2007/04/21 (Sat)
●つっぷしてねる久々に会社から帰ってきて疲れてそのまま寝た今日この頃。 昨日紹介したトンデモ紹介の古典奇妙な論理Iですが、Iがあるなら奇妙な論理IIもあるわけで。Iを和訳する際に「いくらなんでも、これを信じるバカはいないだろう」と和訳から除外した章も読んでみたいとの生暖かい声に答えての続編。つまりUFO、ダウジング、ホムンクルス、ソ連の疑似科学者、アトランティスとムー、ピラミッド黄金律、脱眼鏡、性理論、非A理論、そして性格判断などを紹介しています。なにげにこの本の方が現在の日本で大人気の分野が集まってる気がします。 前書と比較すると「なんでこんなの信じちゃったの?」って感じでその信じた理由とか分析するのにウンザリしてきますが、そういえば昨日言いませんでしたが、この本って原書が1952、社会思想社で和訳されたのがamazon中古情報で1980年、少なくとも1989年に文庫版が出たのは確か。原書が出た時には既に嘘だと判明している事でもかたくなに信じる人たちが紹介されていましたが、彼らは現在でも健在という所に「真実か偽りかってのは実は信念に対してさほど重要じゃないんじゃないか」と思えてきます。むしろ「自分は何を信じたいか」にかかってくるというか。 進化論について時々間違って覚えられている事ですが、たとえばキリンの首が長く進化したのはたまたま首が他のキリンよりも少しだけ長く生まれたキリンが木の上の方の葉を食べれたから首の長いキリンが生存競争に勝ったという事ですが、その首が長いというのは生まれつきの事であって、平均的な首の長さのキリンが努力によって首を伸ばしたとしても子供には遺伝されないという事です。努力による優秀な親の子供が優秀だったならば家庭環境による物でしょ、と。 しかし努力により能力を高めるその人の姿は美しい、同士よ努力をしろと訴え続けるスターリン政権下に於いては革新は生まれつきで決まってるという絶望的な進化論は受け入れるわけにはいかず、ルイセンコの陰謀によるまともな生物学者の収容所送りなどの政策によりソ連の遺伝学は大幅な後退をしたというのは、現状認識も含めて冷戦下の米ソ事情で多少バイアスがかかってるけど、科学面から見た共産主義批判として興味深いところです。 そういえば以前紹介した非(ナル)Aの世界の著者A.E.ヴァン・ヴォークトですが、1984年にNull A3を書いたっぽいですが、奇妙な論理執筆時点では一般意味論(非A理論)は飽きちゃってて(笑)、催眠療法とか出生前記憶とかそっちの方のダイアネティックス運動のカリフォルニア支部長に収まっていたそうな。人生いろいろです。 今日のマナさん マスキング続き。 マスキングで難しい所は角、曲線、段差ですが、角は昨日紹介しました。今日は段差を。 段差の下側をマスキングするのは楽なんですが、上側(写真だと根元側)をマスキングするのは、巻いたとしても上手く巻けません。また切片が斜めなので、簡単には巻けませんし。 そういえば言うの忘れてましたが、マスキングテープを使う際はハサミで両側を切り落としてから使っています。どうしてもホルダから切り取っただけでは端面がギザギザしてるし。 貼る部分におおざっぱに巻き、段差に沿って爪や爪楊枝等で跡を付けます。この際に同じ部分が何重にも巻かれないようにします。二重でも嫌なくらい。 そしてマスキングテープの上からデザインナイフの刃を当てて切ります。この刃はなるべく新品、交換したてが良いです。切れない刃で力を入れて切ったり押し付けたりすると、せっかく塗った塗装面やパーツを傷つけます。今回は塗ってんだか塗ってないんだかわからない状態ですが、時には既に塗装済みの上からマスキングする事も多々ありましょう。この新品のデザインナイフの刃というのは恐ろしくよく切れ、軽く刃をマスキングテープに当てただけでスパッときれいに切断出来ます。良く切れるのでパーツに無理な力をかけずに、またたとえ傷がついたとしてもきれいな細い直線傷が付くだけなので比較的目立ちません。