Be going to catch and release minor intention.

とあるひのコタツガ


2007/03/26 (Mon)

時間の確保
RSSで常時引っ掛けてるアキバ人ブログさんの記事を読んでえーと思わず声が出た今日この頃。


猫鯖さんでレポサイトのタレコミいただきました。いつも見てますよ。


すくけんさんのたけ。の2007WF夏 製作記録はコチラの2007/3/26で光硬化パテで(略)を紹介&実践していただきました。WF2007夏に向け、がんばってください。


今日のマナさん
さて、もう少し。今日はバランスの話。
このマナのキットの場合、仮組方法がわるいのか、あーゲフンゲフン、まぁさまざまな理由でそのままでは立たなくなってしまいました。普通なら何も悩まず足の裏にピンバイスで穴を開けて針金刺して、床にも同様に穴をあけてそこに針金を差して立たせたりしますが、せっかくそのまま立てるなら、立たせてあげたいじゃないですか。それに人に見せるのでも鞄からジャーンと出してテーブルにすとっと置くとインパクトあるじゃないですか。

元々女の子のフィギュアというのは立ちにくいとされています。髪の毛が長いとそのぶん背中側が重くなるので後ろに倒れがちになります。服の装飾が多すぎるもの、銃等を持っていて片側が重いものも立ちにくいです。
ポーズの付いている物は、動いている瞬間をポーズとしたものは立ちにくいです。どっしり腰を据え、ふんばって立っている姿なら倒れにくいですが。このあたりは人間でもそうですね。

話を戻して、現状だと後ろに倒れます。尻餅をつく恰好ですか。重心が後ろにあるんです。なので重心を前に持っていく事にします。どうすればいいのか。

ポースを変えたくない場合は頭部の中をくりぬいて鉛や半田等の重りを入れると前部が重くなります。でも思ったよりも改善はされません。スカートでもはいてればスカート内の見えない部分にエポキシパテを貼付けて重りにするんですが。

しょうがないので、見えない部分をさりげなく曲げる事にします。
このキットの場合、ウエストの部分で上半身と下半身が分離出来ます。なので、その取り付け角度をほんの少し前に向けてみると、前方向に重心が移動します。

その他目立たない所でやるとすれば、足の裏ですか。このキットは右足先、左足先、左足かかとの3点で接地して居ます。前に倒したいので、両つま先を軸として左足かかとを上に持っていけば前面に倒れます。シークレットブーツですね。

どれくらい上に上げればいいかは、適当に厚紙とかを挟み、ちょうどバランスが取れる高さがありますので、その高さ分、エポキシパテ等で靴底を厚くしてやります。いくらか範囲に余裕がありますので、その余裕の中間地点あたりを見つけて下さい。具体的には、かかとの下の厚紙は4枚くらからバランスが取れはじめ、8枚目以降だと今度は高すぎて駄目といった場合、じゃあ中心を取って6枚分の高さにしようか、となります。厚紙とは、まぁダイレクトメールとか適当な紙の箱とか。


2007/03/25 (Sun)

消した
結構書いたのに故意に消しちゃってやる気の出ない今日この頃。

TAT-CON04とWHF名古屋7のレポ掲載が少ないのは箱というかイベントそのもののレポのみのものは掲載していないからなんですが、それぞれ違う理由で箱の印象が強すぎたという事でしょうか。あ、自卓の感想は箱の感想に含めるという事で。

瓦礫な部屋さん経由でMr.Hobbyのサイトにふたば!モデリングなるWEBコミックがあるんですな。初めて知りました(笑)。
工具屋が工具の説明をすると言うのは本来とても大事な事で、売ったら売りっぱなしじゃない姿勢が好感度大ですね。引き続き期待。

今日のマナさん
さっき仮組してて、ちょっと首が緩いかなーと思って、もっと太い軸にしようとピンバイスで穴を広げたら...全然合わなくなっちゃいました。角度はずれてるし、穴の太さはなんとなく太いし。ここんとこ擬似的に失敗状況を作ってましたが、今回はリアル失敗です。
しょうがないので穴にエポキシパテを詰め、棒を刺し、首を固定。途中でずれないようにマスキングテープで仮止め補強したのが今日の写真。

失敗を繰り返しても負けずに完成に近づけて行きます(今回の最重要ポイント)。

[2007.03.26修正]
日付が間違ってたのを修正。


2007/03/24 (Sat)

