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2011/02/04 (Fri)
●ねもい ネタの神様はわりとギリギリになってご信託を出してくるから困ると思う今日この頃。
では加治木先輩使用工具一覧〜
大きい写真はこちら
1.エアブラシコンプレッサはクレオスのL10にハンドピースはタミヤのトリガ式。ハンドピースのニードルにリップクリーム塗るようにしたら塗料で固くなる事が無くなった。
2.超音波カッター 本多電子の。無圧でレジンを切れるので手が痛い時でも楽に切れます。あとパーツに圧を加えたくない時とかに便利。
3.綿棒 ドラッグストアの。耳ほじったりとかにも使える。
4.塗料捨て タミヤアクリル溶剤の空き容器。
5.溶剤 無水アルコール。ドラッグストアで売ってます。
6.溶剤 GSIクレオスの水性カラー用溶剤。なんか塗料が粘度高くなった時に瓶に入れてかき混ぜる。水は入れない。
7.マスキングテープ タミヤの。AIZU用にもケースが欲しい。
8.塗料 タミヤアクリルカラー。GSIクレオスの水性カラー。
9.紙ヤスリ タミヤのフィニッシングペーパー。使い古しばかり増えていく。
10.溶剤 タミヤアクリル溶剤。ホルベインの瓶に詰め替えて使用中。ゴムがもう限界通り越してやばい。
11.はさみ マスキングテープ切る用。
12.スポイト 塗料を瓶から移したりハンドピースに移したり。
13.カッター板 刃物はこの上で。だいぶ汚いので交換したいけどもったいない。
14.瞬間接着剤 100円ショップのキャンドゥの。キャップが黄色いのと透明のは同じなのかな。
15.塗料皿 GSIクレオスの。
16.デザインナイフ タミヤの。バリ削ったり。
17.歯ブラシ 削りカスを除去するのに便利。
18.面相筆 BUNSEIDOの。普通に模型店でうってるやつ。
19.マーカー コピックMULTILINERとコピックスケッチ。載ってないけどコピックMODELERも。
20.GMBタガネ スジボリ堂の。今回スカートの合わせ目のプリーツ削るのに使用。効果的だった。似たようなサイズの持ってるよりも飛び飛びで買った方が良かったかな。
そんな感じで最近インフルエンザとノロウイルスが流行していますが他人からうつされないように、他人にうつさないように、気をつけて下さいねー。
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2011/02/03 (Thu)
●加治木ゆみ 床屋のお兄さんがMr.カラーのフタをガスの元栓と表現してたのを思い出した今日この頃。
飛山商店さんの加治木ゆみ、ここらで完成にします。
加治木ゆみとは誰か。麻雀漫画「咲」に登場する人物で、幽霊みたいな後輩とともに主人公に戦いを挑む百合担当です。
昨日の状態から、目のマスキングテープをはがし、コピックMULTILINERでまつげとか肌色塗った時に薄くなった部分を塗り直し。
靴と靴下の堺やえり周りを制服の色にフラットホワイト混ぜて筆塗り修正。
ネクタイは水性カラーの紫にフラットホワイト混ぜて筆塗り。
なんか白い所がアレだなぁという事で、紫を溶剤で薄く溶いて面相筆で谷部分に塗料が残るように塗料を流し込み。ああいいなこれ。今度から白部分やべた塗り部分には必ずやろう。調子に乗って靴と靴下の境目とかも。境目が自然に見えるなー。
といった感じに完成〜
右前から
左前から
右前上から
左から
右から
後ろから
といった感じで原型師の方には完成を喜んでいただけました。よかった。
明日は使用工具一覧です。
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2011/02/02 (Wed)
●ゲシュタルト崩壊の時代 曜日も解らなくなった今日この頃。
マーキング年代記、こないだの続き。完結編。
Macを使っているとフォントをどこどこ入れていく事になりますが、そうなってくるとフォントの名前とフォントの形が混乱してきたり、使いたいフォントが入っているのかどうかわからなくなったり、不要なフォントがあったり、フォントのリストが長くなりすぎたりでアレなんです。MacOS7〜9はWindows3.1と違ってフォントフォルダの中のスーツケースをマウスでドラッグ&ドロップするだけで出し入れできたので導入が楽な反面、今のMacOSXのFontBookに相当するようなソフトがOS側に無かった為によくわからなかったんです。
しょうがないからフォントのリストを自分で作る事になります。A〜Zとか使用頻度の高そうな文字、文を打った時にどんな感じになるかの例を書体ごとにA5用紙に1ページずつ印刷していきました。なぜかレーザープリンタを持っていた当方はインクジェットよりもきれいなエッジで印刷できてました。
