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2009/06/24 (Wed)
●溶きパテ 帰りに降りる駅を間違えた今日この頃。ついうっかりボーッとしてた。
今日のいいんちょ
さて、溶きパテである。
よく「溶きパテとサーフェーサーはどう違うの?」という質問がありますが、細かい事言えばいろいろと違う所はあるっていうか全然違うんですが、大雑把に言えばほとんど同じなので、まぁ瓶にそう書いてあったらそれなんじゃない?って感じもしますが、まぁそれは置いといて。
溶きパテの内容はラッカーパテをラッカーで溶いたものとされており、かき混ぜて、筆や棒ですくって、傷などに付ける。付くぐらいだからドロドロとしたもの。
当ページでは以前から表立っては溶きパテは使ってきませんでした。なぜか。ラッカー臭がするからです。これ使った部屋でそのあと寝るんですよ、わたしは。こないだ模型する部屋と寝室が同じと言ったら貧乏人と言われましたが、まぁそんな事は置いといて、裏タスクでは去年、一昨年くらいから使っていました。
この手の瓶の部類って、長く使ってるといろいろ混ぜてなんか妙な液体になってたりしませんか?。秘伝のウナギのタレ状態というか、代々伝わるヌカ床状態というか。混ざってるのもほぼホメオパシー程度の濃度しか無いにもかかわらず新規に作ろうと思ったら絶対に出来ないみたいな。
去年まで使ってた溶きパテの瓶はたしか、GSIクレオスのMrサーフェイサー1000の溶剤をほとんど抜き、Mrカラーのホワイトを2瓶くらい足したやつを使ってました。全然白くなかったけど。粘度がピーナッツバターみたいで個人的には使いやすかった。
今年に入って使いはじめたのは、GSIクレオスのMr.溶きパテの溶剤を抜いてペイントリムーバで溶いたもの。なんか固形物自体があまり入ってなくて容量少なめでした。まぁ普通くらい。臭いはそれほど刺激臭はしません。
おととい作ったのは、タミヤのラッカーパテをペイントリムーバで溶いたもの。ああ、これが一番溶きパテっぽい。
ペイントリムーバで溶く利点というのはラッカー臭がしない事ですが、欠点としてはラッカー臭がしないからといって積極的に吸っていいというわけではなく、っていうかラッカー臭というのは危険だから嫌な臭いがするわけで、それが無い状態では誰が危険を教えてくれるんだという。におわないのは安全というわけではないって事で。あとは瓶に他商品との混合はするなと書いてありますので、そのへん何があっても文句は言わない方向で。
で、溶きパテ。ラッカーパテを溶剤で溶くと書きましたが、この溶剤の選択がまたコツがあって、揮発性の高いものが望ましいです。揮発性が高くないといつまでたっても固まらないし、固まったと思っても中身がやっこい事があるし、全部固まったと思っても溶剤がまだ残ってて少しずつ蒸発していくもんだからだんだんとパテ表面が陥没していく、いわゆる「ヒケる」現象が起きます。具体的に言うと、溶きパテを盛って固まってやすりがけして、数日経つと溶きパテ部分が揮発した溶剤のぶんだけ凹みます。なかには妖怪じみたラッカーパテがあり、延々とヒケ続けるという商品も存在します。謎です。
そういう点で見るとペイントリムーバで溶くというのはあまり良い方法ではないです。揮発性があまり良くないので普通の溶きパテよりも二倍くらい硬化時間がかかります。
しかしなんでそんな物を使っているかというと...ラッカー駄目なんです。ペイントリムーバでやっとなんです。でも溶きパテは使いたいんです。タミヤアクリルをドロドロにして溶きパテ代わりにしたりとか色々試したけど、食い付きとかいろいろ考えると結局こうなってしまう。ああもうしょうがないのか。
そんなわけで今日の写真はちょっと塗ってみた。
