「んっ、もしあそこであかりが漏らしていたら 精神に異常を起こしていたかもしれない。俺は、そんなことを望んでいない。綾香もセリオもいないこの状況で、あれが限界だよ 芹香。」
 本当は、すでに限界を超えていたかもしれない。あかりの想いが、限界を超えてさえ その精神を保たせたのかもしれない。もしかしたら、あかりにもわからないかもしれない。
 「そうですね。」
 芹香先輩は、優しく微笑んで 俺の手に手を添えてきた。固く握っていた俺の手を包み込むように、優しく添えてきた。
 「ご主人様のした事は、間違っていません。私たちを守るために、必要なことをしただけです。あかりさんも、そのうち判ってくれます。
 私たちは、ご主人様に縛られることで 自由でいられます。私たちにとって、それは幸せなことです。愛されて・・・ 縛られて・・・ 自由でいられる。矛盾することですけど、私たちには必要なことです。」
 芹香先輩から、温かいオーラが流れてくる。俺の不安を、治めてくれる。
 「そうですよ。私たちの為にも、もっと大物になってもらわなくっちゃ。ね、葵さん。」
 「あ、はいっ。がんばってください、ご主人様。」
 琴音ちゃんと葵ちゃんの大きな期待。
 「もっと大物って・・・ もっと猫娘を増やせってことか?」
 「ダメッ!!!」×6
 冗談だったのだが、速答で否定されてしまった。
 「んなわけないやろ! これ以上増やして、どないするねんっ!! 腹上死したいのか?」」
 「懲りてないの? 綾香に殺されるわよ。」
 「この魔法が、役に立ちそうです。」
 「私たちに、飽きたのですか? あれ以上、私に何を望むのんですか?」
 「また、飛んでみますか?」
 「藤田君・・・ 私の代わりに、着ぐるみ入ってみますか?」
 各々が、怖いことを言って 俺に釘を刺そうとする。彼女たちが、実力行使する気はほとんどないと思う。俺の自信過剰か?
 「わかってるって。俺って、そんなに信用ないか?」
 「ん〜、そやなぁ〜・・・ うちらには、これ以上増えられたら対処できへんな。いまでも、秘密を守るのにギリギリのラインやと思っとる。」
 「智子、そうだけど そう言う話をしてるんじゃないでしょ。」
 志保が、ビシッと突っ込みを入れる。
 「ご主人様には、私たち全員と暮らしていけるような人になってほしいんです。私たちの誰かと・・・ 結婚しても それは紙の上のことだけで、私たち全員を妻として扱えるような人になってほしいんです。」
 委員長と志保の漫才を余所に、琴音ちゃんは涙を浮かべながら 訴えてきた。今の現状から言えば、琴音ちゃんの言ったことが 理想だ。彼女たち全員と、法律上この国では結婚できない。一夫多妻の許される国の国籍を取れば、それも可能だが それでは俺にとっても彼女たちにとっても負担が多すぎる。
 ならば、世間を黙らせるほどの力を持つしかない。そう、来栖川家のような。
 「それは、俺に芹香か綾香と結婚しろと言ってるようなもんだぜ。」
 「 ・・・・・・そうですね。」
 「そうですねって、それでいいのか?」
 「危機感なんてないですよ。すぐに、ご主人様が結婚相手を決めるわけじゃないですし。まだまだ時間はありますから、私が正妻の座を射止めることだってできますよ。」
 琴音ちゃんは、右手でピストルを作ると 俺の胸を撃つ真似をした。
 「姫川さん、言いますね。私も、負けてられません。」
 葵ちゃんは、右拳をグッと突き出して 決意を露わにした。
 「だってよ、智子。若いって、怖い物知らずでいいわね。」
 「せやな。まあ、乳好きなご主人様なんやから うちらの敵やないわ。なぁ、先輩。」
 「そうです。」
 三人が、胸を突きだして 二人に対抗する。
 「あのぉ〜、私のこと 忘れてません?」
 影の薄かった理緒ちゃんは、完全に彼女たちの眼中から外れていたのだ。
 成り行きを見守っていたというより、無視されてる気がしたのか たまらず自分の存在をアピールしようとしたのだ。
 「もしかして、私って論外?」
 「もちろん。おっぱい無いのは マルチといい勝負だし。」
 「あう〜、非道いです 長岡さん。私には、まだ希望があります。」
 「あら、マルチなんて ちょっといじってもらうだけよ。」
 理緒ちゃんが、志保に勝てないのは はなっからわかっていたことだ。それでも、理緒ちゃんの意地もあるから 食ってかかったのだろう。
 「うっ・・・ そうだけど・・・ 胸の大きいマルチさんは マルチさんじゃないみたいです。私の場合、背も伸びればいいことだし・・・ 。」
 「言うわね、雛山さん。」
 志保も、感心していた。あの気弱な感じだったら理緒ちゃんが 短期間でこれだけ言うようになったんだ。たいした成長だぜ。
 「ま、理緒も 志保をギャフンと言わせるくらい 変身してやることだ。生活環境が変われば、変わるかもな。」
 「はいっ!」
 ガチャッ
 「いま、戻ったネ。」
 レミィが、いきなり入ってきた。全員が、瞬間的にビクッとした。ここには、本当に親しい者しかこないのはわかっていても やましい気持ちのある分 警戒してしまうのだ。
 「レミィ、いきなり入ってくるんやないわっ! 心臓に悪いっ!!」
 委員長が、咄嗟に怒鳴っていた。その言葉は、全員の代弁でもあった。
 「 ・・・ゴメン。」
 「レミィ、あかりはどうした?」
 「ここにいるヨ。ただ、ちょっとネ・・・・・・ 」
 レミィの表情が、曇った。あかりに、なんかあったのか?
 俺は、急いで駆け寄った。
 あかりは、ドアの横で壁にもたれ掛かって ぼぉ〜としていた。
 表情がない。
 魂でも、抜かれたような感じだ。
 「あかり? あかりっ!」
 「 ・・・ 」
 あかりの肩を掴んで揺らしても、返事をしない。とにかく、部室の中へ。。。
 「レミィ、手伝えっ!」
 「あ、ウン。」
 俺とレミィが、両側から抱えても それに従うだけだ。
 「まあ、あかり 飛んじゃったの?」
 「みたいだ。とに、一番手間のかかる奴だな。」
 「どうするのよ?」
 志保は、心配はしている。が、もう手出しはしないらしい。その場から、動こうとしないのだ。
 「そうだな・・・ せっかく尻がきれいになったんだ、使わない手はない。」
 俺は、レミィと あかりを部室の中程の元いた場所に連れて行って 座らせた。
 レミィは、俺の言葉をわかっていた。床で惚けてるあかりを、四つんばいにさせ スカートを捲った。オムツを着けた尻が、晒される。
 パチッパチッと、止め金具を外して  オムツを脱がしにかかるレミィ。
 「琴音、準備しろ。」
 「えっ!?・・・ すぐにですか?」
 俺は、無言で琴音ちゃんを睨んだ。
 「あっ、はいっ!」
 琴音ちゃんは、怯えながらも スクッと立ち上がりスカートの中へと手を入れた。スルスルッと、パンティーを下げていく。
 あかりは、レミィにオムツを取られても そのままの姿でいる。
 「自分で着けるんだ、琴音。」
 パンティーを脱いだ琴音ちゃんは、レミィが持っているあかりから外したオムツに 手を伸ばした。
 「さて、こっちも準備するか。」
 そう言ってあかりを見ると、芹香先輩が すでにあかりの尻にローションを塗り始めていた。流石は、先輩だ。
 指に付けたローションをあかりに塗りつける姿が、実にエロティックだ。指の動きが、あまりにもいやらしい。
 「私も、お手伝いします ご主人様。」
 葵ちゃんが、俺のベルトを外し ズボンの中で窮屈にしている俺のモノを出そうと ズボンを下げる。慣れた手つきで、トランクスの中から俺のモノを取り出し 亀頭を口にした。クチュクチュと、俺のモノを濡らすように舌を使って 唾液を塗りつける。
 芹香先輩は先輩で、そのしなやかな指を あかりのアヌスに侵入させている。チュポチュポと、指が出入りするたびに ローションの塗れた音がする。
 そんなことをされてさえ、あかりの飛んだ精神は戻らずにいる。
 「ご主人様、固さがいまいちですよ。神岸先輩のこと、心配なんですか?」
 俺のモノを両手で握った葵ちゃんが、少し悲しそうに言った。自分の奉仕では、満足させられないのが悲しいのだろうか。俺は、そんなことは思っていないのだが 精神的に固さを足りなくしているのだ。
 「すまん。」
 「いいんですよ。私だって、心配です。ですから、ご主人様の力で 正気に戻してあげてくださいね。」
 「ああ、そのつもりだ。」
 葵ちゃんの励ましで、俺のモノの固さを増した感じがする。俺一人では、どうにもならないことでも 彼女たちの後押しがあるからこそ なんとかなるのだ。それが、このハーレムを支えている柱の一本でもあると思っている。
 「ご主人様・・・ これで・・・ いいんですか?」
 琴音ちゃんが、情け無い声で スカートを捲り 着けたオムツを見せてきた。直接秘所をさらけ出すよりも、恥ずかしそうに見えるのはなぜだろう。。。
 「似合っているぜ、琴音。ご褒美をあげないといけないな。
 おっと、ズボンの中か。
 葵、ズボンのポケットから リモコンを取ってくれ。」
 「 ・・・・・・はい、ご主人様。」
 葵ちゃんは、俺のモノを舐め回しながらもリモコンを探し出し 俺に手渡してくれた。もう、俺のモノは 本来の固さに近いところまできている。葵ちゃんの必死な奉仕の賜だ。
 リモコンを受け取った俺は、すかさずボタンを押した。
 ピッピッピッ!