その紙に印刷したフォント見本の効果は高く、ぱらぱらめくって合いそうなフォントを探すのも楽しいし、しかし人によりフォントの重要視する所が違う為に、こればっかりは人の作ったフォント見本ではなく自分で作らなければいけません。現在インストールされているフォントの見本を印刷するソフトとかもいくつかありましたが、満足いく物は無かったし。
そんな感じでフォント三昧な日々を送っていたんですが、ある日、デパートにいったんですよ。具体的には藤沢のコスタっていうか今で言うオーパ。そしたら看板という看板、のぼりというのぼり、ポスターというポスター、見る文字全てがフォント名として脳に認識されるという事が起きました。書いてある文字ではなくフォント名が理解される。何が書いてあるのか全くわからない。わかるのはChicagoとかフォント名だけ。
これはダメだと思い、以降フォントに興味を持つのはやめようと思ったのでした。
現在ではもうフォントを見ても名前はわからないものばかりだし、フォント名が脳に入ってくる事も無く文字が普通に読めるようになっています。
これでフォントにまつわる一連の話は終わりです。
あと何か書こうとか計画していましたが、忘れたので思い出した時にでも。
今日の加治木先輩
髪を。以前プラカラー紫問題に付いて書いた事がありますが、紫って赤に近いのから青に近いのまで、水色に近いのから紺色に近いのまで、いろいろありますよね。プラカラーを見てみると、そのものズバリな紫、すみれ色、なんとかブルー系とかありますが、他の色と比べて紫って全然バリエーションが無い気がします。茶色系とかは戦車とかの関係で豊富にあるけど。なので紫は自前で混色するスキルを身につける必要があります。
今回はすみれ色が自分のイメージに一番近かったので、たまたまこのまま行きました。普通に薄めにエアブラシ。最初はすみれ色を下地にしてべた塗りし、影部分を濃い色で塗ろうと思ったんですが、すみれ色だけで濃淡をつける事にしました。なんとなく淡くしたかったし。
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2011/02/01 (Tue)
●WF前情報 物を探しながら部屋を掃除してたらかなりきれいになってしまった今日この頃。
さて、ワンフェスに参加される方はディーラー情報の収集に余念がないと存じますが、今日はディーラーリンクの紹介。
当ページではおなじみのカトちゃんのサイトでWonder Festival 2011 Winter美少女フィギュアディーラー特化型参加ディーラーリンク集(卓番順)が。
徒弟さんがふぁぼったーでtwitterアカウントを持ってるディーラーで卓番tweetした方のワンフェス2011冬 卓番リストを作られています。
あとfg(要アカウント)でイベント情報 ワンダーフェスティバル 2011[冬]がありますが、こちらはあまり活用されていない模様。それよりも「WF」「WF」「ワンフェス」「wf2011w」「WF2011冬」に各タグでタグ検索した方が手っ取り早いというのもあるけど。
今日の加治木先輩
昨日接着した所、よく見たら隙間があったので、朝に再度瞬間接着剤を流して隙間埋め。
帰ってきて、足とスカートの間に紙をはさんで保護し、瞬間接着剤がはみ出た所をデザインナイフで削ったり耐水ペーパーでやすったり。
せっかくスカートがエッジが出ているので、合わせ目が自然になるようにBMCタガネで谷部分をエッジを立ててみる。わりと楽しい。
で、下地の色を吹いて確認、削り足りない所を削って下地吹いてを繰り返し、いい感じになったらスカートを再度着色。あと上着の肩とか脇の下とかもパーツの合わせ目が連続した色になるようにエアブラシ。
なんか細かい所に色が塗れてない所があるなー。
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2011/01/31 (Mon)
●エアちゃんのエアブラシ塗装ガイドブック基礎編 発売 無理矢理休みにしてみた今日この頃。
GSIクレオスよりエアちゃんのエアブラシガイドブック 基礎編が発売されました。初回限定フィギュア付きは1500円。フィギュア無しは800円。ボッタクリ転売屋で買うと2500円以上。あんまりamazonが高い場合は楽天もあるけど、模型店で買えば送料かからないしお得なのでオススメ。
注文したのは2009年10月なので28ヶ月ですか。イラスト描いた方のblog見ると6回延期されたと書かれているので色々大変だったと思いますが、発売まで期間が長いと本作ってる間に新製品はでるは瓶の形が変わるはでアレだったのではないかと。初回得点にフィギュアって2009年の感覚だし。