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2009/06/23 (Tue)
●パテ埋め 外に出るとすぐ日焼けする今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
今日は無理矢理代休を取り、平日にしなければならない手続きを一気に片付ける。あぶく銭をゲットしたりとか。
昨日末期的になった本棚は、せっかく本を納めるんだからと、まず出版社、シリーズ毎に分別。そこから作品巻順に並べ直して、完結した作品から順に収納して行きました。お気に入りから先に収納すると、そうでもない作品が前に来るという事に去年気付いた(笑)。 で、並べてみて気付いたんですが、確かに読んだ覚えのある作品でも途中抜けている巻があって...家のどこかに途中一冊だけバラバラに入ってる本棚があるらしい事が判明。ゴゴゴゴゴ。いや、昨日までは全部そんな感じだったけど。買った順、大きさ別に本を収納するとそうなるよね。 本を収納する際、既刊の次に新刊を収納すれば並んでて見た目にも検索にもいいんですが、その為にはある程度冗長性を持たせた収納をせねばならず、本棚の集積率が低下します。本は取り出しやすくなっていいけど。ブックオフ基準では本と本の間の隙間は棚一段に対し指一本入るくらいが基本だそうですが、その指一本分に本を一冊入れると全体的に見て結構収納できるんだよなぁ。
で、現在。今まで入っていたはずの本が棚一段分ぐらい収納するスペースが無いんですが。ふしぎふしぎ。
今日のいいんちょ 溶きパテの話は明日にします。今日は光硬化パテです。 光硬化パテでググると二番目に出てくる当ページ群ではありますが(一位はタミヤ)、ここ半年くらいは集中的に業者抜きキットを組んでいた為に、気泡らしい気泡がほとんど無くて、また使ってたチューブが切れていた為にほとんど出番はありませんでした。少し使いましたが、今日はその時以来だったので黒いビニールからパテを取り出したら少し洩れててチューブがべとべとでした。なんかチューブの印刷も溶けてズレてるし。洩れたのを拭わずにライトを当てて硬化。自分、天才かと思いました。 光硬化パテはレジンを侵さないので、食いつきを良くする為には表面を荒らす必要があり、また気泡表面のツルツルとした面だと乗っかっているだけですぐに剥がれてしまいます。その対処法としては硬化後に瞬間接着剤でくっつけるといい感じです。 ガレージキットなんだから気泡はあって当たり前なんですが、パーツの表面だけレジンがあって中身が空洞というか、指で潰したらクシャッとなってしまう箇所ってあるじゃないですか。こういう所は外側の形を変えないように中に光硬化パテを詰めて硬化させると簡単に修復できます。他のパテだと粘度がありすぎて空洞にパテを詰め込む段階で外側が割れますから。 あと光硬化パテはパテの上にパテを盛れるので、持って足りなきゃまた盛ればいい。これに案外気付かない人が多くて、よく光硬化パテ否定派のネタになったりします。まぁパテなんて適材適所だから全部が全部同じパテでやろうとするのがそもそもの間違いって一蹴できる話ではあるんですが。
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2009/06/22 (Mon)
●発掘作業 寝苦しく夏がけを剥ぐ今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。夕べは蚊がうるさくて寝れなかった。ええ、寝てません。
もーネットに時間を食われすぎって事で、当ページの更新以外はパソコンの電源を入れないようにしたい。っていうかパソコンの電源が入らなくなるような機械って無いんでしょうか!?(それは機械はいらない)。