 「ヒィッ!!!」
 琴音ちゃんは、ギュッとスカートを握り 足を震えさせながら グッと崩れるのをこらえた。
 オムツのロック、導尿カテーテルの挿入、浣腸管の挿入を同時にされた刺激に耐えたのだ。
 ピッ!
 俺は、唯一残っていた未使用のボタンを押した。それは、挿入されたパイプをバイブレーションさせる為のものだった。ただ振動するだけではない。パイプであるために、体内で広くなったところでは大きく暴れるのだ。
 「!?・・・ んっ・・・ くうっ! ううっ・・・ 気持ちいいけど・・・ んふぅ、もどかしい・・・ 。」
 琴音ちゃんは、腰をくねらせて 踊る。踊っているようにみえる。
 「しばらく、そうしているんだ琴音。
 葵、もういいぜ。
 芹香、ごくろうさん。」
 ススッと、離れていく芹香先輩と葵ちゃん。
 それぞれが、思い思いの姿勢で固唾を飲んで見守る。その中で琴音ちゃんだけが、必死に雰囲気を壊さないように 声をこらえている。残酷な仕打ちかもしれないが、琴音ちゃんがOKしたことなのだ。
 ・・・みんなの前には、人形のようなあかりがいる。アヌスとヴァギナをローションで濡らしているあかりがいる。みんなの注目を浴びているあかりがいる。
 何も知らなかった頃のあかりからは、信じられない姿だ。
 だが、彼女らの想いは 全てこれからあかりがされる事に集まっている。そう、誰も知らない姿を見るために。
 俺は、後背位の姿勢を取ると あかりの桃尻をグッと左右に開き 菊座をよのハッキリとさせる。尻肉が、左右に引っ張られることで プックリとアヌスが盛り上がる。
 「あかり、後ろの処女ももらうぜ。」
 亀頭の先をアヌスに当てると、ググッと押し突ける。数え切れない程した肛門姦ではあるが、何の反応もないのは初めてで 調子がつかみづらい。何の抵抗もないから、入れるのは楽かもしれない。
 ヌ・・・ プッ・・・
 強張りの先を包み込むように、アヌスが広がっていく。
 クニュ・・・ グニュ〜〜〜〜ッッッ・・・・・・・・
 カリの部分まで入ってしまえば、後は比較的スムーズに押し込める。入り口部分のきつい部分を突き抜けると、俺のモノを吸い込むような感じさえとれる。
 だが、周りで見ている彼女たちとやった時のような 強烈な締め付けはない。
 挿入しても、あかりの飛んだ精神は戻らなかった。
 あかりのアヌスに、背後から膝立ちになった俺は ペニスをズップリと埋めていた。あかりの後ろを犯していると考えるだけでも、興奮してくるぜ。
 俺は、ゆっくりと腰を前後に動かし始めた。きつい締め付けがない分、かなりスムーズに動くことができる。自由に動けることで、快感は得やすかった。だが、まるっきり反応がないのが 虚しい。
 ズッチャ ヌッチャ という水っぽい音と呼吸音だけが、耳に入る。あかりの苦痛な声も、淫靡な声も聞こえない。
 「くそぉっ!」
 俺は、さらにスライドの速度をあげた。あかりに、俺をもっと感じてもらいたい。俺も感じたい。
 ズップ ズップ ズップ
 ズップ ズップ
 ズップ
 虚しく、俺の快感を高揚させていくだけだ。
 「あかり・・・ 戻ってきてよ。お願いよ・・・ あかり。。。」
 志保は、祈るように呟いている。
 そこからも、今回の行為はいつもと違う雰囲気であることを ハッキリさせている。
 俺は、あかりに覆い被さると 繋がったままあかりの躯を引き起こした。胡座をかいた俺の上で、アヌスを深くえぐられていたあかりは 俺に躰を預け 腕をダラリとして 頭を垂れている。
 「あかり、戻ってこいっ!」
 俺は、制服の舌に手を突っ込むと 両乳房をギュッと掴んだ。
 「戻ってこいよ、あかり・・ 全てを受け止めると決めたんだろ? 俺の側にいるって、決めたんだろ?」
 俺も、祈るように あかりに囁きかけた。そうせずには、いられなかった。
 「私も、手伝います。」
 芹香先輩は、俺たちの前に回り込むと 接合部へと舌をはわし始めた。舌が、俺のモノの裏筋を上下へと動く。
 「 ・・・ ・・・ ・・・ 」
 芹香先輩が、何か呟きながら 舌を動かしている。よく聞こえないが、きっとあかりの為に 何か呪文を唱えているんだろう。
 みんなも、祈るように俺たちをジッと凝視している。
 「俺だけじゃない。みんなが、待っているんだ あかり。」
 俺は、胸を掴んでいた両手を あかりの両脚に移し、あかりの躯を上下させた。
 俺のわずかな腰の動きも加わり、スライドするには十分な動きにはなった。
 「あかりっ・・・ あかりっ・・・ 」
 チュップ チュップ チュップ
 チュップ チュップ チュップ
 腰を動かすたびに、祈るたびに、俺のモノを受け入れてるあかりのアヌスに 力が入っていくように感じる。
 「あかり?・・・ あかりっ・・・ あかりっ・・・ 」
 チュップ チュップ チュップ
 チュップ チュップ チュップ
 あかりに精気が戻りつつあるのを感じると、俄然俺の性的快感も高まってくってもんだ。
 「イクぞ、あかり・・・ 俺の・・・ みんなの思いの丈を受け止めろっ!」
 俺は、ラストスパートをかけた。激しくあかりの躰が、揺さぶられる。
 「あ・・・ あん・・・ ん・・・ 」
 あかりが、声を漏らしている。
 芹香先輩も、気づいたのか もう大丈夫といった風に 身を引いていった。
 「あかり・・・ イクぞ・・・ あかり・・・ あかりぃぃぃぃぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっっっっっっっっ!!!!!!!!!!!」
 ドクッ ドクッ ドクッ・・・・・・
 俺たちの熱い祈りを込めた飛沫が、あかりの直腸へと 注がれていく。
 「熱い・・・ 熱いよ・・・ 。。。」
 あかりは、そう呟いた。
 あかりは、正気に戻ったのか?
