2004/01/10 (Sat)
●寝てました。 特にする事のない今日、うっかり寝て過ごしてしまいました。朝起きたら18時。やばいなぁ。今年はこの体質をどうにかしないと。 人間は寝貯めは出来ないけど、睡眠不足を清算する事はできる、というのを聞きました。夜、寝るのが遅いんですよ。>自分。
何をやってるのかなーと考えたんですが、神は沈黙せず (角川書店 山本弘 ISBN4-04-873479-2) を読んでいたんですよ。ここんとこ、ずっと。 この本はと学会で有名な山本弘が、いかにも山本弘らしいトンデモ超常現象総決算な感じで書き上げた長編です。内容は、超常現象の嘘や誤認を調べまくる主人公が、なぜか超常現象を起こしてしまうといったストーリー。神の正体を解明する兄や頭脳明晰な元カレ、鋭い親友に囲まれ、最後はハッピーエンドで終わるハードSFです。 感想としては、「あー、山本さん、ついに自分でトンデモ本書いちゃったよー」という事です。著者の意図とは別の角度で楽しめる本、という定義がトンデモ本なら、この本もそうだと思います。参考文献の量が半端じゃないんですよ。その量が笑えます。 あと思ったのが聖書の扱い方。オカルト方面の人も反オカルト方面の人も、聖書を読んだ事無かったり文字のうわべだけを読んで信条や批判の種にしている人が多いと思います。主人公もその一人ですが、文の本来の意味、誤訳箇所を通して「神が言ったとされる言葉の本」から「教訓や人のあるべき姿を導きだす本」への進歩が要チェックです。まぁ聖書は分厚いし、始めから最後まで通して読むのでも、わたしの読書速度で年に2周が限度。しかも読むたびに「あー、こんな事書いてあったっけなぁ?」とかあったり、なかなか内容を深く理解するのは難しいですが、とりあえず素直に2〜3回読んでみて、そのあとでタルムード入門とか読んでみると、聖書へのツッコミって昔も今も変わってないなーというのが解ります。
さて、話は変わって写真ですが、ふとだまし絵の立体化をひらめき、紙とテープと針金でチャチャッと作ってみました。どうせもうすでに、どっかのオリコウサンが作ってるでしょうけど。この元絵の題名を探してたんですが結局見つからず、Electric Bamboos - Zom's Websiteさんのだまし絵のページを読んで満足して終わりにしました。なんだかなー。
|