以前はもっといろいろ時間があったはずなんだけどなぁ...どこに消えたんだろなぁ...家事かな。
今日のいいんちょ そういえば、資料としていいんちょの単行本を探さなきゃって事でマウンテンサイクルを発掘開始。...あれ?おかしいな、見つからない...そもそもいいんちょって何コミックから出てるの?教えてamazon。ガム?どんな背表紙だったっけ...充電ちゃんと同じかな? わたしの部屋の本棚は、っていうか棚を本棚として使っているんですが、本棚と棚の違いは板の奥行きで、本棚は狭い。だから棚に本を詰めると前に三列くらい並ばせられます。本を収納するのが目的ならそれでもいいんですが、必要な本を探す為には前に積んである本をどかさないと奥の本が確認できない。なので...ひたすら本を右から左へ移動してましたよ。棚板は幅が80cmあるので50冊くらいか。奥行きがあるので、それが三列。棚板が勿体ないので、その上にまた本が三列。それが分散して4カ所。怖いから計算しない。とりあえず部屋の中には別にもう9カ所あるけど、そちらとは本の大きさで分けているので無いと見た。 で、探す事一時間半。おっかしーなー。またamazonを確認する。って、A5変形版じゃないのー!?充電ちゃんはGUM COMICS PLUSでいんちょはGUM COMICS。大きいやつでした。ああ、簡単に見つかったよ。どかした本を元に戻すのめんどくせーなー。...寝よう。
一応今日は気泡の位置の確認と開口を行いました。光硬化パテで埋めようかエポキシパテで埋め用か。今日漫画探しをしなければ溶きパテに付いて書く予定でしたが明日。
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2009/06/21 (Sun)
●疾患 なんかいろいろ駄目な感じの今日この頃。今週どこかで一日会社を休むか。
昨日のフィギュアの事は大多数の方に対しては噴飯物の余計なお世話だけど、ごく一部、当ページの仮想読者には必要だろなーなんて思いながら書いたわけですが、まぁオリジナルフィギュアを作り慣れている原型師の方ではWFまで一ヶ月なのでそろそろ粘土買ってくるかなぁって時期に来ていると思います。版権物を出されるディーラーの所にはそろそろ合否通知が来ている頃でしょうか?
WF08sum後に出された09win中止の知らせのショックで精神的にショックを受けた原型師の方で、09sum開催の知らせを受けてもショックから立ち直っていない方が何人か見られますが(この一年間、ずっと見てましたよ)、イベント全体として参加ディーラーが増えている(んですよね?)状況だけ見てると忘れられそうなので焦点を当てていかなきゃならない問題ではありますが、当の本人達がそれを望んでいるかと考えるとむやみに書けず、専門医でもないのでアドバイスも出来ずに悩む所です。
まぁでも「とりあえずワンフェス出なきゃ、出るから何か作らなきゃ」と追いつめられてるくらいならアレですし、「出るからにはたくさん売れなければならない」と刷り込まれている方々に対してもいろいろあるでしょうから、この辺は09sum開催後にいくつか書かれるであろう文章を待って、改めて考えてみる方がいいのかなー。
今日のいいんちょ デザインナイフでバリ取りです。 キット塗装後に原型師の方に「塗ったよー」と話をすると、手流しの方は大抵「気泡が多くて〜」とか「バリが多くて〜」とおっしゃいますが、バリなら削ればいいし気泡なら埋めればいいので大した問題じゃないんですよ。どちらかというとパーティングラインの段差が大きい方が原型のラインを探さなきゃなんないし神経を使う所ですが、このキットに関しては段差はほとんどないので気が楽でいいです。...ほんとですよ?