しかし... このパーツに刃を当てるという行為は何となくせっかく塗った所を駄目にしかねない気がして、ちょっと勇気が要ります。だけど切れる刃でやてば大丈夫だって。切れない包丁は危ないというのと一緒で(多分)。 そうして切りカスを除去したのが今日の写真。きれいに段差の上部分だけマスキングされています。 そのほか、例えば波形の部分にマスキングしなければならない場合とかは昨日紹介した細かい三角をひたすら貼ってってもいいんですが、ばーっとマスキングテープを一枚貼ってデザインナイフでニョゴニョゴ切ってった方が時間短縮になります。場所にもよるけど、出来そうなら積極的にやってみるべきです。 あと昨日言うの忘れてましたが、マスキングテープというのは貼ってから日数がたつと端とかがだんだん剥がれてくるので、貼った当日に塗装するのが良いとされています。しかし普段無い時間の合間を縫って模型やってる日常を考えると当日塗るなんて無理な話っていうか一日中模型やってる先生方のお言葉が「あれ?ちょっとおかしい事を言ってるぞ」と気付く瞬間というか、まぁそんな事はどうでもいいですが、塗装直前にもう一度ちゃんと貼れてる事っていうかテープが浮いてないかを確認してから塗装する事を忘れないようにしましょう。何度か忘れると体で覚えるけど。
2007/04/20 (Fri)
●と雨の中休みな今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。マーティン・ガードナーと言えば宇宙論や相対性理論の入門や簡単な解説書の著者押して有名ですが、今月第一週くらいで奇妙な論理Iを読んでました。最近売ってるのは2003年に出た早川版ですが、たしか1997年くらいに絶版になった別の出版社で出てたと思ったんですよ。その頃そっちで読んでました。友達に貸したら行方不明になってしまったんで、最近買い直しました。疑似科学やインチキ医療やオカルトを紹介する本です。米国で出た原本を和訳する際に二冊に別れたんですが、最初はこのIだけの予定だったようで、たしか古い版のあとがきには原本の中から「これはさすがに信じるバカはいないだろう」と思われる章を抜いたものと書かれていました。。つまり地球空洞説、聖書を文字通り信じる人々、反相対論、進化論を信じない人々、自然医療からインチキ医療、出生前記憶、そして超能力が紹介されています。少なくとも江戸時代の昔から芝居では「偉い奴らの転落を笑う」という娯楽があったと記憶していますが、上記の疑似科学を信じる人というのは、例えばインチキ療法なら「いつも偉そうにしてる、あの医者の言ってる事は間違っていた!」という痛快な事に加えて、週刊誌や健康テレビ番組を見る事により自分で調べた感や自分は健康に気を使っている感が得られるという中毒性の魅力に取り付かれている感じがしますね。他には「真実とされている事は難しいから間違っている。自分は簡単な方を信じる」といった心理や「自分の信じる物は正しい。それに矛盾する物は間違っている」という心理が疑似科学に向かわせる根本にあるんじゃないかなーと思いました。疑似科学を紹介する手法としては、そのおかしいところを紹介するに留め、ここが変で正しくはこうだという具体例は少なめです。まぁほとんどは明らかにおかしい所ばかりなんでわかりますが。日本事情と米国事情の最大の違いはキリスト教の影響範囲だと感じました。聖書の内容は文字通り正しいから現実の方を修正するとする一派が現在も米国南部で活動中ですが、学校の理科の授業で創造論を教える法律を作ったり進化論を否定したりしているうちにソ連にスプートニクを打ち上げられて、こりゃ疑似科学をほおっておけないぞと思ってるうちにガガーリンは宇宙に行き、つまり米国が宇宙競争に負けたのは疑似科学を野放しにしてたから正しい科学が遅れたんだという事が書かれていて興味深かったです。ちなみに高度な科学力があったとされるナチスドイツが戦争で敗れたのは科学の裏で疑似科学が広く信じられてたからだとか。