楽をする為に
ゆーあいエトランゼとか読んでちょっとSF分を吸収する今日この頃。充電ちゃん2巻とかも。


ModelGraphix誌のWF特集、縮小ですか。
冒頭文にある、今一度読者にWF特集の存在意味について問う為にWFの様に一旦リセット宣言する、という文を読んで。読者に問うなんてMG誌らしくないと思います。自分の意見はどうなのかと。読者の価値観や思考を引っ張って行くのがMG誌のいい所なのに、読者に引っ張って下さいって一体...。
今までのWF特集はMG誌にしか出来ない事だったので、凡百の、ヘタするとネットで代用出来るような誌面になっちゃったら残念ですね。
あと「リセット宣言」ってのも、実際は他の特集の誌面の為にWF特集をパスしましたっていうブラックな意味が込められていたらイヤだなぁ(苦笑)。

そのMG誌のWF特集縮小と、WHFの森田女史エスイー退職と、WHFのアレ、影響はほとんど無いにしてもTAT-CONの都産貿での開催終了(笑)とで、2007年1,2,3月を境に模型イベントが下降期に入るんだったら(一説によるとワンフェスのオフィシャルドリンク終了を以て下降期に入ったという意見も有るけど)、今後模型イベントはどう進むのか。
WFがこのままキャラホビみたいに完成品フィギュアがメインでガレージキットは客寄せになるのか、WHFがこのままゴミ屋敷みたいな中古トイ販売の拡大みたいになったら嫌だなぁ。一般参加者の減りはいくらか緩和されるとは思うけど。
個人的にはどうせ規模縮小するならガレージキットみたいに希少な存在を残して他は省略、みたいになって欲しいですけど。そういう時代じゃないってのは解ってますが。
そこで重要になってくるのは、世論の舵取りというべき、全体的な広い視野を持った物書きの存在です。諸先輩方、出番です。何が問題なのか、解決策はどうなのかを、その広い視野と豊富な知識で訴えなければならない時期が来ましたよ。理想を語って下さい、夢を見させて下さい。たとえ規模が縮小しても、進む道が正しければ滅んだりしませんから。
そして後年、もし「昔は良かったが現在は駄目だね」なんて雑誌記事を見た時には、「お前が何もしなかったからじゃ、ボケ!」と言いますから。


今日のマナさん
さて、今日も何かしてる時間を確保出来なかったので、今日は塗装を視野に入れた加工を。
マスキングってありますよね。パーツ表面をマスキングテープで覆い、その上から塗料を乗せると、マスキングテープが貼ってない所だけパーツに色が付き、マスキングテープが貼ったる所はテープで保護されているのでパーツに色が付かないという手法です。
平面なら普通にピッと貼ればいいんですが、角の場合。またはゆるい溝が掘ってある場合。例えばこんな場合で盛り上がった所だけを塗装したい場合、下の面をマスキングするわけですが、その角がゆるい曲面になっている事が有ります。多々。その場合にマスキングテープを貼る位置ですが、パーツの「解釈」にもよりますが位置は3つ。曲面の下に貼るか、上に貼るか、適当に中間くらいに貼るか。曲面の下に貼ればなんか激しくはみ出した感じがするし、上に貼れば塗れてない感じがするし、中間くらいに貼れば線が安定しなくて数十ミクロンの違いでも微妙に気になったりします。
そういう場合は彫刻刀の平刀で角を削り込み、エッジを鋭くするとマスキングテープが貼りやすくなって楽です。あとそのパーツの造形がなんか鋭くなった印象が出てきます。ガレージキットの魅力の一つに鋭いエッジ、シャープな線というのが有ると思いますが、より鋭くなるかも。
まぁ、今塗ってるマナさんは最初から角部分が鋭いので特に何もしませんが。


[2007.03.25追記]
TAT-CONは都産貿での開催終了ではなく、正確には「来年は申し込んでない」と「しばらく地方開催を考えている」でした。


2007/03/23 (Fri)