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2009/06/19 (Fri)
●ボーナス 気付いたらいつの間にか寝てて朝寝坊しそうになった今日この頃。
今日は片付け日なので、次に進みたいのを押さえつつ片付け、掃除に専念。 うーん、また物や道具が増えてきたな...。今度いかに少ない道具で完成させるかに挑戦でもしてみようかなー。誰か暇な人、チャレンジよろ。
広いスペースが出来たのでFigmaミクを物理屋っぽくしてみた。
こないだの「DL販売で中抜きしなきゃ駄目な所までSonyは来ている」についてたてがみ屋さんの2009年6月17日と2009年6月18日でコメントいただきました。 ああ、中古販売の事を書き忘れてました。そうですね、DL販売だと多分ダウンロードしたマシンでしか実行できないロックを掛けるだろうから、中古販売できなくなる可能性大ですね。中古屋にゲームを下取りに出して次の新作買う人は打撃だと思うけど、メーカーは多分その行為を心良く思ってなかったんだろなぁ。もちろん、それが出来る事が新作を買える絶対条件という人がうちの職場にもいますが。だから買う新作も中古屋で高く買ってくれそうなソフトしか買えないんだそうです。また、高く買ってくれる期間までしかプレイできないので、買ったらすぐにやり尽くさないと...なんて言ってました。家族持ちで自分しかゲームやらない亭主の消費サイクルですな。 ところで、並べるのが好きネタで、よくパソコン用CDとかでパッケージの紙が入ってないのとかあるじゃないですか。しょうがないから自分で作るわけですが、プレステやサターンみたいに上に黒帯を入れると違和感が無くなって壮観です(笑)。
foo-bar-bazさんの2009-06-17でもコメントいただきました。ああ、特典!すっかり忘れてました。大事ですよね、特典。ゲームは積んでも初回特典は必ずゲットとか(笑)。 あと2009-06-18で猫チェスを捕捉いただきました。4個塗ったから、あと28個か...
※2009/06/20の記事に続く。
明日からまた塗りだします。
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2009/06/18 (Thu)
●ねむー ネット接続時間がなかなか減らない今日この頃。
では猫チェス使用工具一覧〜 右の写真の大きいのはこちら 1.エアブラシ コンプレッサはGSIクレオスのL10にハンドピースはタミヤのトリガ式。L10はふおんコネクトの3巻でも使われてた。 2.はさみ 耐水ペーパー切る用。 3.塗料捨て タミヤアクリルの空き容器再利用。結構溜まってきたな。 4.台 スポンジ。パーツに持ち手を接続し、持ち手をここに差して塗料を乾燥させます。 5.塗料 タミヤアクリルカラー、GSIクレオスの水性カラー。 6.ドリル刃 タミヤのドリルの刃のセット。折れたら1本補充するよりもセットで買った方が特かも。セットに無い径のを買ったら空きケースに入れてます。 7.棒 パーツに付けて塗装時の持ち手に。あと今回は軸打ちの軸にも使用。 8.瞬間接着剤 100円ショップの。昨日口が割れた。全部固まるのも時間の問題。 9.彫刻刀 角刀。レジンを掘るのに便利。小さい頃に学校で買った教材をいまだに使用。 10.デザインナイフ タミヤの。妖刀なので血を吸います。っていうか吸われました。 11.マーカー GSIクレオスのガンダムマーカー。セットで買っておくと多分便利。 12.ピンバイス 6の刃を噛ませて使用する柄と、刃が最初から付いてるのの。後者は100円ショップで。 13.調色スティック タミヤの。塗料をかき混ぜます。 14.ポンチ カワハギポンチの先端かも。今回は丸い跡をマスキングテープに付けるのに使用。なんでもいい。 15.レジン棒 気泡埋め用に。他のキットを作った際にとっておくと多分便利。 16.カッター板 刃物はこの上で。 17.テグス 釣り糸。結構くせが付いてますね。 18.マスキングテープ タミヤの。今回はよく床に落とした。 画面外1.耐水ペーパー タミヤのフィニッシングペーパー。今回は340番か。 画面外2.溶剤 タミヤアクリル溶剤。今回はあまり薄めなかったので消費量少なめ。
といった感じになります。 当初の予定では2〜3日で塗るはずだったんだけどなー。さすがに一日15分じゃキツいか。
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何かありましたら twitterの方がメールよりも繋がりやすいです。
WonderFestival2017s イベントレポートリンク集 常時リソース不足さんでWonderFestival 2017 [Summer]が。 モケイレポさんでワンダーフェスティバル2017夏レポートが。 [new 2017/08/2] last update of this area : 2016/12/20 00:51:32
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original CGI : めもCGI by Chama-Net modified: T.Akiba
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