「先輩・・・ 」
 「どうしたんだ、葵ちゃん。」
 俺は、久しぶりに ちゃんと練習に参加していた。なんやかやと佳いわけを付けては、ここのところいつも早く練習を切り上げていたのを 気にしているのだろうか。
 「 ・・・先輩とこうしていられて、嬉しいんですけど・・・ 」
 そこまで言うと、葵ちゃんは黙ってしまった。平静を装おうにも、力のない動作 気の入ってない技で判ってしまう。
 「葵ちゃん!」
 「はっ、はいっ!」
 「そんな気のない調子じゃ、ケガするだけだ。今日は、やめよう。」
 「 ・・・はい。」
 自分でもわかっているのか、あっさりと言うことを聞いた。
 「先輩が、こうして付き合ってくださっているのに 申し訳ありません。」
 「葵ちゃんだって、練習に身が入らないことだってあるさ。」
 「 ・・・ 」
 「何を悩んでるんだ?」
 「!?」
 葵ちゃんは、驚いて 俺の顔を見上げた。だけど、一瞬目が合っただけで すぐに顔を背けてしまった。何かを言いたそうなのに、決心がつかないようだ。
 「葵ちゃ・・・ 」
 「失礼します!」
 「えっ?」
 葵ちゃんは、ダッシュして 逃げてしまった。俺は、びっくりしたのもあったが 取り付く間もないほどのことに 俺は呆然と葵ちゃんの走り去った方を 見ているしかなかった。
 「葵ちゃん・・・ これ、全部俺一人で片づけるのか?」
 散らばった道具類にサンドバッグ。
 「ま、しょうがないか。」
 まあ、葵ちゃんが一人の時は 全部一人でやってたんだから 俺だけで片づけられないことはない。ただ、けっこう面倒くさいだけだ。
 「それにしても、どうしちまったんだ 葵ちゃん。俺にも、その悩みを打ち明けられないのか?」
 日常になっている綾香たちとの生活にはない、新鮮さを感じた。
 だが、それとは反対に 不安も感じる。それは、葵ちゃんの気持ちがどうなっているのかということだ。
 俺は、片づけながら いろいろと考えてみた。
 俺を嫌ってはいないようだが、あの時ほどの親密さは・・・ 感じない。それが、俺のせいであることは明白だ。
 なら、葵ちゃんは 何を言いたかったんだ?
 それは、俺には思いつくところがない。本人が言ってくるまで、待つのが良いということだろう。

 「ゆっくりしてたら、こんな時間になっちまったぜ。」
 片づけが終わった後も、なぜか すぐに帰る気分にはならなかった。日が暮れ始めた時、やっと腰を上げたのが この結果だ。
 今週一杯は、母さんが帰ってきてるから 綾香たちとの日常も休みとなっている。彼女たちは、不満なのか 学校内でちょこちょこと擦り寄ってくるけどな。俺には、丁度イイ骨休みだよ。この間まで、期末試験もあったから ゆっくりとしたいというのもある。
 「公園の中は、多少涼しいかな。」
 蒸し暑い中、食事の心配のないことに ちょっと夕涼みの気分だ。いろいろ考えちまったから、ベンチでぼぉ〜としたいのかもしれん。それと、多少気になることもある。
 だが、あまりゆっくりしてると母さんに叱られるな。
 近所の公園は、けっこう奥が深い。だから、人目に付かず居られるベンチもある。

 ベンチを選ぶと、ドカッと腰を降ろした。
 落ち着くつもりで来たが、落ち着かない。少しばかり気になっていたことが、はっきりとしてきたからだ。
 「誰だ?」
 学校を出てから、誰かがつけてくるような気がしていた。気のせいだったかもしれないが、ハッキリさせるために 誘ってみたのだ。
 俺に言われて、その気配は態度をハッキリさせるだろうと踏んだのもある。