 確認したくても、ゼエゼエと息継ぎをするのが精一杯で 声が出ない。身体が、動かない。
 「すみません。あかりさんを引き戻すために ご主人様の精気を使わせていただきました。ご主人様なら、すぐに回復すると思いますから 大人しくしていてください。」
 と、芹香先輩は 耳打ちしてきた。
 そうだったんだ。芹香先輩は、俺の精気を触媒として 魔法を使ったらしい。それだったら、俺のこの症状が納得できるってもんだ。
 だけど、すぐにあかりを抱きしめてやれないのは 残念だ。
 「浩之ちゃん・・・ お尻が・・・ お尻が痛いよ・・・ 。」
 あかりは、首を後ろに捻って言ってきた。応えてやりたいんだが、できねえんだよ。
 「あかりっ!あかりぃぃぃっっっっっっ!!!!!!!!!!」
 志保は、俺があかりの下にいるってぇのに かまわずあかりに飛びついてきた。俺は、その衝撃で 二人に潰される格好で 仰向けに倒れた。
 「ぐえっ!」
 覚えてやがれ、志保。
 チュ・・・ プッ
 さっきまで剛狂っていた俺のモノは、役目を終え 萎んであかりのアヌスから押し出された。
 「志保、苦しいよ。
 ・・・あ、お尻から・・・ 。」
 あかりも、尻から抜けてくのを感じていた。
 俺は、安心したのもあって 眠くなってきた。体力が無くなったからだ。
 でもなぁ、午後の授業があるし・・・ あ・・・ 意識が・・・・・・
 目の前が急に暗くなり、そのまま俺は意識が遠のいていった。
 「ご主人様? ご主人・・・ さ・・・・・・ 」
 彼女たちが、四手いるようだ。俺は、疲れたんだ。ほっといてくれ・・・・・・

 サラッ
 誰かが、俺の髪を撫でている。
 ・・・俺は、どうしてるんだ?
 疑問を解くべく、瞑っていた目をゆっくりと開けた。そこには、薄暗い天井があった。そして、俺の顔を覗く女性の顔。
 「気分は、いかがですか?」
 「気分? ・・・悪くない。でも、どうしてだ?」
 「憶えてないのですか? 浩之さんは、お昼からずっと寝ていたのです。少し前に、本日の授業は全て終わりました。」
 そう言った芹香先輩は、にっこりと膝の上の俺を見た。俺は、芹香先輩に膝枕されていたのだ。
 「ああっ・・・ くうっ・・・ んんんっ・・・ はあうっ!」
 「?」
 「んああ・・・ ご主人様・・・ ご主人様ぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・・・・・ 」
 「琴音さんは、イッてしまったようですね。」
 俺は、声のしていた方へと 頭を動かしてみた。そこには、琴音ちゃんの姿があった。動かないところをみると、芹香先輩の言ったとおり イッたんだろう。失神したみたいだ。
 「どうしてだ?」
 「 ・・・覚えてないのですか? ご主人様は、お昼に琴音さんを攻めていたのですよ。」
 「 ・・・・・・そうだったな。」
 俺は、まだはっきりと目覚めていない意識の中で 琴音ちゃんにしたことを思い出していた。
 「お昼から、ずっとあのままです。」
 「あのままって・・・ なんで、スイッチを止めなかったんだ?」
 「私たちが、勝手にすることはできません。」
 「そんなの、時と場合によるだろう。じゃ、琴音ちゃんも午後の授業さぼったのか?」
 「はい。琴音さんは ご自分で担任の先生に気分が悪いと 相対の許可をいただいたそうです。浩之さんの方は、私と智子さんで 先生に言っておきました。オカルト研究会の活動中に気分が悪くなったので帰りました、と 伝えに行きましたら とても不思議そうにしていました。どうしてでしょうね。」
 この学校じゃ、芹香先輩の話を疑う先生は 一人もいないんじゃないかと思う。が、オカ研への俺や委員長の関わりを知った先生の驚きが 目に見えるようだ。
 「世話かけたな・・・ 琴音ちゃんを楽にしてやってくれ。」
 「はい。」
 芹香先輩は、俺の傍らに置いてあったリモコンを取ると 琴音ちゃんを攻めていた物のスイッチを切った。5時間以上も攻め続けられて、なんともなかったのだろうか・・・ 攻められながらも、先生のところへ行った琴音ちゃんは 何か勘ぐられなかっただろうか。
 「後でいいですから、琴音さんょ労ってあげてください。私たちが授業を受けていた間、彼女がご主人様のお世話をしていたのですから。」
 「ああ、わかってる。琴音をこんな辛い目に遭わせる気はなかったんだが、なってしまった。悪いと思ってる。
 それでも、耐えて 尽くしてくれたんだ。感謝してるぜ。」
 俺が寝ている間、琴音ちゃんは どのようにしていたんだろう。どんな思いで、耐えていたんだろうか。
 「不可抗力ですから、いたしかたありません。」
 「だが、後で 琴音には謝っておくぜ。
 ところで、あかりはどうなった?」
 「あかりさんは、腰が抜けていたので レミィさんと長岡さんに連れられて 教室に戻っていきました。初めてのお尻の後でしたので、痛み止めは 渡しておきました。」
 「ありがとよ、芹香。」
 用意がよくて、気の利く先輩には 脱帽だ。
 そんな俺は、いつでも起きあがれるのだが 芹香先輩の膝の上が気持ちよくて 起きる気がしない。安心感があって、心落ち着く場所なのだ。また、寝てしまいそうだ。
 「ご主人様、そろそろ起きてください。もう、日が暮れます。
 私は、一度屋敷に帰らないと レミィさんのところへはお伺いできないのです。それに、セバスチャンが もう来ます。」
 「もう、そんな時間なのか。。。」
 オカ研の窓には、分厚いカーテンが掛かっているので 外の様子はまったくわからないのだ。だからといって、ぐずぐすしてると セバスチャンがやってくる。一戦交えるのも必須だろう。
 「部室の鍵を渡しておきますので、戸締まりをお願いします。それと、琴音さんもお願いします。」
 「OK、OK。後は、任せときな。俺たちは、早引けしたことになってるんだろ? だったら、裏門からこっそり帰るのが似合ってるぜ。」
 俺は、起きあがって 身体を伸ばした。固い床で寝ていたせいか、間接が固まっていた感じだ。
 「すみません。。。」
 「いいって。それより、ちゃんと来いよ。待ってるからな。」
 「はい。」
 芹香先輩は、立ち上がるとスカートを少しだけ払って 鞄を持った。
 ・・・なんか、荒々しい気が迫ってくる。痺れを切らせて、ここまでやって来やがったな ジジイ。
 「鍵は、机の上にあります。それでは、後ほど。。。」
 カチャッ・・・ ギィ・・・ パタン
 芹香先輩は、あわてるように部室から出ていった。セバスチャンが、迫ってきているのを 先輩も気づいていたようだ。俺が、一緒にいると突っかかってきやがるし 琴音ちゃんが気を失ってるのを見られれば さらにややこしくなっていただろう。ふぅ〜、やれやれだ。
 5時間ほど寝たおかげで、精気はまあまあ回復したようだ。まあ、腹ぺこだけどな。途中で、なにか喰ってくか・・・ レミィん家でパーティーの用意してるはずだ。我慢するか。そうと決まれば、行くか。
 リモコンを拾って、気を失ってる琴音ちゃんに近づくと まだ火照っている身体から立ち上る女の子特有の甘い香りがする。
 長い間悶えていたんで、エキスが制服に染み込んでいるのが 気化しているのだ。
