22 視界の狭いこの暗闇と、湿った足元が、知らぬ間に体力を消耗させていく。 もはや君には時間の感覚が無くなりかけてはいるが、それでも屋内としては 考えられないくらい長い距離を進んだ後、通路は左に曲がった。 それからまた少し歩いたところで、ようやく岩の壁と地面以外のものが視界に 入ってきた。 右の壁面に扉がひとつある。 ただしその扉はこれまでのように岩をそのまま 使ったものではなく、分厚い木の板を取り付けたものとなっていた。 そのため湿気のせいでかなり傷んでもいる。 ・ この扉を開けるなら(75へ) ・ そのまま通り過ぎるなら(50へ) ・ 聞き耳をたててみるのならサイコロ2個を振り、その出目が「知覚力」以下 ならば(90へ) ・ 階段の下まで戻るなら(31ヘ) |