 「 ・・・先輩。」
 その声は、葵ちゃんだった。驚いたが、平静を保ち さも当たり前のように言葉を続けた。
 「先に帰ったと思っていたぜ。」
 「先輩・・・ カンが、いいんですね。私がつけているとわかったから、こんな所に足を運んだんでしょ。」
 「葵ちゃんだって、わかっていたわけじゃないさ。」
 「そうですか。」
 葵ちゃんは、自分とわかっていなかったことが 残念なようにもみえた。
 「で、何か 俺に言いたいことがあったんだろ?」
 「 ・・・先輩、私とのことは 遊びだったんですか?」
 「どうして、そんなことを言うんだ?」
 びっくりしたぜ。葵ちゃんが、そんなことを考えていたなんて 思いもよらなかった。俺が、以前より葵ちゃんの相手をしなくなったことで 疑いをもったのか? そんな娘じゃないと思うが。
 「 ・・・ 私、見たんです。」
 「何をだ?」
 「試験前の日曜日、先輩に教えてもらおうと思って 夕方近くに先輩の家まで行ったんです。 ・・・そうしたら、家の中から・・・ 先輩と綾香さん・・・ それと、眼鏡をかけた髪の長い女の人がでてきました。」
 「 ・・・ 」
 「私には、綾香さんが先輩の家に行く理由が わかりません。綾香さん、勉強もできるから 先輩と一緒に勉強しなくてもいいと思うんです。それに、先輩とそんなに親しいと思ってなかったし。
 私、隠れて見てました。
 そうしたら、この公園で・・・ 先輩は、キスしました。綾香さんと眼鏡の人と。どういうことですか?」
 「 ・・・ 」
 「 ・・・答えてくれないんですね。
 その時、綾香さんたちは 先輩のことご主人様って言ってました。どういうことなんですか?
 それけに、綾香さんたちには・・・ その、尻尾が生えているように見えましたけど。」
 なるほどな。それで、ずっと葵ちゃんの様子がおかしかったのか。
 「綾香さんと、いつから関係を持ってるんですか?」
 葵ちゃんの話を聞いていると、俺が綾香に取られるのが嫌なのか 綾香が俺に取られるのが嫌なのか わからないような話しぶりだ。
 「それを知って、どうするんだ?」
 そんなことを知っても、葵ちゃんの悩みの解決にはならないだろうに。それでも、知りたいっていうのは わからないことでもない。
 「わかりません。
 でも、先輩のこと好きなんです。誰にも、負けないくらい好きだと思っています。」
 誰にも負けないか・・・ みんな、そう言うんだよな。不思議なことに。俺としても、慕ってくれる葵ちゃんを 突き放すことなんてできねえし。
 「先輩が、私を見てくれるんなら・・・ 何でもします。」
 葵ちゃんを見ない俺に、葵ちゃんは懇願してくる。その真っ直ぐな想いは、十分に伝わってきている。が・・・ それを受け止めてしまったら、彼女たちと同じになるしかなくなる。
 「ふぅ〜ん、何でもするんだぁ。
 でも、ご主人様の相手は 葵一人じゃ絶対に無理よ。葵の小さなあそこじゃ、壊れてしまうでしょうね。」
 「綾香。」
 「綾香さん!」
 どこに隠れていたのか、綾香が葵ちゃんと反対方向から現れた。
 「それに、ご主人様は 絶対に渡さないわ!」
 「 ・・・とに、なんでお前がいるんだよ。」
 「あっ、ひっどぉ〜い。姉さんたちは、学校で会えるけど 私は会えないのよ。だから、顔だけでも見に来たの。そしたら、こんなことになっちゃうし。」
 「 ・・・ 」
 綾香の突然の出現に、葵ちゃんは 動揺しているようだ。今、一番話したくない相手だからな。
 「で、隠れて聞いていたわけか。」
 「だって・・・ 。」