 「みんなが、待ってるぜ。」
 俺は、琴音ちゃんを背負うことにした。気を失ってる人間を背負うのは、難しい。身体が、固定されないから 持ち上げるのに一苦労だ。
 琴音ちゃんの寝息が、耳のすぐ側でする。
 「かわいいもんだ。」
 俺は、机の上の鍵を取ると 部屋を後にした。校舎内には、俺たち以外の気配を感じない。日が暮れるのが早くなったとはいえ、寂しいもんだ。

 「あははっ、今夜はとっても楽しいネッ!」
 「レミィは、自分ん家が賑やかなことに 上機嫌だ。この広い屋敷で、一人寂しくしていたんだろうな。 ・・・俺ん家に泊まれない時に、寂しそうにしていたりすることもあったよな。今日は、その反動かいつも以上に陽気だ。
 「ほらっ、あかりっ! 今夜は、あかりの歓迎会なんだから もっと楽しむネッ!」
 「う・・・ うん。」
 俺と琴音ちゃんが、レミィん家に着いた時は すでにあかりはいた。尻が痛いのか、ぎこちない動きで 台所に立って料理をしていた。自分の歓迎会の料理を作るとは・・・ つくづく、しょうがない奴だと思うぜ。
 俺は、琴音ちゃんを背負っていたのもあって すぐには声をかけられなかった。パーティーが始まった今も、あかりの方から俺との距離をとってるから 話すことができないでいる。まあ、避け続けることは不可能だから 嫌でも話すことになる。
 「レミィ、昼間話した犬は 連れて来たのか?」
 「あ、ウン。アタシの部屋にいるネ。」
 「連れてきてもいいぜ。みんなにも、面通ししとかないとな。」
 「わかったヨ。名前は、ジョニーって言うネ。」
 レミィは、喜々として犬を迎えに行った。
 「ご主人様、ワンちゃんを連れてきて どうするんですか?」
 葵ちゃんは、俺が犬を連れてこいって言ったことを 不思議がっている。
 「俺が、なんの意味もないことを言うと思ってるのか?」
 「思ってませんけど・・・ 私には、何を考えているのかわかりません。」
 そうだろうな。普通の考えしか持っていなければ、思いつかない行為だ。
 「うちも、興味あるわ。どないすんの?」
 二日続けての外泊になる委員長。それでも、家族の信頼があるのか ダメと言ってきたことがない。
 「まだ、綾香たちが来てないから 言えないぜ。」
 先に始めてたら、綾香の不評を買うし なんと言っても芹香先輩の手助けが必要なのだ。手助け無くして、成功はないと思っている。
 「そうですね。。。綾香さん、早く来ないかなぁ〜。」
 葵ちゃんは、残念そうにして 期待をさらに膨らませた。
 「ほらっ、あかり。いい加減、ご主人様に奉仕しなさいよっ!」
 「 ・・・いいよ。忙しそうだし。」
 あかりは、志保に押されても動かない。しょうがねえな。
 「連れてきたヨッ!」
 俺が、あかりの為に動こうとした時 レミィが犬を連れてきた。
 「この子、ジョニーって言うネ。ジョニー、みんなに挨拶してくるネ。」
 犬のジョニーは、レミィの側から離れると 一番近くにいた志保のところへ行った。志保の匂いを嗅ぎ、そして 次々と何かを確認するように 猫娘たちの匂いを嗅いでいく。
 「この子、ゴールデンレトリバーってやつやろ?」
 「ウン、そうだヨ。ちゃんと躾がしてあるから、咬むことはないはずヨ。」
 「そうは言っても、心配だ。口輪はないのかよ?」
 「ないヨ。何を、そんなに心配してるノ?」
 「ないのか。しょうがねぇなぁ。」
 危ないと感じたら、一撃を加えてでも 止めるしかない。俺の可愛い猫娘たちを、少しでも傷つけるわけにはいかないのだ。とすると、足の爪もなんとかならないもんかな。。。
 「すごくお利口さんだから、心配なんて無用だと思うヨ ヒロユキ。」
 俺の危惧を取り払おうと、レミィはジョニーがどれだけ利口なのか 伝えようと必死だ。俺は、レミィを信用してないわけではない。
 だが、興奮すれば 何が起こるかわからないことを 心配しているのだ。
 「ああ、わかった わかった。
 俺たちのやり取りを余所に、ジョニーは興奮し始めている。初めて会う彼女たち。しかも、フェロモン ムンムンの彼女たちに興味津々なのだ。
 「ううぅぅぅ・・・・・・ 。」
 理緒ちゃんは、やっぱり犬は苦手のようで 警戒している。
 そして、一通り挨拶を済ませたジョニーは 志保の側にピタリとついた。ジョニーにもわかるのか、志保を気にしている。
 「ジョニーは、シホが気に入ったようネ。」
 レミィは、ジョニーの様子を見て 少し驚いている。ジョニーにしても、彼女らの中から志保を選んだってことは 何か理由があるかもしれない。
 「ふふんっ、どんな動物の雄も この志保ちゃんの魅力には敵わないってことね。」
 犬が、自分を選んだことに 志保は鼻高々のようだ。後で起こる事も知らずに、いい気なもんだぜ。
 カラン カラン カラン カランッ
 レミィん家の呼び鈴は、電子音ではなく わざわざ本物の鈴が動いて鳴るようにしてある。そういうところは、誰のこだわりなのだうか。まあ、俺は好きだぜ。
 「アヤカたちが来たネ。迎えに行ってくるヨ。」
 モニターで、綾香たちを確認したレミイは あわてて出ていった。
 「さて、役者も揃ったことだし 始めるぜ。」
 「はいっ。」×4
 志保・委員長・葵ちゃん・理緒ちゃんは、返事をして 猫娘になる準備の行動を起こした。
 「さあ、あかり 行くよ。」
 「えっ!?」
 「そうそう、神岸さんもこれからは自分でになあかんのやから うちらがすることようみとき。」
 「うあっ、ちょっと二人とも・・・ 」
 あかりは、志保と委員長に引きづられていった。そして、俺とジョニーだけが残った。
 「ジョニー、待ってろよ。おまえが、気に入った奴と いいことさせてやるからな。」
 俺は、犬のジョニーにむかって ニヤリとして言った。そんな俺を、ジョニーはジッと見つめてきた。まるで、”わかってぜ”と 言ってきているようだ。
 ガチャッ!
 「遅くなっちゃったぁ! あれ? ・・・・みんなは?」
 勢いよく扉を開けた綾香。だが、俺と犬しかいないのに 拍子抜けしたみたいだ。
 ジョニーは、綾香を見ると すぐに駆け寄り 媚びを売っていた。綾香の強さをわかってるみたいだ。そういえば、俺のとこへ来た時も へつらう感じだったな。
 「浩之、この犬どうしたの?」
 「志保へのお仕置きに使おうと思って、レミィに借りてきてもらった。」
 「ふぅ〜ん、いいわね。私も、前々から見てみたかったことの一つだから 楽しみだわ。」 
 綾香は、獣姦を知っていたみたいだ。ていうか、興味本位で見てみたいと思っていただけだろう。
 「ヒロユキって、ホント マニアックだよネ。」
 綾香の後ろから、ヒョコッと顔を出して レミィが言った。
 「そんなことでもしねえと、満足してくれねぇだろ。他の野郎に犯られるのは 誰も望んじゃいないだろうし 俺だって見たくもねぇ。かといって、鞭とかで身体に傷跡を残すようなこともしたくねえんだ。」
 「だからって、犬なの?」
 「今回だけだ、綾香。」
 「そう願いたいわ。ね、姉さん。」
 「はい、そう思います。」
 芹香先輩は、平然と綾香に同意した。先輩は、犬と交じあわせるのを どう考えているのだろうか? 考えての答えなのだろうか?
