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 扉を開けると、そこは小部屋になっているように思えたが、実は部屋の手前と奥とを分
断するように分厚く透明な壁があり、その壁の向こうの部屋にはこちらと全く同じ扉が見
えている。透明な壁をよく見ると、ちょうど中央のあたりに四角い窪みがあり、そのすぐ横
には薄く透明な長方形の板が数枚差し込まれていた。
 その板を手に取ってみた君は(ルルの助言によって)そこに古代文字で生物の名称が
刻まれており、同時に壁の窪みにも2つの古代文字が現れたのに気づく。
 壁に現れた文字は上段が「フェザー・バット」その下の段が「マインド・シーカー」と読め、
3段目にはちょうど長方形の板をはめ込むことのできるスペースが空いていた。
 『この板が鍵代わりになっているのだと思います』
 板に刻まれた文字もまた生物の名称のようだが、どれを嵌め込むべきだろう。

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