 「ま、いいか。で、どうする?」
 「どうするって、葵のこと? ・・・固まってるわ。」
 動揺を越して、硬直してしまったのか。
 さて、どうするかだ。綾香がいる以上、ただでは済まないような気がするぜ。
 「ふぅ〜、参ったな。」
 「私的には、ご主人様を奪おうとしたのは 許せない。だから、奪おうとしたことの意味を その身体でわからせてあげるわ。」
 「 ・・・言うと、思ったぜ。」
  ホント、綾香には敵わないぜ。俺たちの関係は、ちょっと普通じゃないってわかってるはずなのに さらに葵ちゃんまで取り込もうとしている。それでいて、楽しんでいるんだからな。楽しむんなら、徹底的に楽しむと言っていたから この綾香の暴走もどこまで続くのやら。
 「んで、どうやるんだ?」
 「ふっふっふっ・・・ もう、考えてあります。」
 綾香は、俺に近づいてきた。そして、持っていた鞄の中かを 探っている。
 「これを使います。」
 鞄の中から取りだしたのは、デジタルカメラだった。それで、葵ちゃんを撮ろうというのか。綾香のことだ、普通に写すわけないわな。
 「ご主人様のお手をわずらわす事になりますけど、いいですよね。」
 「俺が、断ると思ってねぇだろ。」
 「はい。」
 にっこりと笑って応える、綾香。その笑顔に、悪びれたものは感じないが どう思っているのか謎な部分もある。それが、俺に向けられているんじゃないかとさえ 思う。
 だから、俺は綾香と歩き続けるべきだろう。
 「 ・・・たく、いい笑顔してくれるぜ。」
 「ふふっ。では、準備に入りますね。」
 綾香は、俺の横に鞄とデジカメを置くと 葵ちゃんの方へと歩み寄っていった。
 「バカな娘。ご主人様のこと、本気にならなければ・・・ 。」
 綾香の言葉は、哀れんでいるのかわからない 複雑な言い方だった。
 「葵。」
 「 ・・・綾香さん。」
 葵ちゃんは、目の前に綾香が来たことで 押されるように後ずさった。硬直していた身体も、本能的に綾香から逃げるために動き出したんだろう。ぎこちない動きが、それを語っているようなもんだ。
 「ごめんね。」
 「えっ・・・ ?」
 ドゴッ
 一瞬にして、葵ちゃんの鳩尾に 綾香の拳がめり込む。
 「くっ・・・ はあっ・・・ 。」
 全ての空気を吐き出すように、前のめりになる葵ちゃん。そして、意識を無くして 崩れ去った。
 「 ・・・ 」
 「そこまでする必要があったのか、綾香。」
 「 ・・・はい。」
 答えた綾香の方を見ると、葵ちゃんを抱えた綾香が 表情を無くした顔をしていた。それは、まるでセリオのようだった。そんな顔をする綾香をみるのは、初めてだ。それだけ、葵ちゃんのことを 気にかけていたということか。
 「やれやれ。」
 俺は、綾香の代わりに葵ちゃんを支えるために 腰をあげた。
 「ありがとうございます、ご主人様。」
 気を失っている葵ちゃんは、フニャフニャしていたので お姫様抱っこすることにした。
 とても軽い、葵ちゃんの身体。こんな身体から、あんな強力な技を出すなんて ホント信じられないぜ。
 「んじゃ、どこへ移動するんだ?」
 「 ・・・水飲み場へ、お願いします。」
 水飲み場? そこで、何をする気なのか わかんないぜ。
 綾香は、ベンチの荷物を取ると 水飲み場を探して歩き出した。後ろ姿からは、毅然とした態度に見えるが 妹のように可愛がっていた葵ちゃんをこれから陵辱するのだから その心の内は嵐が吹き荒れているのだろうか。

 薄暗い公園の中、隅の方で忘れ去られたような水飲み場をみつけた綾香が 周りを確認している。