 「そう、言わないでくれ。先輩には、協力してほしいんだ。先輩の持ってる薬とかが、必要なんだと思う。」
 「わかりました、浩之さん。」
 芹香先輩は、俺に頼られたことが嬉しかったようで 顔を紅くして喜んでいる。
 「おまたせしましたぁ! マルチ、ただいま参りましたです!」
 玄関の方から、マルチが叫んでやってきた。メンテナンスが終わったようで、綾香たちと一緒に来たんだな。
 「マルチさん、はしたないですよ。」
 「あ、すいません。うれしくって。」
 うんうん。やっぱり、マルチはこうだよな。
 「お帰り、マルチ。どうだった?」
 「はい、ただいまです。検査では、どこも異常はなかったです。」
 「そっか。」
 「えっと、みなさんは?」
 「猫娘になりにいった。」
 「そうですか。私も、お手伝いに行かなくてわ。」
 マルチは、ちょっとテンションが高いな。
 「マルチは、琴音ちゃんをレミィと起こしに行ってくれ。」
 「私一人で、大丈夫ですよ。」
 「どこの部屋か、知らねえだろが。」
 「あう〜、そうでした。レミィさん、よろしくお願いします。」
 「ウン。それじゃ、また後でね ヒロユキ。」
 レミィとマルチは、客室で寝ている琴音ちゃんを起こしに行った。レミィだけでもよかったが、猫娘になる準備もあるから マルチもいた方が便利だろう。
 「琴音が、どうかしたの?」
 「ずいぶんと体力を消費したようで、眠ったままなんだ。」
 「琴音に、なにしたの?」
 「先輩から、何も聞いてないのか?」
 「うん。」
 一から説明するのも、面倒だ。かといって、説明しなかったらうるさいだろうし。綾香は、けっこう琴音ちゃんを可愛がってる節があるからなぁ〜。
 「ちいと、俺が無茶させちまってな。そんで、くたばっちまった。」
 「なにしたのよっ!」
 やっぱり、怒ったか。
 「綾香、不可抗力なのです。それに、琴音さんも受け入れたことなのです。」
 「でも・・・ 」
 「綾香、浩之さんが信じられないのですか?」
 「 ・・・わかったわよ。でも、今度からは私の見てないところでしないで。お願い。。。」
 綾香の願いは、俺を包み込む。抱き締めると言ってもいい。
 「もう、全員が揃わない時は 特殊なことはしないつもりだ。」
 「ありがと、浩之。」
 綾香は、自分を疎外されたことが悲しかったのか?
 それとも、俺たちの身を案じてなのか?
 どちらにしても、綾香の想いは複雑だろう。
 「綾香、猫娘になってこいよ。琴音ちゃんのことも気になるんで、見てきてくれないか?
 それと、先輩 ちょっといいかな?」
 「 ・・・うん。行ってくるね。」
 綾香は、俺をジッと見たかと思うと きびすを返した。
 「たぶん、みんなバスルームだ。」
 「あ、うん。わかった。」
 綾香は、寂しそうに みんなのところへと行った。俺は、その綾香の後ろ姿を見えなくなるまで見ていた。
 「綾香には、つれないのですね。」
 先輩は、俯いて言った。
 「 ・・・かもな。
 でも、誤解しないでくれ。嫌いじゃないんだ。」
 「わかってます。
 それで、私は何をすればよいのですか?」
 「志保とこのジョニーを、繋げようと思うんだ。」
 俺は、横に座っていたジョニーの頭を撫でて言った。
 「それで、ジョニーが志保を雌犬と認識するようにした方が いいんじゃないかと思う。」
 「そうですね・・・ 犬が、人間相手で どれだけ興奮するかわかりません。 ・・・少しだけ、興奮薬を飲ませましょう。それで、様子を見た方がいいと思います。後は、無理せず ジョニーに任せましょう。」
 「それでいいか。。。ありがとな、先輩。」
 「それでは、私も準備してきます。」
 先輩は、何か考えるようにして 部屋を出ていった。先輩なりに、何か良い考えが浮かぶといいな。
 ・
 ・
 ・

 「お待たせネッ!」
 先輩が、出ていってから15分ほどして レミィを先頭にしてみんなは戻ってきた。その中には、もちろん 起きた琴音ちゃんもいる。
 「ご心配かけました、ご主人様。」
 琴音ちゃんは、部屋に入ってくると いの一番に駆け寄ってきた。その様子から、表面上特別変わったところはないようだ。
 「すまなかったな、琴音。身体の方は、大丈夫か?」
 「はい・・・ 尿道が・・・ 変な感じはしますけど 他にはなにも。」
 長時間にわたって、尿道を擦られていたんだから 炎症くらいおこしてるかもしれないな。
 「大丈夫じゃないな・・・ 。」
 「心配しないでください。セリオさんにも、看ていただいたから大丈夫です。ちょっと、不自由するかもしれないだけですよ。」
 「飼い主として、責任もあるからな。そうだな・・・ 今度、二人っきりでデートしようか。」
 「本当ですか? 楽しみにしてますっ!」
 「ああ、だから 無理なんか絶対するなよ。治ってからじゃないと、デートしないからな。」
 「はいっ。」
 琴音ちゃんは、嬉しさを噛み締めながら 下がっていった。
 「それじゃ、始めるか。」
 俺が、愛した女性たちが 初めて一堂に会した。ここからが、本当のパーティーだ。
 「まずは、あかりからだ。」
 「 ・・・はい。」
 みんなに言われていたのか、素直に自分から前に出てきた。
 他の猫娘たちみたいに、裸でいるのが慣れてないんで 秘所を手で隠してモジモジしている。オカ研での行為の方が、もっと恥ずかしいことだと思うんだけどな。
 あかりは、俺の前で正座すると 三つ指を立てて
 「私を・・・ ご・・・ ご主人様の猫・・・ 猫娘として可愛がってください。。。」
 と言って、深々と頭を下げた。
 俺は、きっとこの光景を一生忘れることはできないだろう。それは、あかりだからだ。あかりだから、忘れることはできない。
 「あかり、ずっとついてこいよ。あかりが、俺から離れない限り 俺はあかりを放さない。可愛がってやるから、ついてこいっ!」
 俺の言葉を聞き終わると、同時に あかりは微笑んでいた。安心しきっている感じだ。
 「あかり、よかったわね。おめでとう!」
 志保が、拍手をして あかりを仲間として迎えたことを 祝った。他の猫娘たちも、一斉に拍手して祝う。
 まだ、儀式が済んでないのに しかたない奴らだ。
 「セリオっ、あかりの尻尾をくれっ!」
 セリオは、携えていたケースを開き 俺に差し出した。あかり専用の猫化キットケースだ。
 「神岸さんは、熊がお好きだと聞いておりますので 近い物を用意したしました。山猫タイプの物で、耳は丸みを帯びた小型の猫耳。尻尾は、太く短い物です。色は、ライトブラウンです。」
 みんなとは、まったく違ったタイプだな。まあ、あかりにはピッタリか。
 「ありがとよ、セリオ。」
 俺は、ケースから尻尾を取った。もう、拍手は鳴り止み 俺のすることを注目して待っていた。
 「理緒、耳を着けるのは おまえの役目だ。」
 「 ・・・ん!? ・・・あ、はい。」
 理緒ちゃんは、どうして呼ばれたのかよく判ってないまま セリオから猫耳カチューシャを受け取った。
 「それを、あかりに着けてやるのが 理緒の役目なんだ。」
 あかりは、こちらの都合いいことに 立たずに正座したままだった。
 「はい、わかりました。 ・・・神岸さん、着けますね。」
 あかりの正面に立った理緒ちゃんは、その肢体を隠すことなく 見せる。メンバーの中で、一番貧弱というか 未発達というか ロリ体型の理緒ちゃんの身体は、少なからずあかりに勇気を与えただろう。
 「うんっ ・・・あっ・・・ あ・・・ 。」
 猫耳を着けられ、あかりは小さく声を上げた。俺からは、理緒ちゃんの陰になって あかりの表情をみることはできないが、きっと目を見開いて 初めての感覚に戸惑ってることだろう。だが、まだまだ序の口だ。
 「神岸さん、よく似合いますよ。どうですか、ご主人様?」
 理緒ちゃんが、あかりの前から退くと 耳をピクピクとさせたあかりが現れた。しきりに、耳を気にしている。
 「うん、可愛いぜ。これで、尻尾をつければ 完璧だがな。」
 あかりは、俺をみて 一瞬強張った。
 「そうだね。 ・・・尻尾をつけてくださいますか?」
 「ついねえと、本当の意味で 俺のものになったとは言えないからな。」
 「では・・・ 。」
 あかりは、唾を飲み込むと 真剣な顔で行動を起こした。四つんばいになると、俺に向かって尻を突き出す為に 180度反転した。
 脚をわずかに開き、尻を高く突き出す体勢を取る あかり。さらけ出された秘所は、すでに濡れて光っている。そして、昼間 俺が貫いたアヌスは 赤く腫れぼったくみえる。
 「あかり、尻は痛くないのか?」
 「 ・・・疼くけど、薬のおかげで あまり痛みはないよ。」
