりしてます(笑)。 濃度ですが、試し書きした時に、濃い線しか出なければ「少なすぎ」。べちゃっと塗料が付いたら「濃すぎ」です。薄ーく濡れたら「次ぐらいでOK」です。ガンプラのドライブラシだとばっさばっさの竹箒みたいな状態にしてやったりするみたいですが、今回がバトルダメージが目的じゃないですから。 これで上から下にキットを撫でていきます。正確には光が来る方向から影の方向に撫でていくわけですが。誌面では「白を乗せるというよりもアクリルカラーを溶かして下地の白を出す感じで」とあります。ドライブラシが濃い線しか出ない状態だとアクリルカラーは溶けません。写真のバイク前輪泥よけあたりの状態ですね。べちゃっと付いたら真っ白になります。山ちゃん(仮名)左肩あたりの状態ですね。上手く行くと左足あたりの状態になります。わたしはパソコンがアレしちゃってるので写真をちゃんと見れてませんが。あと筆ムラが気になる所はこの時点で平均化していきます。 これでちょっと不安になるくらい白くするとドライブラシ完了です。太陽光で撮った遠方の写真のように淡ーくなります。 あとは「いくらなんでも、そりゃないだろ」という所をエナメル塗料を溶剤で1:3くらいで溶いて面そう筆で塗っていきます。タッチアップ修正とか言います。この時その3の時に彫り込んだモールドにエナメルカラーが毛管現象で染み込んでていっていい感じになります。ドライブラシで消えてしまった階級章やボタン等はこの時に修正します。満足いくくらいまでエナメルカラーで書き加えたら完成です。
このラッカー、アクリル、エナメルの特性を活かした塗装がマルケン塗りになります。モ子ちゃんやKeiちゃんの教科書に載ってそうな。
タイムスケジュールとしては、 10:00 パーツ切り出し、接着 12:00 その1 14:00 その2、その3 17:00 つや消し白をプー 20:00 その4 22:00 その5 22:30 その6っていうか今日の。 24:00 完成。 でやると一日で塗れます。多分慣れると誌面のように上手く塗れるはず。 間違いやダメな所を見つけた人は具体的な作例写真を添えてblog等で抗議していただけると有り難いです。うまい具合にリンクします。
今日のメイドさん 今日はこれからです。
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2006/05/20 (Sat)
●マルケン塗りその5 きららMAX7月号の○本の住人に鹿山ちゃんが。すげー。
マルケン塗り続き。 あ、やっぱり昨日の状態からは手で触ってもいい程度の乾きでいいです。 アクリルカラーやエナメルカラーで細かい所を描き加えていきます。もう箱絵や説明書やその他資料を気が済むまでこれでもかってくらい書き加えても良し、今日ホビーショーで本物を見た興奮を冷めないうちに反映させるのも良し、まぁそこまでこだわってないよって感じで適当でも良し。好きにします。いや、だってほら、ミリタリー方面の楽しみ方の一つに「資料の模型への反映」があるじゃないですか。新事実を見つけちゃったら模型に反映したくなるじゃないですか。ネジの正しい本数がわかったら模型も同じ本数にしたいじゃないですか。 わたしの場合は資料とか持っていないので書き加えたのはライトぐらいです。GSIクレオスのベースホワイトでライトを白く塗りつぶし、タミヤエナメルのクリアオレンジやクリアレッドで塗ってます。あと服の迷彩は説明書を見ながら指定色で適当にニョゴニョゴと。顔とかもこの段階で目とか塗っちゃって下さい。キットは山崎邦正似です。
この時点での写真を見ると、なんか非常に残念な感じの塗装例に見えます。バイクとか。しかしこの後ベースホワイトでドライブラシする事によって見違えるほどいい感じに!...なるといいなぁ。
今日のメイドさん ヤスリがけ継続中。キットが大きいと削りがいがあっていいなぁ。
[2006.05.26追記] マルケン塗りの記事は2006/05/21あたりから見て下さい。
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2006/05/19 (Fri)
●マルケン塗りその4 今日すべき事は今日しよう、いつでもいい事は今日しようと思い返す今日この頃。
