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【 時間点+3 】
 つらら状に地面から突き出た岩に手をかけながら、足を滑らせれば一気に下まで滑り
落ちてしまいそうな斜面を降りていく。その足取りはどうしても遅々としたものにならざる
を得ない。
 やがて斜面の半ばを過ぎ、平らな地面が林立するつららの向こうに見えてきた頃、君
は岩の隙間で蠢く細長い影に気づいた。
 岩陰から顔を出したもの。それは双頭の蛇だった。体長は大蛇と言えるほど大きくは
ないものの、もし毒蛇であれば厄介だ。仮に襲いかかられた場合、この足場で戦うのも
分が悪い。君は蛇から離れるように斜面を降りる速度を速めた。
 双頭の蛇が君を気に留めずにいてくれるか「強運チェック」をおこなうこと。 

  ・ 成功すれば、蛇は君を追ってはこなかったため無事に降りられる(17へ
  ・ 失敗したら(84へ