 深呼吸しているのか、あかりの身体が大きく上下している。
 「ご主人様、これを。。」
 セリオは、潤滑ジェルの入った小瓶を 蓋を開けて俺に差し出した。
 「ああ、すまない。」
 俺は、人差し指の先にジェルを絡めると あかりのアヌスに持っていった。
 指が触れた瞬間、クッと腰を引いて アヌスをキュッと萎ませる。そして、また元の形に腰を突き出す。
 再び、指が触れ 今度はアヌスだけが反応する。指の腹で塗りつけると、少しずつアヌスに沈んでいく。
 「くっ・・・ んん・・・ 痛。。。」
 指が、切れたところを擦ったのか 痛みを訴えるあかり。
 指先を締めつけるゴム輪のような感じ。そのどこかが、切れているのだろう。
 「ご主人様、これを少し混ぜてみてください。」
 芹香先輩は、持ってきていた薬箱の中から 痛みを麻痺させる成分の入っているであろう粉を 俺に差し出した。俺は、ジェルのついた指先で少しだけ粉を拾い あかりのアヌスに擦り付けた。
 「あかり、まだ痛いか?」
 「 ・・・うん。でも、我慢できる。」
 まだ、我慢できる範囲の痛さなんだろうが もっと太い物が入る異常 痛みはない方がいい。先輩のくれた薬が効けば、それは解決されるだろう。
 俺は、薬を傷口に擦り込むように アヌスを指で弄んだ。あかりは、行為自体に興奮してきているようで 秘所から蜜を溢れさせている。白濁した本気汁だ。膣口も、開いてきている。
 「あまり、焦らすのもよくないな。」
 俺は、指を離して あかり専用尻尾に手を伸ばした。
 あかりは、深呼吸して 落ち着こうとしている。
 みんなは、あかりが猫娘になるのを 今か今かと待っている。
 「あかり、覚悟しろよ。」
 「 ・・・う・・・ うん。お願いします・・・ ご主人様。」
 あかりは、自分の両手で 尻肉を掴んで広げた。
 「うう・・・ 恥ずかしいよ・・・ 。」
 と、呟くように あかりは言った。
 「お願いされちゃ、止められないな。」
 俺は、尻尾の接続プラグの先端にジェルを付けると あかりのアヌスを目指した。
 プックリと、盛り上がってるアヌスに先端が触ると キュッと窄まる。
 「いくぜ、あかり。」
 「 ・・・ 」
 グッと、腕に押す力を入れる。ジェルの滑りが手伝って、グプッとアヌスへと入り込む。
 「ひゃあっ!」
 イキを吐くと同時に声を上げたのか、かすれたような声だ。
 少しでも入れば、後は押し込むのは容易い。手っ取り早く済ませば、それだけあかりが苦痛を感じるのが 少なくて済む。
 クップッ・・・ ププッ・・・ プチュッ
 俺は、神経接続を行うプラグ部分を 全てあかりの体内へと送り込んだ。
 「うああっ・・・ 苦しい・・・ 。」
 痛いと言わないところをみると、先輩からもらった薬は 効いているみたいだ。俺は、尻尾の根本まで入れると 手を離した。
 ヴゥゥゥ・・・ ン・・・・・・
 「あっ・・・ あっ・・・ ああっ! んああぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜っっっっっっっっっっ!!!!!!!!!!!」
 あかりは、神経接続が始まると 叫んで身体を大きく反らせた。拳をギュッと握り、自分の身に起こっていることに 耐えている。これから、しょっちゅうすることなんだから 慣れてくれよ。
 「 ・・・・・・ハア・・・ ハア・・・ 」
 あかりのアヌスに着けられた尻尾が、パタパタと動き始めた。神経接続が完了し、あかりの身体の一部となったようだ。
 「あかり?」
 あかりは、身体を起こすと くるりと俺の方を向いた。
 「変な感じがするよ。でも、これでいいんだよね? これで、私もご主人様に愛してもらえるんだよね?」
 「その通りだ。あかりは、俺の所有物になったんだ。誰にも、渡さないぜ。」
 俺は、前に出て あかりを抱き締めた。
 「うっ、うん・・・ 。」
 あかりも、俺を抱き締めた。
 「これで、契約完了だ。これからのことは、みんなから聞いて 従ってくれ。」
 「うん、わかった。」
 「おめでとう、あかり!」
 志保が、あかりをまた祝った。
 「おめでとう!」×7
 他の猫娘たちも、同様だ。
 そんな中、あかりは 震えていた。神経接続が怖かったのもあるだろう。だが、震え方が違う気がする。どちらかというと、嬉しさに打ち震えているって気がする。
 そんなあかりを、いつまでも抱き締めてはいられなかった。しかたないんだ。まだ、やることが残ってるから。
 俺は、スッとあかりに廻していた両腕を 引いた。まだ、あかりはしがみついたままだ。
 「あかり、俺は まだやることがあるんだ。放してくれ。」
 俺の言葉に、あかりは顔を上げると ゆっくりと両腕を解いていった。
 ちょっと、悲しそうな顔をしたな。
 だが、ここで抱き締め直すことはできない。
 「さて、あかりの歓迎アトラクションといくぜっ!」
 俺は、親指をビシッと立てて 勢いよく言った。俺がねちぃとばかりテンション高く言ったんで みんなはびっくりしている。変だったか?
 「あのぉ〜、歓迎アトラクションって なんですか?」
 葵ちゃんが、なんだろうって感じで言ってきた。まあ、そうだろう。
 「うむ、よく聞いてくれた。歓迎アトラクション・・・ それは、志保のお仕置きタイムのことだっ!」
 「 ・・・・・・え〜〜〜っっっ!!!???」
 一呼吸置いて、志保が驚いた声をあげた。
 「なに驚くことがある。おまえをお仕置きすることは、決まっていたことだ。」
 「そっ、そりゃそうだけど・・・ なにも、そんな急がなくても・・・ 。」
 志保は、俺の高テンションに押されて 引いている。
 「さっさと、始めるぜ。綾香、葵、志保を押さえろっ!」
 「はいっ。」×2
 二人の行動は、素早かった。
 「えっ!? きゃっ、ちょっと二人とも・・・ 痛いっ!」
 綾香と葵ちゃんが、それぞれ志保の腕を掴んで 志保を床に押さえつけた。
 「志保、暴れるんじゃないぞ。もっと、痛い目にあうことになるぜ。」
 俺は、もがく志保に言い放った。
 それによって、志保は抵抗を押さえた。
 「レミィ、ジョニーの前足に靴下を履かせたいんだ。持ってきてくれ。
 理緒、台所に練乳があったはずだ。」
 「ウン、わかった。ソックス、取ってくるネ。」
 「あ、はいっ。」
 二人は、あわてて行動を起こした。
 「あかりは、琴音とこれから起こることを見てればいい。
 智子、二人を頼む。」
 「はい、ご主人様。」
 あかりと琴音ちゃんは、今日はもう何もさせたくないのだ。これからすることは、もしかしたら 見ているだけで疲れることかもしれないしな。
 
 ジョニーは、もう落ち着きを無くして かぐにでも志保に飛びかかろうかというところだ。それを、芹香先輩が 頭を撫でて押さえている。
 「ねえ・・・ 何するの?」
 志保は、怯えながら尋ねてきた。
 「もう、気がついてんじゃねえのか?」
 「 ・・・じょ、冗談よね?」
 「冗談? ああ、冗談じゃねえよ。」
 「嘘っ! そんなの嫌よぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜っっっっっっっっっっ!!!!!!!!!!!」
 志保は、ジタバタし始めた。無駄なことを。。。
 「お願いっ! 他のことなら、なんでも聞くから・・・ 犬なんて、嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!」
 「ダメだっ!」
 「私も、前々から見てみたかったんだ。ありがとね、志保。がんばってよ。」
 嫌がる志保を押さえ込んでいる綾香は、志保の耳元で言った。
 「練乳を持ってきましたっ!」
 理緒ちゃんは、練乳を持って戻ってきた。すぐ見つかると思っていたが、そうでなかったらしい。
 「ありがとな。」
 俺は、チューブタイプの練乳を受け取り キャップを開けた。
 「お待たせネっ! アタシのじゃ大きいから、ミッキーのソックスを持ってきたヨ。」
 レミィは、弟の靴下を何足か持ってきた。俺は、一足では心許ないと思っていたが 何足持ってこいとは指示してなかったから、レミィが多く持ってきたことは レミィの好判断だ。
 まあ、何も考えてなかったかもな。。。
 「十分だ。ジョニーの前足に、爪が痛くないくらいに 何枚か履かせてくれ。」
 「ウン、わかったヨ。
 えっと・・・ セリカさん、手伝ってくれるカナ?」
 「はい。」
 ジョニーをなだめていた先輩は、応えると ジョニーに何かぽそぽそと言った。
 先輩に応えるように、ジョニーはスッと手をあげた。 ・・・ただ、お手をしただけじゃねえのか?