 汚れている蛇口とかを見ると、そこがほとんど使われることがないことを 物語っていた。また、水飲み場周辺を見ても 雑草の荒れ方から人があまり来ないと言っていいだろう。
 綾香は、水飲み用の蛇口から水を出し 蛇口周りの汚れを落としにかかった。
 「何をする気だ?」
 「これくらいなら、あまり無理せずとも入るでしょうね。」
 「まさか!」
 「はい。」
 綾香が考えているのは、その水飲み用の蛇口を 葵ちゃんに突き立てようというのだ。その恥ずかしい姿を、デジカメで撮ろうというのか。
 「そこまでするのか。」
 「はい。後には引けませんから、やるからには徹底的にやります。」
 「綾香、敬語なんて使うなよ。今は、俺たちだけしかいないんだしさ。」
 「 ・・・それでいいなら。」
 「俺は、敬語を使ってほしくないんだけどな。」
 「みんなといる時は、そうはいかないわ。やっぱり、一線を引かないとね。」
 俺は、主従関係を強要しているわけじゃない。猫になったみんなが、お互いの為に 俺と自分たちの間に主従関係という線を引いているのだ。あくまでも、場合と場所を考えてのようだと思う。
 「でも、今はやめるわ。
 では・・・ 私たちの関係を壊されない為にも 葵には泣いてもらう。それが、最良の選択だと思ってる。」
 綾香は、言い直すと 腕にグッと力を入れて 決意を露わにした。
 そう言いきられると、腕の中にいる葵ちゃんには 申し訳ないという気持ちも和らいでしまった。
 「ああ、そうだな。」
 「じゃ、さっそく取りかかりましょ。葵が、目覚めて暴れるとやっかいだしね。
 まずは、スカートと下着を脱がしてと。」
 俺が、気を付けてゆっくりと葵ちゃんを地面に横たえると 綾香はスカートのホックを外し 脱がしにかかる。俺が、葵ちゃんの腰をあげ 綾香がスカートを引き抜く。
 「子供っぽいショーツ。これで、男を知っているなんて 誰も思わないでしょうね。」
 「それは、かわいそうだぜ。」
 「だったら、教育しなきゃね。」
 そう言った綾香は、白いパンティーに手を架けた。細い腰に架かっているパンティーは、すんなりと下がっていく。淡い茂みと秘所を隠していた布は、あっさりと役目を失ってしまった。
 ここまででも、葵ちゃんはまったく気が付く気配さえみせない。
 「あれから、まあまあ時間経ったのに 葵ちゃん目覚めねえけれど 大丈夫か?」
 「大丈夫。いつもより、多く氣を込めただけだから。」
 規則正しく息をしていることが、綾香の自信の程をうかがわせる。それでも、ここまでして少しも反応がないのには 不安が残る。
 「あら、パンチ入れた時に 少し漏らしちゃったみたいね。こんなに時化ってるもの。」
 綾香は、抜き取ったパンティーを広げ 布地の二重になったところを俺にみせた。たしかに、汗ではないような濡れ方だ。
 「遊んでんな。次は、どうするんだ?」
 「準備するから、葵を抱え上げてくれないかな。えっと・・・ ちっちゃい女の子を、おしっこさせるようなかっこうって言ったら わかんないかな。」
 「ああ・・・ 。」
 俺は、葵ちゃんの上半身を起こすと 両腕を葵ちゃんの両脇の下を通し 両膝の下に手を持っていった。そのまま身体を持ち上げれば、、無防備なあそこがさらけ出されるのだ。
 「いいか、綾香。」
 「いいわ。」
 綾香は、手に何か持っていた。
 「よっ・・・ と。」
 葵ちゃんの足は、カバッと開き 隠れていた秘所が大きく綾香の目に曝される。
 「ちっちゃなあそこ。ここに、浩之のモノが入ったのよね。でも、今日はこっちには用がないわ。」
