272 あたりの荷物を舞い散らしながら巨漢の海賊スラダブは倒れた。どうやらこの戦いを遠 巻きに見つめていた残りの海賊は、兄貴分の敗北が決まった瞬間に逃げ出してしまった ようだ。これから追いつく事はできそうもない。 『これであなたに脅威を感じて、残りの海賊も撤退してもらえればいいのですが』 確かにそうなればありがたい話だが、海賊の残党がどれだけいるかわからない。まだ 人数が残っていればそう簡単には引き下がってはくれないだろう。 広間を出て行く前に君は海賊の死体と荷物の山を調べてみたが、銀貨3枚分の銅貨が 見つかった以外にめぼしい物はなく、スラダブの戦斧は巨大すぎて君の手に余った。君 は再び先に進むことにする。(332へ) なお、次にまたこの広間にやって来た時は【パラグラフ表】を使って直ちに「332」へと 進むこと。 |