マルケン塗り続き。 昨日の状態からラッカーのつや消しホワイトをスプレーし、乾かします。触っても手につかない程度まででいいです。 さて、これから着色です。 ここからはアクリルカラーを使います。リキテックスとか持ってる人はそれでもいいらしいですが、とりあえず説明ってことで基本どおり行きます。説明書の指定色そのものがあるし。 アクリルカラーはアクリルカラー:溶剤を1:2くらいに薄めます。普段筆塗りしている人から見るとかなり薄めですね。 奥になる部分から塗って行きます。写真のキットですと、手に隠れた腹、ベルト、顔あたりですか。誌面では面そう筆で塗料を「乗せていく」という表現をしていますが、薄い塗料を塗ると毛管現象により溝に塗料がたまり、平面の塗料は薄くなります。これがしたくて昨日モールドを彫り込んだんです。はみ出さないように注意して塗って下さい。ここでの心構えは「筆ムラはカッコイイ」えす。意図しない筆ムラが自然な塗装を生み、いい感じに自然になります。あとで。塗料が薄いので面そう筆を水でバチャバチャ洗ってティッシュでふくだけで塗料を落とせるので、アクリルカラーは面そう筆一本で足ります。 ここではみ出た所はGSIクレオスのベースホワイト1000を筆塗りして消します。フィギュアによっては階級章等、白いほうが良い所がありますが、それはこの時点でベースホワイトで白くしておきます。
このあとベースホワイトでドライブラシをするので、アクリルカラーをよく乾かします。
あー、文に書いてみて改めて意識しましたが、「乾く」というのは「手で触っても平気なレベル」と「塗料としての乾燥レベル」の二種類がありますね。無意識的にやってたという以前に当ページでは一日に塗装にかける時間が限られる為に乾燥時間は実質翌日までの23時間程度確保出来るんですよ。
今日のメイドさん すみません、今日は風邪をひきました。朝から力が入りません。なんか体力を激しく消耗するタイプの風邪みたいです。 なので、今日はヤスリがけを継続。
[2006.05.20追記] あ、やっぱり手で触ってつかない程度で次工程に進んでいいです。
[2006.05.26追記] マルケン塗りの記事は2006/05/21あたりから見て下さい。
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2006/05/18 (Thu)
●マルケン塗りその3 昼食をとり昼寝して起きたら喉がはれてた今日この頃。風邪か?
マルケン塗り、今日は彫り込みをします。 ArmourModelling誌2006/02月号付録DVDでは彫刻刀の三角刀を改造した専用彫刻刀を使用していました。...って、初心者に説明しているのに、どこにも売っていない自作工具で加工します、なんて説明の仕方あるかい!形状としては、三角刀の角を2mmほど残してあとはグラインダーで削ったもの。昨日の写真に写っている精密ドライバー、実は試しに作ってみたんですが、+ドライバーを削ってV字のノミを作ってみたんです。まぁまぁでした。 当ページとしては、いっその事デザインナイフ一本でどうにかしてみますか。 っていうか、最近のタミヤやドラゴンのキットは精密でエッジも出ているので、あえて彫り込まなくてもいいような気がします。とりあえずパーティングラインさえ消えていれば。 説明によると、マルケン塗りは下地に最も時間をかけるような事が書いてあるので、気が済むまで彫り込みましょう。 そしてそのあと、またつや消しホワイトをスプレーして全体的に白くします。
今日のメイドさん エアブラシのハンドピースの中が汚れているらしく、白を吹くと黒いカスがいっぱい出てきます(泣)。なので今日は時間をかけてハンドピースの清掃。普段からちゃんと(以下略) 両足の間のエプロンをタミヤアクリルのフラットホワイト+同溶剤でエアブラシ。なんかまだ汚れている気がしますが影になるのと手で隠れるので暗めの方がいいかも。 で、瞬間接着剤で下半身左右を接着。 つなぎ目をタミヤ光硬化パテで埋め。240番の耐水ペーパーでヤスリがけ。 たぶんこれが土日くらいまで続きます。
[2006.05.26追記] マルケン塗りの記事は2006/05/21あたりから見て下さい。
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2006/05/17 (Wed)
●マルケン塗りその2 人に霊感のある人と無い人がいるように、カメラにも霊感があるカメラと無いカメラがあるんじゃないかと気付いた今日この頃。NGワード:故障
たてがみ屋さんの2006年5月17日で「アーマーモデリングを読んでもマルケン塗りが良く分からなかった」とありましたので、じゃあ判る範囲で書いてみましょうか。 昨日ラッカーでつや消し白を吹きました。これはこの後で上からアクリル塗料で色を塗るので、わざわざラッカーで下地を塗っています。なぜ白なのかというと、アクリル塗料を塗ったあとでラッカーのベースホワイトっていうか白でドライブラシしてアクリル塗料を溶かしつつ下地を出す為です。全体の色調を明るくして、空気遠近法のように大きいものを遠くから見たら淡くなるという効果を狙ったものです。 で、昨日書くのを忘れていましたが、最初にパーツを全部接着します。バリ取りとかはまだしません。その上から昨日のようにラッカーのつや消し白を吹きます。このあとバリをデザインナイフや彫刻等で削って行くわけですが、とりあえずバリや傷が見やすくなればいいので白はそれほど丁寧に塗らなくてもいいです。