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 この通路の先は今までと同じような広間になっているようだった。
だがそこに踏み込む前に、君は気づいた。
 君が目覚めてから初めて感じる攻撃的な気配の強さと微かな腐臭。
 それは何かがこの先に巣食っていることを予感させた。
 何が存在しているのかはわからないが、準備は問題ないか。
 君は今までにない緊張感をもって自らの身体を見やった。
 武装などと言える装備はほとんど身に着けていないが、ここまではなんとか
進んでこられたのだし、何が現れても戦えるという自負はある。


・ それでも何か足りないと思うなら(60へ
・ もう足りないものなどないと言うなら、先へ進め(25へ
・ この先へ進むのが2度目なら(99ヘ