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 視界の狭いこの暗闇と、湿った足元が、知らぬ間に体力を消耗させていく。
 もはや君には時間の感覚が無くなりかけてはいるが、それでも屋内としては
考えられないくらい長い距離を進んだ後、通路は左に曲がった。
 それからまた少し歩いたところで、ようやく岩の壁と地面以外のものが視界に
入ってきた。
 右の壁面に扉がひとつある。 ただしその扉はこれまでのように岩をそのまま
使ったものではなく、分厚い木の板を取り付けたものとなっていた。
 そのため湿気のせいでかなり傷んでもいる。


・ この扉を開けるなら(75へ
・ そのまま通り過ぎるなら(50へ
・ 聞き耳をたててみるのならサイコロ2個を振り、その出目が「知覚力」以下
 ならば(90へ
・ 階段の下まで戻るなら(31ヘ