風邪
熱のど鼻が辛くて関節に力が入らない今日この頃。

そろそろマナさん塗装を再開したい所ですが、一応今日までレポ探索強化期間って事にして、巡回巡回。

各種報道でご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、現在全国的に年度末でございまして、帰宅が23時を越える事がしばしば。なんとか23時まであいてるイトーヨーカドー内の本屋に閉店間際に駆け込んだりとかは出来ますが、何か作りたい機運がかなり高まっている現在、比較的遅くまでやってるJR藤沢駅改札横の世界堂にネンドを買いにゴーしたらルミネビル改装で04/25からオープンって事は04/24まで休みでした。なんてこった。

こちらも瞬間風速的に話題になってますが、当ページでは捕捉範囲外ですがスーフェスの会社がWHF神戸みたいなイベントHOBBY COMPLEXを企画中。一部ではWHFに置き換わるイベントとも言われててちょっと穏やかじゃないですね。今年はワンフェスが08/12だからHOBBY COMPLEXを09/09に開けるものの、それにしたって間隔が狭い気がします。両方参加されるディーラーの方は頑張って下さい。


そういえばTAT-CON04にて作業卓に英語のフィギュア製作本をさりげなく置いといたんですが、一応紹介。

Modeling the Figure in Clay (Practical Craft Books)
なにげに有名な本ですね。最初に骨格標本のフィギュアを作って、そこに肉を盛りつけてってフィギュアを完成させるという本。骨の段階で歪んでたらどうするんだろうと心配しますが英語をちゃんと読めばその辺書いてあるのかも。写真しか見てないのでわかりませんが。

Creating Life-Like Figures in Polymer Clay: A Step-By-Step Guide
個人的にオススメの本。こっちの方が日本人好みかも。よく世界堂とかで色のついたカラフルな粘土のpremoとかが売ってますが、そういうのを一から粘土をこう盛って行きます的に写真で手順を一つづつ紹介しています。その際に気になるのが、一つの工程をどれだけ詳しく解説してるかですが、これくらい(jpg 220KB)です。

あといわゆる川崎氏ご推薦の本も先週末にひととおり到着したんですが、まだ吟味してる暇がないです。

そんなわけで、おっちらかってる机の上を写して明日へ。
っていうか年度末で帰りが23時はザラなので、早朝更新を本気で考えないとなー。


2007/03/22 (Thu)

TAT-CON04 感想(つづき)
昨日の帰りにいきなり風邪と熱が出て一日中だるい今日この頃。きっかけは花粉症かも。


ちょっと訂正。昨日、TAT-HON参加サークルが設営時に誰もいなかったよとか書きましたが、女性の方で4階で一緒にTAT-CONの設営を手伝ってくれた方がおられました。感謝感謝。

昨日はWHF名古屋7イベントレポリンク集のみでTAT-CONの方はありませんでしたが、これは普通に当方の更新チェッカに引っかからなかった為です。カメラ持って写真撮影してた人、5人くらい見たんだけどなぁ。ご連絡いただければ速攻でリンクします。
主にコメントの感想だとYapi's Rakugaki PageさんのDiaryのMar.21,2007 (Wed)とか10ページほど捕捉してます。どう紹介しようか考え中ですが。


TAT-CONといえば開場時入場はシャッフル入場が有名ですが、当方はなにげにシャッフル入場で入った事って無いんですよね。01,02は昼頃入場だったし、03,04は設営からお手伝いだったし。
よく都産貿の前の広場から開場前に建物を見上げると、窓に外を見下ろしてる人が見えたりして、「チクショー偉そうにしやがって」って感じがしますが、今回開場前に上から見た感じだと「うひょー、人が並んでる!すげぇ!」って感じで内心おおはしゃぎです。事前に主催の方から「最初に集まった人に手を挙げさせて、手が(塗料等で)汚れてる人を優先的に入れさせて。(デザインナイフ等で)傷のついた人とか」という指示があり、ああ、いいなぁ、こういう優先ってと思いました。

あと卓位置を書いた紙は作られませんでしたが、忙しかったというのもありますが特定のサークルだけ見て終わりじゃなくて、全部見て回ってねという事でした。入場後、途方にくれる参加者達。よく言われる「TAT-CONのまったりムード」というのは、この何をしていいのかわからずに途方に暮れるというのが要因にあるんじゃないかと今回思いました。逆に他イベントの「活気のある」雰囲気というのの構成要素や成分を分析してみると何か嫌な事に気付いちゃうかもしれませんね。あと開場数分後に作業卓や休憩卓に座る人がいて笑いました。持参で何か持ってきて作ってたし。