ガンプラみたいにサーフェイサーを厚塗りとかもしません。 で、バリを削るわけですが、見えない所は塗れないし、塗れない所は見えないので、そういう所はバリも削りません。見えない所に時間をかけるよりも見える所に時間をかけたいです。 それと同時に、ポケットや襟や階級章や髪等、絵に描いたらここに線を引くと思われる境目の所をデザインナイフや彫刻等で削り込み、エッジを際立たせます。この溝部にあとで塗るアクリル塗料が毛管現象で溜まります。なので、モールドやエッジが丸く甘くなっている所は削り込んで別部分って感じにします。最初に全部接着した部品の境目とかもアクリル塗料が溜まる所ですね。 とりあえず今日の写真はバリ取りをした所まで。このあとエッジを立てて行きます。
今日のメイドさん 今日も絵的に変わらないです。 400番の耐水ペーパーで全体をやすりがけ。この段階でのショリショリとした削れ具合が結構好きです。 何カ所かまたパテ埋めしたい所が出てきましたが、とりあえず両足の間のエプロンを先にやってしまいたい所です。明日あたり色を塗ってしまおうか。
[2006.05.26追記] マルケン塗りの記事は2006/05/21あたりから見て下さい。
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2006/05/16 (Tue)
●マルケン塗り よそのblog見て雑誌の発売日を知る当方です。こんばんは。
ここ二、三日、「マルケン塗り」でググって来る人が多いな...なんて思っていたんですが、今月のArmourModelling誌の筆塗り特集のトップがマルケン塗りだったんですな。...って、ググったらうちが一位じゃないですか。ミリタリーモデラーの皆さん、何やってんですか! まぁ今でこそ3,740件もヒットしますが、去年の今頃は6件しかヒットしませんでした。それも「なんちゃってマルケン塗り」とか「マルケン塗りの流れをくむ」とか「マルケン塗り風」とかばかりで、じゃあマルケン塗りって具体的にどう塗ればいいの?という情報がまるでありませんでした。ArmourModelling誌2004/08月号が数少ないソースというか。今でこそ2006/02月号付録DVDという良い教科書がありますが。ArmourModelling誌の誌面での紹介は、なんか見るたびに進化している気がします。基本的な工程は同じながら、クオリティがどんどん上がってきているというか。あとこれ、実際に誌面を見て試してみると判るんですが、いくつか工程が足りません(笑)。行間を読む必要があります。そのへんは失敗しながら考えましょうという事なんでしょうけど。全てが全て1から10までオンブにダッコという事じゃないのね(苦笑)。 ちなみに初めてマルケン塗りで塗ったのがこんな感じ。次がこんな感じ。あとこんな感じとかこんな感じとか。だからそっち方面のミリタリーの何たるかが判っている上手い人がWEB上で塗装講座をやってください。
で、先日組んだ1/35御一行と塗らずに放置されていたのを塗ってみる事にします。今月号ではGSIクレオスのベースホワイトスプレーとなっていますが、以前の誌面での準備品だったGSIクレオスのラッカーのつや消しホワイトスプレーがまだいくらか残っているので今回はこれで下地を。過去の経験から下地が完全に乾いてからやり始めた方がよいという事が判っているので、この状態で明日まで置きます。
ちなみにマルケン塗りの魅力と言えば、「早く塗れる」事です。簡単じゃなくてもいいからとにかく早く塗る方法を模索する当ページとしてはかなり魅力的な塗装法です。人が模型を積みっぱなしの言い訳第一位として「時間がない」というのがあるので、時間短縮は言い訳を言えなくする...じゃなくて手を動かす人の人口増加に有効だと思うんですよ。
今日のメイドさん ちゃんとやってますよ(笑)。絵的には昨日と同じです。 240番の耐水ペーパーで段差消し続き。今日でだいたい段差やデザインナイフ跡は消えました。 次に400番で光硬化パテを盛った部分の余分を削り。 あとは全体を400番くらいでやすって塗り始めます。 ところでおとといの仮組写真ですが、胸元のリボンと言うか通信機がないです。記事をアップしたあとで気付きました。一日探して、なぜかペン立ての中に落ちてました。何故...。
[2006.05.26追記] マルケン塗りの記事は2006/05/21あたりから見て下さい。
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original CGI : めもCGI by Chama-Net modified: T.Akiba
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