内容的には漫画は無く、写真で各工程を説明する感じで解りやすくなっています。さすが塗料とハンドピースとコンプレッサー作ってる会社の本は違うぜっ。マスキングテープ以外なら何でもそろう所が強みですな。
きれいな塗装の仕方の基礎が書かれているので、自己流で勉強してきた方も一般的な広い知識を再確認する意味で一読してみてはいかがでしょうか。
今日の加治木先輩
やばいー。一応金曜日完成予定なんですが、もう月曜日ですよ。
スカートを下半身に合わせて接着し、両腕も胴に接着してみた。ああやっぱり接続した所が色の境目になってるなぁ。ここちょっと塗り足します。あとスカートの合わせた隙間が気になる気がするのでどうにかしたい。
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2011/01/30 (Sun)
●漢字Talk7の時代 モバゲーのエバ三号機に乗るゲームのCMを見ると死ねって言われてる感じがする今日この頃。
マーキング年代記、今日はMacintosh用OSである漢字Talk7の話。 昨日次回予告とした\TeXの話は昨年してました。忘れてた。
さて、うまい事やってMacintoshをゲットした当方。 旧MacOSというのはフォントをスーツケースという単位で管理しており、スーツケースの中にビットマップフォントとベクトルフォントというかTrueTypeフォントを持っていました。大きい文字を表示する時はベクトルフォントできれいなカーブを描き、小さい文字を表示する時はベクトルフォントをそのまま小さくすると文字が潰れたり小数点丸め誤差みたいなのが出てくるので、小さい文字を表示するのに特化したビットマップフォントを、文字の大きさの種類の数だけ持っていました。
Windows3.0Aと比べて漢字Talk7の良い所は、プリンタが300dpiなら300dpiで文字を印刷できた所ですね。 当方は最初の頃はEPSONで出してた、PC9801用っていうかセントロニクスのコネクタを持ちESC/P制御コードで動くプリンタをMacintoshで動くようにする変換のケーブルを使用していました。EPSONLinkだったっけ? EPSONPrintだったっけ?。それを使ってCanonのBJ-10vをつないでました。
Macintoshを使い始めてから、周りの人に「急に上手くなった」と言われるようになりました。Macintoshは人の可能性を必要以上に引き出すと言われていた時代でした。プロによる良いお手本を見せ、それを再現する手引きと、作るソフトを提供する。当時のMacintoshは環境であり、人を育てる場だったんですよ。お客さんを将来的にリピーターにさせるビジネスモデル。
さて、漢字Talk7やApple製プリンタを購入した際に付いてくるドライバディスクに付属のフォントはわりと使えるフォントが多く、その点でもWindowsのような色々試したけど実質MS明朝MSゴシック以外は色物で使い物にならんという状況にはならず、わりと良い環境でした。WindowsはWindows付属のフォントでMicrosoftロゴやWindowsロゴを書けなくても、MacintoshならApple製プリンタ付属フォントでAppleやMacintoshと書けるんですよ。いや、細かい所を言うと微妙に違うみたいですが。
ちょうどその頃、インターネットが一般人にも普及しだそうという頃。まだ通信速度も遅く、通信費用も時間いくらで一般的な電話と同じ料金を支払っていた時代。ネットから大きいファイルや多量のファイルをダウンロードするのが大変だったので、米ユタ大学が中心になってたっぽいInfo-Mac FTPサーバをCD-ROMに焼いたのとかをありがたく利用していました。そこに収録されていたフォントが数も多く便利でした。
この頃、LCシリーズの登場などでMacintoshの値段が急に下がった事でデザイナーの間でも急に普及しだして、若者が出入りするデパートなどでは建物内の看板、ポスター、のぼり等がMacintoshでデザインされるようになりました。当然フォントもMacintosh用のものが使われるわけですが、面白い事に、Macを使い始めたデザイナーはChicagoを多用する傾向にありました。その後、フォントをネットから探し始めるとdragonwickを使い始める傾向にあります。なんでかよくわからないけど。ある程度慣れてくるとHelveticaを多用したり。このへんは一種の通り道ですね。
そんな感じでWindows95の出現まで、ポスター作るならMacOSという状況は続くのでした。