いろいろバタバタと4階と3階を往復し、気付いたらなぜか3階で受付してました。まさか自分が都産貿の同人誌イベントでパンフレット売る身になろうとは。感慨深く目を潤ませると、開場内ではゴスロリさんが踊ってたり、他階のイベントの黒に緑を一滴垂らしたようなセーラー服を着た麗しい方がいたり(もちろんプリーツの裾は翻りません)、なんかいいなぁ、ここ、って感じでした。

TAT-HONとTAT-CONは入場相互可だったのでTAT-HONに来た方が結構TAT-CONまで来てくれたみたいですが、その関係でTAT-CON開場内に「模型イベントとしては」高い比率で女性がいたんじゃないでしょうか。かつてWHF横浜で会場の半分は同人誌で半分はフィギュアという時代がありましたが、その時は会場内はすっぱり二分されていて相互の人の移動は無かったように記憶しています。

いろいろなblogの感想や説明を読むとTAT-CON参加者の自主性という点をよく見ますが、ちょっと怖いのはお金の関係ですね。例えば主催者は当方の顔やアドレスを知ってますし、いろいろルートを辿れば個人の特定とかも出来るかもしれませんので、それなりに信用していただいているのと思いますが、受付のイベント参加費を担当する人に自主的でも知らない人が入り込む可能性とか考えると怖い物があります。そのあたりが最後まで残る「適当に来て好きな事して帰る」イベントの難しい所だと思います。


ああ、最後のは文が上手くないですが、ニュアンスだけでも拾って下さい。
今日はレポ収集で時間をとりすぎてしまったので、酔いどれ中隊さんの1/72穴ウサギを。いただきました。Macのリターンキーの大きさと比較してね。


2007/03/21 (Wed)

TAT-CON04 感想
急に花粉症にやられてしまい、ちょっと辛い今日この頃。突然ノンストップ。


今日はTAT-CON04だったわけですが、どこにいたかというと...今年も手伝ってました(笑)。

設営手伝いは08:00集合という事なので、06:30に家を出て、会場到着は07:45頃。会場シャッター前に結構集まってますね。08:05〜08:10にはシャッターがあき、机出しとか開始。「いつもの」自主的な人海戦術により速攻で卓が並び終わり、そのあとは併設同人誌イベントのTAT-HONの設営...うわ、TAT-HONのサークル参加者、来てない(苦笑)。人によっては何となく疑問に思われた方もいましたが造形イベントサークルと同人誌サークルの文化の違いとかなんとか色々興味深く考えつつ、こちらもあっというまに設営完了。まぁ実際は「TAT-CONがおかしい(褒め言葉)」わけですが。

開場前後の慌ただしい中、ふと給湯室で茶碗洗ってる自分に気付き、何やってんだろ自分...とか思いましたが、まぁ休憩スペースとかそういう場所があるからには誰か準備をしてるわけで、それ以前に都産貿の給湯室のお湯の用意とかの知識ってオタク的にどれくらいレアかつディープなんだろう...あとタバコの灰皿のルールとか。タバコ吸わないけど。

昨年は光硬化パテ使用方法実演とかしてましたが、今年は。オーブントースター分解ライブやってました(爆)。なんか設置したら暖まらないとか言われて、見たら外装はひん曲がってるし、中の電熱器は外れてるしニクロム線ははみ出てるし。ドライバーを借り(この人たちは何でも持ってるなぁ!)、復帰したら...なんかコンセント差す所が違ってたらしく、通電されてない所に配線してました。まぁ通電されてたらブレーカー落ちてたって事で(負け惜しみ)。

ええと、このあとも色々あるんですが、先にサークルの個別感想を。
ASOさんで原潜さんズのロサンゼルス級のミニフィギュアと水中を泳ぐフィギュアが。原潜さんズとは風道さんのサイトの人気漫画ですね。ミニフィギュアの方は多分今回完売が一番早かったんじゃないかと。水中を泳ぐ方はタミヤの水中モーターを付けてバラストを調整すれば泳ぐというもの。なかなか面白いです。

ProjectGSさんでCuminが。なぜかTAT-CONでは加圧法とか減圧法とか遠心分離法とかを当たり前のように使ってくるサークルが多いですが、こちらもやたら細かい造形で、なにか突き抜けてる感じがあります。
展示のみでしたが2005年に「ツルムスメ」という作品があり、実は個人的に以前からかなり気になってはいたんですが、再販しないんですか?と聞いた所、複製技術の関係でもともと販売はされていなかったとか。最近の技術の急速な発展で可能になってたらいいなぁ。