疑似科学は国を滅ぼすのだ!まぁ日本人もダビンチコードを信じてたり脳内革命を信じてたりする人がたまにいるから、跡を追ってるのかも知れませんが。今日のマナさんえー時間がないので今日はチャッチャといきます。マスキングの話。当方のやってる水性塗料での塗装は基本的に吹いた塗料が毛管現象でマスキングテープの裏側に回り込んだりする事が無く、ただ上に何か置いてるだけでいいので、この手法はラッカー塗料では応用出来ないと思います。逆に言えばこれが水性塗料の魅力であり、完成時間短縮に効果絶大な所であります。服の襟とか胸の部分で細かい所をマスキングしましょう。このスペースちょうどを覆うマスキングテープがあればいいんですが無理な話なので、そこを普通のマスキングテープで覆います。マスキングテープを適当に切り、手のひらや手の甲に貼り、油やケラチンをマスキングテープに付けて粘着力を弱めます。そしてマスキングテープを三角に切ります。角度は適当です。これから貼る部分の角度の半分以上、全部以下と言った所でしょうか。マスキングテープを三角のどちらかの辺に合わせて貼ります。先端や横に隙間が出ないように気合いを入れて貼ります。春と来は爪楊枝でマスキングテープを奥に差し込む感じで貼るといいかと。その上から重なってもいいんで逆側の辺に合わせてマスキングテープを貼ります。つまり、一つの角は二枚のマスキングテープで貼っていくという事です。45度の角も90度の角もそれ以上もそれ以下もです。2枚以上でもいいけど。あとは同様に爪楊枝で角に差し込む感じで貼り、貼り、残りを細切れのマスキングテープを差し込みつつ表面を覆っていったのが今日の写真。塗料が毛管現象でマスキングテープの裏に染み込まないので、これで十分なんです。
2007/04/19 (Thu)
●00834月でも山に雪降る今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。 お便りコーナー。 毎度お馴染みたてがみ屋さんの2007年4月19日で昨日の肩パカを捕捉いただきました。 グレーに合うスジ彫りの黒というのも難しいですが、逆にスジ彫りの黒に合うグレーで塗るというのはどうでしょうか。パステルカラーの灰色とか。 一粒の砂さんの2007/04/13で先日のニュースサイト私信関連に付いてコメントいただいていました。誰もリファラ残してくれなかったんで気付くの遅れてました(汗)。 今日のcaprinのヲタ更正日記さん経由で酔拳の王 だんげの方さんの2007-04-18でもニュースサイト反応まとめがありましたが、いろいろ統合すると「よくわからない」と「どうでもいい」ってことでしょうか(?)。 これに正しい答えがあるとして、大多数の閲覧者がそう思ってたと仮定してみましょうか。その先にサイトの淘汰があったら面白いかなぁと。私信があった方が人気が出たりとか、私信のないストイックな硬派ニュースが人気が出たりとか。あーいつもFireFoxで見てるブックマークバー上のRSSなasahi.comのニュースに私信があったらかなり嫌だなぁ(苦笑)。 この話題を展開する際に「ニュースサイト」と「日記サイト」、私信を書いた人が「ただの人」と「有名人(芸能人または著名人)」で全然結論は変わってきますが、それらをごた混ぜにしがちだったのはちょっと失敗だったかなー。有名人なら私信こそ価値があるっていうか。 今日のマナさん 今日は全体的に下地にタミヤアクリルのフラットホワイト+タミヤアクリル溶剤を1:2でエアブラシしてみました。 サフを吹く習慣の無い当方ですから、このフラットホワイトがサフだなんて言うつもりは無いですが、この白の隠蔽力はなかなかですよ。 先日もフラットホワイトを吹く意味を適当に書いてみましたが、結局の所、なぜ吹くのかっていうのは...この質感が好きなんです、という、ただそれだけの理由です。全体に強く影響を及ぼす事をそんな適当な理由でいいのか...まぁ、それが味だし。