 綾香は、手に持っていた物の蓋を取った。どうやら、リップスティックみたいだ。
 「滑りを良くしないとね。ちょっと、勿体ないけど。」
 そう言った綾香は、葵ちゃんの可愛いあそこの下 ひっそりとした窄まりに塗り始めた。俺からは見えないから、綾香がどんな風に塗っているのかわからない。きっと、塗られるたびに ヒクヒクと反応してるに違いない。
 「ん・・・ 」
 初めて、葵ちゃんが呻いた。これで、さっきの俺の不安は 拭われたように思う。目覚める時も、近いだろう。
 「おもしろいわ。塗るたびに反応して・・・ 穴が開いてきた。」
 ツプッ
 「んん・・・ 」
 葵ちゃんが、また呻く。
 「何をしたんだ?」
 「リップスティックを、お尻の穴に入れたの。物欲しそうに開いてきたから、つい。」
 その気持ち、わからないでもない。だが、それで目を覚まして 暴れられるのは勘弁してほしい。
 「俺が見れないのは、つまらないぜ。」
 「リップスティック、こんなになっちゃいました。」
 綾香は、ほとんどの部分を使い果たしてし 少しだけ残ったリップスティックを俺にみせて 準備が整ったことを知らせたのだ。
 「では、お願いね。私は、撮影するから。」
 スティックを捨て、デジカメを取る綾香。デジカメに、何かセットしたようにも見えたが。
 「なんだ、それは?」
 「これ? これは、超小型HDDカセットよ。これを、メモリースティックスロットにセットすることによって ビデオとして使えるの。1つで、だいたい2時間程の録画だけどね。」
 「すげえな。」
 「これで撮って、今度みんなで見ましょ。」
 それは、みんなに葵ちゃんのことを 報告するということだ。また、葵ちゃんをあの館へ呼び出して 仲間に加える算段を行おうということだろう。
 「えっと・・・ 暗くなったから 暗視モードに設定してと。うんうん、ばっちり写ってるわ。それじゃ、始めましょ。」
 俺は、葵ちゃんを持ち上げると 水飲み場へと移った。
 上を向いて突き出している、水飲み用の蛇口。それを、葵ちゃんのお尻に突き入れ 水を注ぐ。そんな屈辱に、葵ちゃんは・・・
 「誘導してくれよ。俺からじゃ、位置が全然つかめないぜ。」
 「もっと、葵を上にあげて・・・ そう、それくらい。そのまま、前に進んで・・・ ストップ!」
 「ふぅ〜。このまま、降ろせばいいのか?」
 「ちょっと待って。う〜ん、少し滑りが足りないかなぁ?」
 「どうするよ。」
 「えへへ、心配ないよ。」
 綾香は、手を自分のスカートの中へと 潜らせた。
 「んっ・・・ ああっ・・・ ふぅ〜。」
 スカートの中から出した手には、ベットリと愛液がついていた。
 「ずっと、感じてたの。もう、葵の痴態を見れるかと思ったら 興奮し通しで。」
 綾香の物欲しそうな眼差しは、俺に熱く注がれている。
 「ああ、わかってるって。後で、一発してやるぜ。」
 「ありがと、浩之。」
 綾香は、嬉しそうに 自分の愛液を蛇口と葵ちゃんのアヌスに塗りたくった。綾香の指が、葵ちゃんを刺激しているかのように 括約筋が動いているのを感じる。
 「準備OK!」
 再び、デジカメを構える 綾香。全てを収めるために向けられる、レンズ。
 ドキドキと高鳴る鼓動が、葵ちゃんに伝わってないかと思うほどだ。
 「このままでいいか?」
 「うん。ゆっくり降ろしてみて。」
 少しずつ、慎重に葵ちゃんの身体を下げる。
 「ストップ。うん、丁度いいわ。今、触るくらいの位置よ。一気にいっちゃって。」
 ズプッ!