Frill berserkerさんで空飛ぶ郵便屋さんトレッタが。前回展示のみで気になってはいたんです。今回再販最後だそうで。メカと女の子。

茂毛工房さんで椎子さんが。シルエットさくらさんのキャラだそうです。もう最近のスカートのレースはこういう表現を当然のように仕掛けてきて、何かやる気が出てきます。

小模研BOOKsさんで冊子各種が。こちらも細かいパーツを作成される方で、そのノウハウを書いた冊子等が。ちっと読んだだけで何か凄い事が書かれているのはわかりました。あとでじっくり読んでみます。

きまさんでモチペンが。blogを以前より拝見していましたが、餅のペンギンな事に今気付いた...。かわいいです。あとモチペン漫画のガレキのモチのコピー誌が。良い話です。


とりあえす一旦ここらへんにして、続きは明日にでも。
TAT-CONとWHF名古屋7のイベントレポはこれから探しにいきます。


2007/03/20 (Tue)

ねむ
みーたんが意外に面白くて、やっぱりコミックハイは毎号買わなきゃならんかね?と思った今日この頃。ロゴがパーマン、外出着はオバQ。目が笑ってない毒舌裸幼女の話です。


今日はお便りコーナーです。

破裏拳瓦礫工業さんのものつくり製作日記の2007-03-14で入歯洗浄剤で(略)をされたようです。「良くこういうものを見つけるものだと関心。」とのコメントを頂きました。まったくです。
フィギュアマニアックス誌の完成品工房の方の記事で紹介されていたのが元だそうなので、こういうtipsを見つけるコツというのは実際にいろいろやられている方のレビュを読んだり聞いたりする事が重要なのかもしれないし、犬も歩けばじゃないですが、歩き回るのもいいかもしれません。

櫻色フィギャーさんの2007.03.19で昨日のアマチュアキットの欠けの話を捕捉していただきました。
ディーラー側としては、なるべく気泡の少ないというか無いパーツを提供したい所ですが、イベント前ギリギリでパーツを必要数揃えなければならないとか、何か魔が差してたとか、他ディーラーのキットを触った事が無いとか、いろいろな理由で欠けのあるパーツを出してしまいがちですが、それでも出しちゃうノリというのもある意味大切にすべきなのかなぁなんて今書いてて思いました。


今日のマナさん
たとえキットを開封してゲッソリするような気泡や欠けが見つかったとしても、対処自体は対策法もわかってる事だし、きちんとやっていけば障害ではないんです。ノモ研見れば書いてありますし。戦車模型の世界でも「基本工作の積み重ね」という言葉がありますし。
個人的に中級者たる能力が必要とされるのは、それら障害を見た時にウンザリしつつも対処しようというその行動力を起こす能力が中級者の資質なんだと思います。小さな事からコツコツと〜。

さて、昨日のとはまた別の、見なきゃ良かったと思うもの。巨大な気泡を今日は埋めます。
こんな感じに表面的にはいいんですが、薄皮内に巨大な気泡があるパターン。注型時にレジンが足りなかったか、気泡の抜ける道を作らなかったか。触るとグシャッとなりそうで怖いですね。

そこに今日はエポキシパテを詰めてみます。内部に別のゴミやカスでも詰めればパテの節約になりますが、そのへんはケースバイケースで対応して下さい。
そのパテを内部に詰める為に、完成時に目立たなそうな所に穴をあけます

そこにパテを詰めたものが今日の写真。あとで固まったらデザインナイフや耐水ペーパーで表面を削り成型します。
このパテを詰めないで表面をヤスリがけしようとした場合、表面が割れて陥没します。だから今日やったのは、いわゆる「裏打ち」になりますね。表面をヤスリがけしたいから、裏から肉をつけてその部分を厚くしてからヤスリがけする、と。
とりあえず今日はまだエポキシパテが固まってないのでこのままです。


a-News+ 1.61

Last Update : 2020/04/18 23:50:29 推賞環境:Safari 携帯電話は こちら
ディープリンクフリー、フレーム内リンクフリー。readme参照。

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