2007/04/18 (Wed)
●かたぱか菜種梅雨と竹の子梅雨の間らしい今日この頃。竹の子梅雨なんて言葉、初めて聞いた気がします。 先週、土日で何か別に作らして下さいと書きましたが、こないだの日曜はGM改の肩を開いてました(笑)。あと胸板を平らにしたりとか。 わたしはセンチネル連載中はMGを読んでませんでしたが、気付いたらSガンダムのプラモとかバラバラにしてたという世代なので、なんとなく分割してそうな場所は分割してしまうという習性があります。 肩のパーツが左右同じっぽかったので、あとで複製すればいいやって感じでニコイチにして、裏側の足りない部分をエポキシパテで埋めてヤスリがけしてみました。 あとこの盾、表の覗き穴下の丸いくぼみと裏の覗き穴下の丸い突起が一直線じゃないんですね。写真で覗き穴下に穴が2つくっついて開いてるのはその為です。 まぁちょっと満足しちゃったんで、残りはパーツの合わせ目消しでもしましょうか。 今日のマナさん 当ページは先日から何をノソノソやってんのかって事ですが、実は目の描き方の別ページを作ってます。今。写真は全部用意出来たんですが、文章の量が結構あって、なかなか完成しません。 その完成を待って目を塗ろうかと思ってたんですが、もうこれ以上引っ張るのは無理があるので少し進めます。 わたしは目は比較的早い段階で塗るようにしています。なぜか。目の塗装に熱中してると余計な所を汚してしまう事があるからです。わたしは。ほほの上の方とか、目尻の横とか。なので後戻りしやすいように早いうちに塗っとくようにしています。 今日は目を保護するシールを作ります。 目にマスキングテープを貼ります。写真はタミヤの6mmテープです。 目のくぼみに沿って爪楊枝で跡を付けます。眼球部分にしわが寄らないように気をつけます。 跡に沿ってペンで線を書きます。今回はコピックMULTILINERの0.05mm黒で。どっちが左右か書くとあとで上下左右がわからなくなっても平気です。 パーツからマスキングテープを剥がしてカッター板に貼ります。 デザインナイフで線に沿って切り抜きます。目のくぼみの内側に線を引いたのか外側に線を引いたのかで違ってきますが、今回は眼球側に線を引いたのでこういう残し方をしてます。カッターの刃はマスキングテープの上からカッター板を押し付けるように切っていきます。これだとカッター板が悪くなるけど。 シール完成。目を描いたあとでこのシールを目に貼り肌色を塗装します。 ということで。
2007/04/17 (Tue)
●ハンドピースの洗浄長崎市長銃撃事件で報道ステーションの「事前に犯行声明が来てました」で「知ってて黙ってたのか」の電話があったみたいで「やっぱ犯行声明じゃなかったです」の訂正があったのと、NHKの19:55頃銃撃で20:02ニュース速報で早すぎる件って何か関連があるのだろうかと思った今日この頃。今日は溜まった代休の消化って事で会社を休んだんですが、朝起きて布団の中で伸びをしたらふくらはぎが吊って本日は終了〜。昼過ぎまで寝ました。って、夜になってもまだ痛いですよ。夕方ちょっと外で仕事したら普通に歩ける程度でしたが。三日くらい痛みが続くんだろうか。最近休日は何をしてますか?と聞かれたら部屋の片付けですと答える当方ですが、そんななのでそれからずっと本とかスキャナで撮ってpdf化してました。pdf化した本はシュレッダ〜。あいたスペースにスキャナで撮りにくい本を突っ込めば、ぐんぐん片付けが進みます。いい感じだ。まぁでも「休日は片付けとかですね」と答えれば「偉いねぇ」と言われたりしますが、pdf化は電気代以外はほとんどかからないし、お金の無駄使いしなくていいです。もう物が部屋にあふれすぎてて物を買っても置く場所が無いという事でウンザリして物欲がほとんど無い状態ですが、部屋が片付いた時にはまた物欲が復活するんだろうか。今日のマナさん昨日の続き。ちょっと暗めにするという事で、GSIクレオスの水性カラーのマホガニー+ブラック+タミヤアクリル溶剤を2:1:3でエアブラシ。