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その明かりはやはり縦穴の切れ目、つまり左右に伸びる別の横穴との交差地点にある
岩壁に含まれていた、鉱石か何かの光に反応する群体が集い、地下洞内という闇の中で
は場違いなほどの強い光を放っているのだった。
横穴と交差している時間は一瞬だが、もしあちらに移りたければ、その僅かな間に身体
を横転させなければならない。
・ このまま縦穴を降りるなら(
47へ
)
・ 横穴へと移るなら(
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)