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円卓の陰に飛び込んだ君を追って頭を痺れさせそうな破裂音が響き、卓上にあった貴
金属やコインを派手にまき散らした。君はとっさに円卓を倒して盾にすると、ひとまず息を
落ち着けようとしたが、再び破裂音がすると円卓を押さえる君の腕に衝撃がはしった。脇
腹に痛みを感じて目を向ければ、円卓の厚い板を貫通した何かが君の脇腹をも掠め、床
板にめり込んでいた。
『どうやら潰れた金属の塊のようです。ここにいては……』
ルルの声を打ち消して3度目の破裂音が鳴り響いた。
「強運チェック」をすること。
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