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 スヴァルニーダは説得できたものの、とにかく檻の鍵を開けなくてはならない。君は先
ほど倒した男の懐を探ろうとしたが、突然背後で小さな悲鳴があがった。振り返ればスヴ
ァルニーダがこちらを見つめて口元を両手で覆っている。
「……その人を、殺してしまったの?」

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