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君はその奇妙な小人に警戒心を抱かせないよう、陽気に声をかけた。
 『ぎゃふっ!?』
 小人は奇声をあげて驚きながら、君から離れるように飛びすさり、自作した
ガラクタによるモニュメントの裏に身を隠す。
 思い切り警戒されているが、それは仕方のないことだろう。
 この際、中途半端はやめるべきかもしれない。
 そう思ったのは、記憶と知識の欠如という身の上と、こんな場所に長く居た
ことによる心細さからくる、警戒心の緩みのためだったかもしれない。
 君は思い切って地に腰をおろした。


・ 手頃な陶器の欠片を拾い、新たな山を積み上げ始めるなら(36へ
・ こんな友人など要らないと思うなら、さっさとこの場を立ち去ればいい(57ヘ