 葵ちゃん自身の重さで、蛇口が一気に埋まる。リップスティックと綾香の愛液で、抵抗は少なく 窄まりを簡単に抜けたようだ。
 「!?☆☆☆☆☆☆☆☆」
 俺の腕の中で目覚めた葵ちゃんは、音にならない声を発し 手足をピンッと硬直させた。その反動が、括約筋を虐める。
 「いいいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ・・・・・・・・・・・ 」
 「叫ばないの、葵。」
 「ハアハア・・・・ ハア・・・・ 綾香さん? それに、先輩・・・・ なんで?」
 お尻の疼きに耐えながらも、現状をわかろうとしている。普通の状態でも、これは理解しがたい情況だろう。
 硬直していた手足が、徐々に解けている。たぶん、お尻の疼きを鎮めるには 力を抜くしかないとわかったんだと思う。
 「いいかっこうね。」
 キュプッ
 「ヒイッ! なに? やだっ! 冷たい・・・ お腹の中に、どんどん入ってくるぅ〜〜〜 。」
 また、葵ちゃんの身体に力が入る。きっと、アヌスを締めて 注がれる水に耐えようとしているのだ。
 「葵ちゃん、どんな気分だい?」
 「?! ・・・先輩、非道いです。なんで? ・・・苦しいです。」
 浣腸器を使っているわけじゃないから、どれだけの液体が中へと入っていくのか。わずかな量で、苦しみを感じているのかもしれないし それなりに入っているのかもしれない。
 「苦しい・・・ 苦しいよぉ〜 。入ってくる。どんどん入ってくる。止めて、止めてぇっ!!!!!!!!!!!!!!!!」
 「んふっ、そんなに苦しいの? 漏らしちゃってもいいわよ、葵。」
 「いやっ・・・ んああっ、いやぁっ!」
 きゅるっ きゅるるっ
 葵ちゃんの腸が、脈動を始めたようだ。身体を固くして、喘ぎながら必死に耐えている。
 「んふふっ、いい表情だわ。」
 綾香は、葵ちゃんの身体を舐め回すように 撮影をしている。
 「あらあら、葵 あんた感じているのね。クリトリスが、こんなに腫れあがって 顔を覗かせているわ。」
 「くうっ・・・ そんな・・・ んあっ、そんなこと・・・ ない。」
 「そんなこと言ったって、無駄無駄。葵のあそこは、正直よぉ〜。こんなにも、ラブジュースを出しているんだもの 葵ってマゾだったのかなぁ?」
 葵ちゃんを接写し、次々と溢れ出てくる愛液と開いてきた膣口を カメラに収めている。
 「いやっ! も・・・ もう、許してください・・・ 。」
 「葵ちゃん、手が自由なのに なんで自分で止めないんだ?」
 自分の手で、流れ込む水を止めることが出来るのに されるがままの葵ちゃん。混乱して、気が付かないだけかもしれない。
 「綾香さん・・・ ダメッ・・・ でちゃうっ!!!」
 「だしてもいいわよ。」
 「あうっ・・・ はああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・ 」
 プシャッァァァアアアアアアアァァァァ〜〜〜〜〜〜〜
 腸に入っている水に圧迫されたのか、それとも冷えたのか オシッコを流し出した葵ちゃん。
 「あらっ、残念。でも、貯まっていたね すごい勢い。」
 吹き出る水流をかわしながら、綾香は いろいろと角度を変えながら 撮影を続ける。
 「いやっ・・・ いやっ・・・ ・・・ 」
 譫言のような声で、葵ちゃんは 嫌がる。お尻を閉めることで、他にはまったく力がでないのかもしれない。
 「自分で蛇口を閉められるのに、なんで閉めないんだ?」
 「 ・・・ あっ。」
 耳元で、小声で教えてやると やっと気が付いたのか 左手でお尻の下をまさぐり始めた。
 キュッ!
 「うわああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっっっっっっっっっ!!!!!!!!!!」
 蛇口を閉めるはずが開けてしまったようで、葵ちゃんは その水流の激しさに絶叫してしまった。
 「やべっ。」
 俺は、慌てて右手を葵ちゃんの足から外すと 口を塞いだ。
 「んぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐ・・・・・・ 」
 びっくりさせやがって。とに、ドジるなよな。
 キュキュッ!
