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【 時間点+2 】
 その大樹の幹を見つめていると、君にはまるで脈動しているように感じられた。
 『おそらく、私の感じているものがそのままあなたに伝わっているのではないかと思い
ます。この樹は……たぶん植物にとっての命とは違う意味で、生きているのでは』
 君が幹に触れてみると、まるで数十年も使用して手に馴染んだ道具に感じるような、
とても落ち着いた気分に満たされていくのを覚える。
 しばらく休んだ後、君はその場を離れた。HPが減っていれば1点回復させても構わな
い。(223へ