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 鼓膜を打ち震わせるような破裂音とほぼ同時に、君の目の前で円卓の一部が吹き飛
んだ。3度目のそれは幸運にも君の頭部をわずかに外れてくれたようだ。だがそれを見
た君は悟った。一刻も早くこの場から動かなければ、さほどの時をおかずに死ぬことに
なるかもしれないと。覚悟を決めて一瞬だけ覗き見ると、海賊の船長は前と同じ場所で
手元の武器に何かを詰め込んでいるかのように見えた。その作業が終わるわずかな間
にできることを君が考えるより早く、急かすようにルルが魔法による攻撃を指示した。
『この距離では魔法に優る攻撃手段はないはずです!!』
 
  ・ ルルの助言に従って魔法で攻撃するなら(550へ
  ・ とにかく移動しようとする(あるいはMPが足りない)なら(553へ