 俺に口を塞がれながらも、なんとか蛇口を閉めることに成功した葵ちゃん。それでも、急激な流入によって 気力が切れかかっているのか ガタガタと身体を激しく震わせ始めた。
 「疲れちまったから、ちいとばかし休憩するわ。」
 俺は、左手も 葵ちゃんの足から外す。
 「んぐうっ!」
 両脚の支えが無くなり、貫かれたアヌスへの圧力が強まる。
 「ほらっ、自分で支えるんだ。」
 口を塞いでいた手も、外す。もう、両脇に通した腕でしか 俺は葵ちゃんを支えていない。それも、ほとんど意味がないほどにだ。
 「先輩・・・ 助けて・・・ 助けて・・・ 」
 両手をお尻の下へ回し、やっとのことで身体を支えいる 葵ちゃん。
 俺は、両腕をも葵ちゃんの両脇から抜くと 数歩後ろへ下がった。水飲み用のオブジェに跨り、アヌスを蛇口に貫かれている姿は 欲情をさらに盛り上げるのに十分だった。
 「くうっ・・・ んんん・・・ ん〜〜〜〜〜・・・ 」
 小さなお尻を、吹き出る汗が流れていく。
 「がんばるわね、葵。でも、いつまでも頑張れるものじゃないわ。」
 葵ちゃんの顔のアップを撮りながら、”いいかげんにしたら?”と言っているように感じる。
 「お・・・ ねが・・・ いします。トイレに・・ トイレに・・・・・・ 」
 ブルブルと、身体を震わす揺れが 細かくなっている。
 「綾香。」
 葵ちゃんの前に回ると、そろそろ終わりにしようかと 綾香に歩み寄った。この時、初めてお尻を貫かれ 浣腸され 苦悶の表情をしている葵ちゃんの顔を見た。脂汗を垂らし、歯を食いしばっている。
 罪悪感・・・ 感じられずにはいられない。どこまでも、犯し続けるのか。。。
 「ん? なあに、浩之。」
 「そろそろ、やめにしねえか?」
 「私も、浩之にしてもらいたくってしかたないんだけど・・・ 葵がねぇ。」
 俺との話しの最中も、撮影を止めない綾香。
 「あっ。」
 「どうした?」
 「葵ったら、おとなしいと思ったら 私たちにばれないように 少しずつお腹のを出してるみたい。
 でも、無駄だったわね。お腹からでてる水に、色が付いているわよ。」
 綾香の言葉に、ビクッとする葵ちゃん。
 「あっ・・・ あっ・・・ も、もうダメ!!!」
 ブシャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!
 激しく、水が吐き出される音がした。
 「いやっ、いやああぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜・・・ 見ないで・・・ 見ないでぇぇぇぇ〜〜〜 」
 葵ちゃんの絶叫に、俺は慌てて近づこうとした。が、綾香は俺を制止した。
 「綾香、誰かきちまうだぞっ!」
 「だいじょうぶ。」
 慌てている俺を後目に、綾香は変わらずにいる。
 「セリオが、警戒しているから だいじょうぶよ。それより、葵を見ないであげて。」
 「そう言うことは、祖遺書に言えって。」
 俺は、葵ちゃんに背を向け 成り行きを見守ることにした。
 きっと、葵ちゃんのアヌスは 蛇口よりも大きく広がり 蛇口との隙間から汚物も一緒に 腹に溜め込んだ水を吐き出しているのだろう。流れる水の音が、たまに詰まったような風に途切れるのが その証だと思う。
 「こんなに水飲み場を汚しちゃって、悪い娘ね。」
 「 うっ・・・ うっ・・・ うっ・・・ うっ・・・ ・・・ ・・・ 」
 綾香の言葉に反応しないまま、ただ苦しみから解放される安堵に 気がいってるようだ。
 長々と続く排泄。
 俺にスカトロ趣味はないから見る気もしないが、葵ちゃんが どんなことになっているのか 心配だ。
 ゆっくりと、流れる物と同時に音も無くなり 葵ちゃんの泣き声が 耳につくようになった。
 「うっ・・・ うっ・・・ ヒック・・・ どうして・・・ どうして、こんなことするんですか?」
