透明レイヤー上の画像の消去
今までずっと透明レイヤー上に描いたデータは消去できないと思っていましたが、
  ちょっと面倒ですが出来ないこともないことが判りました。
Painter6では透明レイヤーという概念はなくなりました。描き足し、消しゴムかけも自由自在です。
  便利になったものだ・・・
 
★まず描きます。
  全画面選択をしてフローター>透明レイヤーでキャンバスサイズの透明レイヤーを作成します。
  勿論部分を選択して好きな大きさで作っても構いません。   透明レイヤー上に手法=プラグイン、手法(バリエーション)=透明レイヤーブラシにして
  絵を描きます(右図)。   するとマスクリストに「透明レイヤーマスク」が作られます。
  そのままでは不可視(目を閉じた状態)になっています(真ん中)。
★マスクリストから「透明レイヤーマスク」を選択して可視状態にします(真ん中)。  キャンバスにマスクが表示されました(左図)。マスクなのでモノクロです。
★ブラシをマスクが編集できる状態にします   手法=マスク(右図)、選択色を白にして絵を描きます(左図)。   マスクが白に戻されていきますよね。
★マスクリストをRGB-透明レイヤーに戻します。
 透明レイヤーマスクを不可視にすると、キャンバス上の透明レイヤーに描かれた線も消されています。  このままセーブしてPhotoshopに持っていってもちゃんと線は消えたままです。
いかがでしょう?  多少回りくどいですが、こうすることでPainterでもちゃんと透明レイヤー上に描かれたデータを
 消すことが出来ます。  Photoshopのレイヤーに近い感覚で作業が出来るのではないでしょうか。  使い方に癖があるので今のところ直接透明レイヤーに描いた線画などの修正くらいしか
 使い方を思いつきませんが・・・


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