167 【 時間点+2 】 君は倒したビドロを含む海賊達の所持品を探っていった。 敵として殺した死者の装備を漁るような行為を、出会ってからしばらくの間ルルは冒涜 だと言って反対していたが、以前の精剣所有者達の多くが正当な権利として扱っていた 記憶を蘇らせた後は、沈黙をもって気にせぬ風を装ってくれている。 『あなたのような生き方をしている方々にとっては必要悪ということなのでしょう』 そう言うルルの所有者となる資格があるとして、それが特定の土地に定住するような 人間に与えられた記憶はないようだ。 現在、伝説に語られる者達の実態についてはほとんど語られておらず、英雄譚として の伝承においてはある意味真偽が二の次となってしまっている以上、生命を宿した魔剣 などというのは歴史の真実を知る唯一無二の貴重な存在であると言えた しばらく後、君の手元には金銭以外にも様々な物が集まった。 まずは銀貨30枚分の貨幣と、価値を考える必要もないくらい使い古された雑多な品々。 それ以外の物品に関しては各々の番号に進んで確認し、持って行くかどうかを決めて おくこと。 ・ 丸薬のような粒の入った小瓶(244へ) ・ 古代文字の刻まれた木の棒(219へ) ・ 羽根の髪飾り(130へ) ・ 空のように見えるインク瓶(208へ) ・ 古代文字の刻まれた細長い石の棒(181へ) 必要な確認が済んだら(252へ) |