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この部屋の扉は、観音開きでかなり大きめのものだ。
ここが寺院のようなものだったとすれば、この居住用らしき部屋より先の部屋は、
外部からの来訪者のために開かれた空間なのかもしれない。
これだけ風化した状態で人が住んでいるという事はまず考えられないが、これ
までに遭遇したような生物が入り込んでいる可能性は大きい。
君は外が近いという期待を胸に、扉を押し開けた（
６９へ
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