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2004/10/04 (Mon)

ガンダム
なにげに世論調査に答えるような変わり者やでしゃばりの意見を集めたってしょうがないと思っていましたが、政治に関心があったり投票に行くようなやつらが全員変わり者ならOKなのかと思った今日この頃。わたしはちゃんと選挙とか行きますよ。


さて、今週はガンダムの話をします。
まぁ最初の作品、いわゆるファーストガンダムってのは、よく「今まで無かったリアル」だとか「主人公が等身大」だとかいう言われ方をします。その辺りを考えてみると、まず主人公のアムロ・レイ君ですが、髪が茶髪に癖っ毛、メカいじりが好き=運動出来なそう、登場がパンツ一枚シャツ一枚、自分勝手、名前からして国籍不明、等、おおよそ主人公とは言い難い感じの人物です。かなりヤバめ。やる気なさそう。今まで「悪い奴が来たから、やっつけろー」的な運動神経抜群のカッコいい主人公的なキャラが多かったアニメに於いて、かなり異質な存在だったと思います。
その辺りになぜか視聴者が自分を重ねあわせて感情移入して人気が出たみたいな言われ方して今日に至るわけですが、物語中半、作中用語で言う所のニュータイプ能力に目覚めちゃってだんだん超能力者化してったあたりはどうだったんでしょうかね。その頃には視聴者が作品に既に熱中済みって事なんでしょうか。

まぁ、こんな話は置いといて、ガンダムと言えば、常にスポンサーとの抵抗の歴史な訳ですよ。
スポンサーも劇中のロボット人形を作って売らなきゃなんないわけですから、いろいろ言ってくるわけですよ。色を変えろとか顔をどうこうしろとか合体しろとか変形しろとか。そのあたりのフラストレーションのはけ口として、作中ではやたら顔にミサイルが当たります(笑)。最終回でガンダム自体を壊しちゃうし。小説版ではオモチャオモチャした色じゃなくて、灰色のガンダムとか出てくるし。まぁ小説版はこれはこれでアレで、ヒロインと寝たり主人公が死んじゃったりと、まさにやりたい放題な感じで、そんなにストレス貯まってたのか、あんたは、ってな感じが笑えます。

シリーズのその後も「ガンダム」という市場を狙ってスポンサーとか出版社とかガンダムで食っていこうとする人達とか、あらゆる立場の人が制作者側に詰めかけてきます。ガンダムXでは、そのあたりの事情がメタファーとして作品中に織り込まれています。登場人物や状況などを深読みして適当に当てはめてみると、制作者の心労が判るかも知れません。

まぁまとまりのない文章で事実確認もたいしてやってないですが、ガンダム論ってのは昔からそんなもんなので(こらこら)、こんな感じで明日に続きます。


ところで、先週末のホビーショウのイベントレポートリンク集って、誰か作らないんですかねぇ。そういうのは作らないものなんでしょうか。むー。
とりあえず今週末のWHF神戸19、またイベントレポートリンク集、作りましょうか。わたしは行けませんので、お土産話とか期待。自分の趣味に偏ったレポートとか楽しみにしてまーす。


今日のPinkyら
嫌メの髪をGSIクレオスのグリーン+同フラットベース+タミヤアクリル溶剤を3:少量:1で吹く。そのあとで塗料皿に残った分+同デイトナグリーンで明部として吹く。いい緑です。
それでマスキングテープを剥がしたのが右の写真の状態。白はあとでアクリルガッシュかなんかでフチを塗ります。
目つき、もっと嫌になんないかなぁ。

推賞環境:Safari, FOMA
ディープリンクフリー、フレーム内リンクフリー。readme参照。

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