 「ジョニー、お利口ネ。」
 レミィは、上げられた手に 靴下を通していく。一枚・・・ 二枚・・・ そこで、レミィは爪が引っ掛からないのを確認した。レミィは、手を放した。
 ジョニーは、嫌がりもせず レミィに従っている。
 「綾香さん、本当に大丈夫なんでしょうか?」
 志保を押さえている葵ちゃんが、不安を口にする。
 「わからないわ。でも、興味はあるでしょ? それに、ご主人様のより細そうだし 赤ちゃんがでてくるくらいなんだから 伸縮性が大きいはずよ。」
 どうなんだろうか? ま、危険なことはないはずだ・・・ たぶんな。
 「 ・・・そうですね。」
 志保のすぐ横での会話は、志保にどんな影響を与えたか・・・ 聞いてみるか。
 「志保、怖いか?」
 「 ・・・怖い。 ・・・ドキドキして、心臓が破裂しそうなくらい。」
 どうやら、異常なシチュエーションに興奮してるみたいだ。
 「ご主人様、終わったヨ。」
 「うっし。んじゃ、まずは前戯だ。」
 俺は、次のステップへと進んだ。チューブを搾り、口から滲み出てきた練乳を 志保のヴァギナに塗りつけた。そこは、すでに愛液を溢れさせている。
 「なっ、なにっ!?」
 練乳を塗られると、垂れ下がっていた志保の尻尾が ピンッと立った。
 「練乳を塗ったんだ。
 ジョニーっ!!!」
 俺の声で、ジョニーはすっ飛んできた。先輩もレミィも、止めようとはしていなかった。
 ジョニーは、志保の元へ一直線にやってくると 志保の秘所にしゃぶりついた。
 「ひやぁっ! あっあっあっあっ!!!!!!」
 人間には、真似の出来ない舐め方で 秘所の練乳と愛液を舐め取っていく ジョニー。長く、大きく、幅広の舌は、志保のヴァギナ全体を一舐めで 舐め尽くす。
 「すごっ・・・ すごいぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜〜〜っっっっっっっっっっ!!!!!!!!!!!」
 舐め尽くされる快感に、志保の恐怖は 飛んでいったみたいだ。
 ジョニーの下腹部の下には、赤くテラテラとした肉棒が伸びている。
 「あひゃあっ!!!」
 長い舌が、志保の膣口にも侵入したか? 
 派手な叫びが、俺にそう思わせた。
 すでに、塗った練乳は舐め取られ 次々と溢れ出る愛液だけが ジョニーの味わうものとなっていた。
 「綾香、葵、もういいぜ。」
 押さえられて、思うように悶えられない志保を解放させた。
 二人は、退く際 志保の犬に弄ばれてるところを ジッと見ていった。
 「志保・・・ 」
 あかりは、ぼそっと言った。それでも、目を背けられずにいる。
 みんなも、志保と犬の行為から 目を離せないでいる。
 「レミィ、芹香、ジョニーを手伝え。」
 二人は、顔を見合わせると 無言でジョニーに近寄った。
 二人が触れると、ジョニーは舐めるのを止めた。
 「 ・・・あっ、んああっっっ!!!!!」
 志保は、イッたみたいだ。尻を高く突きだし、顔を床に擦りつけるように ハアハアと荒い呼吸をしている。
 ジョニーは、レミィと先輩に促されるままに ゆっくりと前に進む。志保を、後ろから覆い被さるような体勢になる。
 芹香先輩は、どうやら興奮剤を使わなくても ジョニーはその気になっているとみたようだ。俺も、そう思うぜ。
 粘膜質な生殖器が、入るべき場所を探すかのように 揺れている。それを掴んだ先輩は、志保の膣口へと導く。
 志保の身体の中心に向かって、深々と突き進んでいく。
 「うあっ・・・ 」
 志保のあそこは、溢れ出る愛液でビショビショになっている上に 先細りの楔形をした犬の肉棒は抵抗無く埋まっていく。
 「ハフッ、ハフッ、ハフッ・・・ 」
 「はああっ、あっあっあ〜〜〜〜〜っっっっっっっっっっ!!!!!!!!!!!」
 犬の腰の動きは、とてつもなく速かった。志保の中に埋まっている赤いペニスは、腰を引いた時には わずかに見えるだけで、すぐに志保の体内へと 消えていく。
 「犬と・・・ 犬となのに・・・ ああっ、あっあっあっ・・・・・・ 」
 犬の動きは、小刻みになり やたら腰を強く打ち付けるだけのものに変化していった。後ろから強く突き上げられるたび、前へ押し出されそうなのを堪えている 志保。
 「ハフッ、ハフッ、ハフッ、ハフッ・・・ 」
 俺は、不思議な興奮に囚われていた。志保を見るみんなも、そうなんだろうか?
 「いっ、いいーーーーーーーっっっっっ!!!!!! うああっ、気持ちいいのぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜っっっっっっっっっっ!!!!!!!!!!!」
 志保とジョニーの喘ぎが、切迫していく。全身に汗を浮かび上がらせ、一匹の雌犬と化した志保は また絶頂を迎えようとしているのだ。
 ジョニーも、限界なのか?
 それ以前に、犬にとって生殖行為に過ぎない交わりに 堪えるということは毛頭無いはずだ。
 「また、イクッ! イッちゃう・・・ イッちゃうぅぅぅっっっっ!!!!!」
 ジョニーの動きが、再加速され 激しいペニスと秘肉の接点から いやらし過ぎる水音が起こっている。
 「イクッ、イクッ! 犬相手に、イッちゃうぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜っっっっっっっっっっ!!!!!!!!!!!」
 志保が、快楽の津波に襲われると同時に ジョニーも身体を激しく痙攣させていた。
 「あつっ、熱いぃぃぃぃぃぃぃっっっっっっっっっっ!!!!!!!!!!!」
 ビクッビクッと、躯を大きく仰け反らせた志保は 至急に注がれる犬の体液を感じている。
 見ていると、繋がったところから 液体が溢れ出ている。犬の精液か? それにしても、ずいぶん水っぽいんだな。
 「うああっ・・・ 中で・・・ 中で・・・ 大きくなってる・・・ 嘘でしょおぉぉぉっっっ!!!?」
 どういうことだ? 大きくなってる? 太くなってるのか?
 志保の秘所から溢れ出ていた液体が、止まっている。なぜだ?
