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【 時間点+1 】
 雌雄の対であったのかどうかは不明だが、とにかく2匹のルビライト・スコーピオンを君
は倒し、その巣穴を調べることが可能になった。
 まずは巣穴の内壁に塗されている粒状の何かをナイフで削り落としてみる。この場の壁
は比較的軟質の土だったため、特に難しいことはなかった。
 手にした金属質のそれに光を当て、間近で知識を総動員して観察した結果わかった事
は、倒したサソリの甲殻と同じようなものだという事だけだった。だがこちらは甲殻に比べ
れば何倍も硬く、一見宝石に見えなくもない。
 興味があればこの煌く金属粒が付着した土塊を持っていっても構わない。
 
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