536 君は珍しい品物が手に入ったと室内の人物に伝え、反応を待った。間もなく部屋に入 れという返事があり、君は何か適当な品物を用意しなければならなくなる。あるいはこの 場から逃げ出すこともできるが、怪しまれてこの後の行動に影響が出るのは避けられな いだろう。 「どうした?」 扉の奥から淡々とした声が響いた。いずれにしろすぐに行動しなくてはならないが、も し部屋に入るのであれば、君の所持品のうち海賊が興味を持つだろうと思う品物をひと つ選んでおくこと。ただしルルはもう海賊達に見られており、これほど目を惹く代物が報 告れていないとは考え難いため、君の死亡報告でももたらされない限り、選ぶわけには いかない。 ・ 差し出す品物を手に部屋へ入ることにする(544へ) ・ この場から逃げ出そうとする(476へ) |