なんか明るめに写ってて昨日とあまり変わらないですが、実物はもっと暗いです。さて、ガレージキット製作入門とかでエアブラシ当然って感じなページは多々あれどあまり触れていない事に、ハンドピースの洗浄があります。色を変えたり一日の終わりには必ず行います。色替えの度にやらないと前の色が後の色に影響し後の色が濁るし、一日の終わりに洗浄しないと翌日使おうとするとニードルが固まって洗浄が大変になるからです。ハンドピース洗浄を紹介しないのは...多分地味で面倒だから、あまり知らせたくないからじゃないでしょうかねぇ。慣れるとイタリアの福祉公社の子が銃を分解組み立てするくらい無意識的にやるようになれます。本当は塗りはじめ初日から映像化をしようと思ってたんですが、いつも毎日何度もやってる事でもいざ記録に残すとなると緊張しちゃって(笑)いつもやらないような無駄な動きや手順の間違え等があって紹介出来てませんでした。今日、普通に取れたんで紹介しましょうか、水性カラー使用後のハンドピース洗浄。QuickTimeでH.264なMPEG4で3分5.6MBあります。いろいろ汚いのは気にしないで下さい。見所:00:00 開始。コンプレッサは動作中です。00:03 ハンドピースのカップ内に残っている塗料を捨てる。00:27 カップの洗浄。00:50 ノズルの洗浄。01:10 ニードルの洗浄。下手に触ると曲げたり手に刺して危険だから触るなという意見もあるけど。01:17 コンプレッサを止める。ニードル洗浄は続く。01:31 ハンドピース内の清掃。内部に入れている液はタミヤアクリル溶剤。02:22 ニードル復帰。02:30 ノズル復帰。02:40 コンプレッサ再始動。内部の溶剤を抜くと同時に汚れた溶剤の除去。02:45 カップ復帰。02:51 ニードルのカバー復帰。02:56 カップの蓋復帰。02:58 完了。ここで今日は終わる場合は最後にハンドピース内部にタミヤアクリル溶剤を入れます。内部が乾くと残った塗料が固まるから。2003年頃はもっと楽しい洗浄方法をしてたんですが、それはまた今度紹介します。[2007.11.27変更]映像の置き場所を変更。
2007/04/16 (Mon)
●かぶりスキャナの調整方法が少しわかってきた今日この頃。ES-7000Hのサービスマニュアル入手出来ないかなぁ...。今日のマナさん鞄の塗装を元に戻しときます。でも今度はちょっと明るめがいいな...という事で、マホガニーをレッドブラウンに変えて同手順でエアブラシ。先に言っとくと、マホガニーは半ツヤ、レッドブラウンはツヤありです。そしたらなんか木で作ったみたいに。じゃあ全体的に薄くマホガニーを吹いてみるかな...と思ってやったのが今日の写真。どんどん理想と離れていくっていうか、さっきのほうがマシというか。手を加えれば加えるほどおかしくなる事もあります。今がそう。デスマーチというかなんというか。明日、改めて陰影のメリハリを付けてみます。あ、普通雨の日は塗装は避けるべきとされています。空気中の水分が多くなると塗料のラッカー分と反応してしまいがちです。水分は天敵です。エアブラシをすると空気中を飛んでる時にラッカー分が水分の影響で膜状になったり細かいスポンジ状になったりして、パーツに付着すると白っぽく見えてしまいます。いわゆる「カブリ」という状態ですね。雨だからカブっちゃったよーというような表現をします。しかし水性だとそういう事にならないまたはなりにくいので、これから天気が悪い日が続きますがガンガンいけます。これが水性塗料のいいところです。
2007/04/15 (Sun)