今日の加治木先輩 制服を塗っていきます。昨日塗った手をマスキングテープでマスキングし、タミヤアクリルのフィールドブルーでエアブラシ。当ページでは塗料瓶を間違って2本買ってしまった事からフィールドブルーを多用してきましたが、今回で多分この瓶はカラになります。 このあと胴に両腕を、下半身にスカートを合わせて接着して合わせ目を消す為にある程度塗料が落ちるわけですが、合わせ目が消えたらまた塗り直します。っていうか軸打ちの針金刺した所が貫通ギリギリで表面が盛り上がってたのを発見したので修正しないと。
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2011/01/29 (Sat)
●Windows3.0Aの時代 頭を切ってきた今日この頃。さっぱりした。
2年半ぶりにマーキングの話をします。ここまでのあらすじは2010/02/26の記事にリンクがあります。それ書いて1年近くも忘れてた。
世の中はMS-DOSが4.0や5.0になりメモリの拡張に技術が向かうようになった1992年?頃、Windowsがようやく大々的に売られるようになりました。Windows3.1が最初のヒット商品になりましたが、あまり知られていない所ではEPSONがPC-386用にWindows3.0Aを出していました。
EPSONのWindows3.0AはNECの3.1と比べてあまり違いは無かったものの、付属にMS GOLFとかゲームがいくつか付属していました。この時代のMS GOLFはまだLINXを買収する前のものなので現在のMS GOLFとは系統が違い、あまり難しくない割に遊んでて楽しいゲームバランスでした。
話を戻って、3.0Aや3.1。これでMacに勝てると意気込んで登場したけど実際の所は現在のWindowsのスタートメニュー以下の使い勝手というか、ランチャをOSと言い張っているような感じで、競合商品はどちらかというとMacよりもMS-DOS上で動くメニューソフトやランチャソフトでした。
さてこの3.0A。フォントでベクトルフォントのものがありました。MS-DOSがビットマップフォントだったのでこれには驚きました。MS-DOS用のワープロソフトでは通常、文字を拡大したらドットも大きくなる。それを回避する為にCanonやEPSONのレーザープリンタなどではプリンタ内臓フォントで印刷する事できれいな文字を印刷したり、ワープロソフト独自のベクトルフォントを別に買って印刷したりしていました。ワープロ専用機ではPanasonicのだとやはり内臓でベクトルフォントっぽいスムージング技術できれいな文字を印刷できていました。
Windows3.0Aの場合、ベクトルフォントで印刷する事で文字を拡大してもドットがそのまま大きくなる事はなくなりました。いま変な言い回ししましたが、ドットは大きくならないけど、ドットの大きさは同じというか、印刷時のDPIが大きくて、やっぱりドットが目立つというか、スクリーンフォントのエイリアス処理されていない感じの文字で印刷できました。
これ、本とか作っている人からは鼻で笑われましたが、MS-DOSで文章打ってた人からするとかなり画期的な事で、かなり興奮したものです。
ちなみにベクトルフォントだったのは英文フォントのみで、日本語フォントはビットマップだったと思った。なんとなく日本語でロゴ作ろうとして何かの理由で仕方なく英語のロゴ作った記憶があります。
その後の3.0Aですが、出始めはソフトもそろってなかったし、まだまだMS-DOSで作業した方が早いし快適だし使い勝手が良かったので、MS-DOSが駆逐されるWindows3.1 OSR2までWindowsの使用は待たれる事になりました。3.0AももちろんGOLF以外は残念なOSだったので、あまり使われる事もありませんでした。
次回は\TeXの話でもしましょうか。
今日の加治木先輩
手を塗り直しと言う事で、下地の白を吹いて、乾かしてから肌色をエアブラシ。肌色はやや多めに作っておいて良かった。多めと言っても手をエアブラシで塗るだけなので5滴もあれば充分なんですが。
最初に塗った時はマスキングとかちゃんとしてましたが、どうせ紺で塗っちゃうんだろうと言う事で今回はしませんでした。手抜きですな。
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何かありましたら twitterの方がメールよりも繋がりやすいです。
WonderFestival2017s イベントレポートリンク集 常時リソース不足さんでWonderFestival 2017 [Summer]が。 モケイレポさんでワンダーフェスティバル2017夏レポートが。 [new 2017/08/2] last update of this area : 2016/12/20 00:51:32
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