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[ 最終調整2 ]

修正ポイント1

1) 髪の先    

2) 唇の描き直し

3) 目の描き直し

4) 輪郭の修正 

左が修正前、右が修正後と主な修正個所です

縮小かかってます
修正ポイント2

・輪郭線の修正&加筆

■ 最終調整(2) 
全てのレイヤーを統合したら全体を見渡して気になる部分を修正します。
  主に修正する点は以下の通りです。
   ・輪郭線
   ・気にくわないところ

 輪郭線に色を塗るときに細かく見ていくのは大変なので結構大まかに塗ってしまいがちです。
  その為細部、特に細い線や線が交差する部分が汚くなります。
  そうした部分をチェックしていき必要ならばPainterの細い鉛筆で丹念に修正していきます。

上が、顔の修正を施した部分です。
  1)は髪の先の「抜き」の部分を描き足しました。
   取り込み線は解像度、描いたペンなどの関係からぼてっとした線になってしまいました。
   そこで綺麗な髪にするために元の線で不要な部分は消し、さらに加筆し、
   最後に「抜き」が生まれるように描き直しました。

  2)3)唇と目の描き直し
   唇は最初はエアブラシで描いたのですがインパクトに欠ける、位置がおかしい、
   ため、消して全面的に描き直しました。
   目は細部が汚い、視線がおかしいため修正しました。
   いずれもPainterで直接描き込んでいきます。

  4)輪郭線の修正
   頬の輪郭は形がいびつだったために修正し、更に色が周囲に溶けすぎていたために
   濃いめの茶色+Painterのシャープペンシルで加筆修正しました。

下は、手の修正を施した部分です。
  顔同様輪郭の一部を強調するために黒に近い色で加筆しました。

その他髪の毛、輪郭の修正、再外縁の輪郭線強調などなど細かい修正を加えてきます
  顔全体の塗りも顎がしゃくれた感じになっていたため滑らかに見えるよう塗り直してあります。
  レイヤーに分けて作業をしていると合成した結果分けしていた部分が綺麗に馴染まない場合があります。
  そうした部分も含めて直接Painterで修正をしていきます。
  描き込みがたりない部分には描き込みを施し、汚くなってしまった部分は直接消して修正していきます。
 
 


修正の結果かなり変わっていく場合がありますが塗る途中と最後では自ずと見栄え、出来栄えも変わってきます。
神経質にならずに化粧を施すような感じで気になるところを直していきます。
ここで手をかけると仕上がりがグッと綺麗になりますので試してみてください。

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