 「いやぁっ、私のあそこ 壊れちゃうっっっ!!!」
 志保は、逃げようと前に進む。だが、志保に引っ張られるように ジョニーも前へ動く。
 「私の中、犬ザーメンで溺れちゃう・・・ 。」
 意味は通らないが、なんとなく言っていることはわかるぜ。
 「引き離せ、レミィ!!!」
 俺は、ジョニーから逃れようとする志保を 助けるように命令した。
 「それはできないヨ、ご主人サマ。」
 レミィは、簡単に拒否した。
 「出来ないって言うなら、俺がやるっ!」
 「ダメッ!!!」
 俺がねあわてて腰を上げると レミィは俺の前に立ちはだかった。
 「なぜだ、レミィ?」
 「イヌのペニスはネ・・・ 根元に瘤ができるんだヨ。今、瘤ができてペニスが抜けないようにして ザーメンを出してるネ。出し終わるまで、抜けないヨ。無理に抜いたら、志保のプッシィー裂けちゃうヨ。」
 知らなかった。犬のチンポが、そんなんなるなんて知らなかったぜ。
 「くああっっっ!!!」
 志保の叫び声で、俺たちがあわてて見ると ジョニーは180度繋がったまま反転していた。このかっこう・・・ 見たことがある。
 「なんで、瘤なんてできるんだ?」
 「確実に妊娠させるためだヨ。そう、Dadには聞いてるネ。」
 「どれくらいしたら、萎むんだ?」
 「たぶん、・・・ 20分か30分。その間、ずっとザーメンはでてるはずヨ。」
 すげーな。人間の出せる両なんて、しれてるっていうのに。
 「いやあっ、引っ張らないでぇぇぇっっっ!!!」
 ジョニーが前に進むと、繋がっている志保は 引っ張られるように後ろに動く。
 「大人しくしてなさい。」
 芹香先輩が、ジョニーをなだめようとする。先輩に撫でられて、動きを止めるジョニー。


 「すごい・・・ 。」
 綾香は、それだけしか言葉にならなかったみたいだ。他の猫娘たちは、絶句して言葉もでないみたいだし。
 「ジョニー、気持ちよかっタ?」
 「いい子ですね。」
 例外のレミィと先輩だけは、ジョニーを撫でて 落ち着かせていた。
 「熱い・・・ 熱いよ・・・ 私の子宮、火傷しちゃう・・・・・・ 」
 犬の精液を流し込まれ続ける志保の顔は、涙と涎でグシャグシャだ。次々と体内に溜まっていく精液を、志保は感じながらも 耐えるしかなかった。
 「あああっ・・・ もう、入れないで・・・ もう、中で動かないで・・・ 私・・・ 私・・・ また・・・ イクッ・・・ イクゥゥゥゥゥゥゥゥ〜〜〜〜〜〜っっっっっっっっっっ!!!!!!!!!!!」
 志保は、膣内で起こっている刺激だけで 絶頂を迎えた。その瞬間、ガクッと躯を崩していった。どうやら、失神したみたいだ。
 「ご主人様・・・ 志保さん、大丈夫なんですか?」
 マルチが、心配そうに志保に寄っていった。
 「わからない。だが、ここにはみんないる。俺たちがついている限り、きっと大丈夫だ。」
 「そうですよね。きっと、大丈夫ですよね。」
 俺の根拠のない言葉に、マルチは自信を持ったようだ。その疑いのない笑顔が、俺の胸を詰まらせる。
 「志保さん、がんばりましたね。お疲れさまです。」
 床に突っ伏している志保の頭を撫でる、マルチ。気を失っている志保の心に、マルチの優しい声が届いてるといいな。
 ・・・
 ・・・
 クプッ・・・ コポコポッ・・・
 そして、どれくらい経ったか やっとジョニーの肉棒は志保の膣から抜けた。
 俺たちは、それまで話しもせず ジッと抜けるのを待っていたのだ。早く抜けるように、みんな願っていたに違いない。
 ジョニーは、そんな俺たちの想いも知らず ペニスを舐めてきれいに掃除している。もう、ジョニーには用はないんで 退席願おう。
 「レミィ、ジョニーを他の部屋へ連れて行ってくれ。他の猫娘にも、ちょっかい出されたら困る。」
 「 ・・・ウン、わかった。ジョニー。。。」
 レミィは、ジョニーを促すと リビングを出ていった。
 ジョニーのモノが抜けた志保の膣口からは、ダラダラと湯水のように犬の精液が 流れ出ていた。凄惨なレイプ現場って、こんな感じなのだろうか? そう思わせるくらい、志保を見る猫たちの眼差しは語っていた。
 俺は、気絶している志保に近寄り 突っ伏している志保の上半身を持ち上げた。そうすると、膣の中の犬の精液が押し出され 床にある大きな精液溜まりをさらに広げていった。
 俺は、志保の背中と膝裏に腕を入れ 持ち上げた。志保の尻を伝って、犬の精液が床にポタポタと絶え間なく落ちている。
 「悪かったな、志保。俺が、なんも知らなかった為に こんなんなっちまって。今、きれいにしてやるからな。」
 風呂で、志保の汚れを洗い流してやろう。それが、今できる俺の償いだと思う。
 でも、本来 あれは志保へのお仕置きだったんだよな。俺が、やり過ぎちまっただけだ。。。
 抱き上げた志保を抱えて、俺は歩き始めた。
 すると、
 「私も、行くっ。」
 と、あかりが立ち上がって寄ってきた。
 「いいのか?」
 「うん。志保が心配だから。それに・・・ ご主人様一人に任せておけないよ。」
 あかりの真剣な目が、俺を離さない。
 「 ・・・そっか。じゃ、頼むぜ。
 綾香、後のことは頼んだぜ。」
 俺たちは、そのまま振り返りもせず リビングを出た。

 ***
 「ふわぁ〜・・・ 。」
 俺は、大きくあくびをした。みんなとの朝食の最中に大あくびしたもんだから、みんなクスクス笑っている。
 夜明け前、綾香と芹香先輩が ばれる前に帰るってんで 起きてからずっと起きているんだ。
 「今日は、学校休むかな。。。」
 「止めといた方が、ええよ。昨日、早退したことになっとるんやから。」
 「授業中に寝て、見つかったら先生に怒られるけど 最初から休んで寝てれば怒られずに済むじゃないか。」
 「そうやけど・・・ 本当に、休む気か?」
 「ダメだよ、休んじゃ。見つかりそうになったら、私が起こしてあげるから 学校行こっ。ねっ?」
 同じクラスのあかりと委員長が、学校を休まないように説得してくる。
 「ヒロユキが、休むだったら アタシも休むネ! そして、一日中ヒロユキと過ごすネ。」
 レミィだけは、別みたいだ。
 「却下やっ!」
 「そうよ! 私が、休むんならまだしも レミィが休むのはダメよっ!」
 志保は、自分には休む理由があるとばかりに レミィに食ってかかった。
 昨夜、気絶した志保は 躰を洗われてる時に目を覚ました。あかりが、シャワーを志保の膣口に当て 強い水流で膣内を洗い流している時に目覚めたもんだから 自分の状況を把握できず、まだ犬に犯られている錯覚に陥って 暴れ始めたのにはまいった。トラウマになっちまったかなぁ〜。
 落ち着いた後は、俺とあかりに大人しく洗われてたが 躰が敏感になっていて 擦られるたびに感じてやがった。特に、あかりの手には 反応が顕著だったな。俺より、あかりの方が好きだってことか?
 「で、志保は休むのか?」
 「そりゃ、腰は怠いけど 行くわ。だって、学園のアイドルの私が登校しなかったら 私を待ってる多くの人たちが ガッカリするじゃないっ!」
 体調が思わしくねえのに、なんでそんな風にかんがえられるかなぁ。そこまで、学校に行きたい理由がわかんねえぜ。
 「 ・・・ったく、しょうがねえな。志保が、行くってんなら 俺が行かないわけにはいかないじゃないか。」
 「浩之ちゃん・・・ 。やっぱり、浩之ちゃんだ。えへへっ。」
 「変なやつだな。俺は、俺だろが。」
 あかりは、昔のあかりに戻っていた。昔と言っても、ほんの数ヶ月前のことだけどな。それでも、俺には懐かしくて ホッとする瞬間だった。
 「あっ、浩之ちゃん ご飯粒付いてる。」
 「それくらい、自分で取れる」
 そう言う間に、あかりが近づいてきて 顔を接近させてきた。
 「おっ、おい・・・ 。」
 チュッ!
 あかりは、俺の唇横に付いたご飯粒を キスで取り去った。
 「ああっ、あかりさんずるいっ!」
 途端に、声を上げたのは 琴音ちゃんだった。
 「そんなことないよっ!」
 あかりは、俺の後ろに回って 抱きついてきた。
 「私は、浩之ちゃんが好き。大好きっ! だから、私は 浩之ちゃんから離れないよ。」
 それは、あかりの新しい決意。
 俺は、その想いに応えていこう。他の猫娘たちと一緒に。
 あかりが、あかりで在る為に・・・ 俺が、俺で在る為に。。。

End

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