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【 時間点+1 】
 君は再びリンゴの大樹が根を張る部屋にやって来た。
 前に初めて入った時と同様、甘酸っぱく芳醇な香りの満ちた部屋だが、君を包む空気
が柔らかく感じられ、大樹の雰囲気そのものまでが君の目に優しく映るのは気のせいだ
ろうか? 不思議に感じているとルルが言った。
 『気のせいではありませんよ。私という姉妹のような存在があることも大きいのでしょう
が、私の主としてのあなたを歓迎してくれているのは確かです』
 君はありがたくリンゴの実を頂戴し、そしてまた探索のために部屋を出て行く。
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