●もっと気軽にドボンしようスキャナの読み取り面に汚れが付いているのに気付いた今日この頃。どれくらい撮り直せばいいんだ... オタ寄りお便りコーナー 猫鯖のパテ缶さんの4月14日(土)で私信についての話題にコメントいただきました。 でもまぁ現状でもブックマークしたり毎日巡回してくれている方もいらっしゃる事ですし、少なくともその方々には気にならない程度であると言えるでしょう。気になってるかもしれないけど(苦笑)ブックマークを消すほどは酷くないと。ここは甘えてみるのもいいかと思います。 今日のマナさん さー今日は楽しいドボンの紹介です。 レジンパーツを塗っていて、おーっと修復不能な感じに塗ってしまったーとか、マスキングテープを剥がしたら下地やサフもろとも剥がしてしまったーとか、乾いていないのにホコリや毛布の上に落としてしまったーとかいった場合。このキットは無かった事にして箱に閉まって押し入れの奥にしまってサヨナラ俺のメモリーとしてしまわないで、いったん塗装を落として最初からやり直しましょう。その塗料の中にパーツをドボンと漬ける事から通称「ドボン」と呼ばれている事です。 プラモデルとレジンキットの違いは、溶剤に漬けてもパーツが溶けない事でしょうか。レジンってシンナーで溶けないんですよ。柔らかくはなるけど。 ではやってみましょう。 容器を用意します。 今回はプラのコップです。 いつも飲料に使っているコップでは溶剤を入れるとなんかヤバそうなので、捨ててもいい容器という事で。 紙コップだと、数分は耐えられますが何度か使ったり長時間漬けてしまうとノリが溶けて漏れてしまいます。紙コップに対してはシンナー以外でも石鹸水やアルコールでも同様。 容器の大きさはパーツが入る程度の大きさです。 容器に溶剤を入れます。写真に写っているのは溶剤はGSIクレオスのペイントリムーバ。シンナー臭がしないので安心ですが、だからといって吸っていいというわけではなさそうなので、換気は十分に行って下さい。本来はオレンジ色のきれいな色をしていますが、ドボンを繰り返すとこんな色になります(泣)。 20〜30秒ほど漬ければだいぶ表面的な塗料は溶けるっぽいですが、きれいに落とすには歯ブラシなどでこすると良く落ちます。個人的には歯ブラシでこすると溶剤が飛び散るのであまり好きではありませんが。 綿棒でこする方が個人的には好きですが、あまりよく落ちません。 それで落としたのが今日の写真。だいたいこの程度落ちていればいい感じです。スミの方に残っていると、次に塗った時にその部分の溝が埋まっている事があってアレですが。 もっときれいに落としたいときは、きれいな溶剤をティッシュ等に付けて拭いて下さい。 残った溶剤はまた今度使うので、じょうごを使って瓶に戻します。テクニックのある人はそのまま戻してもいいですが。あと大きいゴミ等が瓶内に入るのが嫌な人は、じょうごの底にティッシュでも詰めて、ろ紙のかわりにして下さい。ちなみにこのじょうごは100円ショップで購入しました。 このドボンに使用した溶剤はドボン専用にしています。汚れるの前提での使用です。人によってはドボン液と呼んだりしています。機械屋では洗い湯(あらいゆ)と呼んでいるかもしれません。筆を洗ったり通常用途で使うときは他のきれいな溶剤を使っています。 最初にも言いましたが、溶剤にレジンを漬けっぱなしにしておいた場合、レジンがゴムみたいに柔らかくなります。笑えます。染み込んだ溶剤が抜ければまた固くなりますが、丸一日漬け込んだレジンが元通り固くなるまで一週間程度かかると思います。一週間漬けっぱなしだったレジンが元通りの固さに戻るまで何ヶ月もかかった経験があります。その時は逆に固くなった事に驚きました。 あとドボンした場合、ラッカー系の溶きパテやサフまできれいに落ちますので、サフ派の人はまたやり直して下さい。当方はサフは使わないので知ったこっちゃないですが。 一生懸命塗ったものに対して塗装を落とすのは、ちょっと勇気がいるというか、ガッカリする事ではありますが、駄目なものをいつまでもいじってる暇があったらドボンして最初からやり直した方が時間的にも練習としてもマシという考え方があります。 人によっては何か色を塗るのと同じくらい気楽にドボンしようと主張する人もいます。 まぁそこまで覚悟が出来なくても、失敗した時に何度でも後戻りできるという安心感があるのは嬉しい所ですね。