 余程精神が強くなければ、放心しているか気絶しているような情況で 葵ちゃんは自分がされたことの答えを求めてきた。
 「まだ、気力が残っているようね。」
 答えではない。まだ、水飲み用蛇口に刺さったままの姿で居る葵ちゃんが まともな話ができることに感心しているようだ。
 両腕で、それ以上深く入らないように支えているのが やっとのように見える。実際、そうなんだろう。
 「くっ・・・ ど、どうして こんな辱めを・・・ んああっ!」
 プピュッ
 腸の奥から降りてきた流動物が、吐き出される。
 「汚物を吐き出すところを見られ、撮られているのに正気を失わない精神力 それをなんで試合の時に活かせないのかなぁ〜。
 もう一度、蛇口を開けてみようかしら?」
 「やっ、止めてください 綾香さん! そんなことされたら、今度は本当にどうかなっちゃうっ!!」
 「案外、どうにもならないものよね 浩之。レミィの時も、すごかったし。」
 「ああ、そうだな。」
 「嫌だったら、その汚物まみれのところから降りたらいいじゃない 葵。」
 それは、無理な話だ。今の葵ちゃんに、そんな余力はない。身体を支えるのがやっとのことだろうから、蛇口を引き抜くことができるとは 思えない。
 「動けないんです。お願いですから、助けてください。」
 「私は、撮影しなくちゃいけないから。」
 「そんなぁ〜。。。」
 綾香の言葉に、悲痛な声を上げる。
 「助けてくれる人が、他にいるでしょ。」
 「 ・・・でも・・・・・・ 。」
 葵ちゃんはの戸惑い。もっとも恥ずかしい姿を、俺には見られたくない。だけど、早く今の情況から抜け出たい。そんな考えが、俺の背中に ヒシヒシと伝わってくる。
 「葵が、浩之に全てを捧げる覚悟があるなら それくらいなんでもないことじゃない。それとも、覚悟もないのに 私たちから浩之を奪おうとしたわけ? 
 冗談じゃないわっ!
 私は、どんな恥ずかしい姿だって 浩之に見せることが出来る。浩之だけになら、どんなことされても平気なの。」
 「綾香さん・・・ 。」
 「覚悟ができないなら、私が助けてあげてもいいわ。でも、それで終わり。あなたは、二度と浩之に近づくことさえできなくなるわ。」
 綾香の熱い想いを、葵ちゃんはどう受け止めるのか。
 ・・・もう、答えは決まっているだろう。後は、言い出す勇気を振り絞るだけだと思う。
 「 ・・・ ・・・藤田先輩・・・ たす・・・ 助けてください。 ・・・お願いします。」
 「いいんだな、葵ちゃん。」
 「 ・・・先輩の側にいたいから。」
 俺は、葵ちゃんの想いを聞き 振り返ると、汚物に下半身を汚しながらも 先程までの諦めたような目じゃなくて 生きた目をした葵ちゃんがそこにいた。
 「私・・・ 先輩のこと・・・ 大好きですから。」
 苦しいのに、精一杯の笑顔。
 「ああ、わかっていたぜ。」
 俺は、葵ちゃんに歩み寄って 背後についた。
 綾香は、依然として撮影を続けている。
 「さっきと同じかっこうで持ち上げるけど、いいか?」
 「それだと・・・ 先輩の手が汚れてしまいます。」
 「ったく、洗えば済むことだぜ。」
 「あっ!」
 俺は、葵ちゃんの両脇に腕を通し 両脚をつかんだ。
 「くうぅぅぅ〜〜〜〜。」
 両脚をつかむために身体を折り曲げ、俺の体重がわずかにかかった為 蛇口が菊門や直腸を刺激したようだ。
 「だいじょうぶか?」
 「 ・・・はい。」
 「ゆっくりと、持ち上げるからな。」
 「は・・・ い。」
 葵ちゃんと密着することによって、葵ちゃんの呼吸がよくわかる。タイミングが、つかみやすいぜ。
 グッ
 「んっ・・・ ああっ・・・ 。」
 息を吐くタイミングで、持ち上げる。ひっかかりがない分、一気に抜いてもかまわないが それだと中に残っていた物が 飛び散るだろう。
 「しっかり、お尻を締めてろよ。」
 「はい。」
 グッと、身体に力が入るのを 感じる。
 グゥ〜ッ
 「んん・・・ ん〜〜〜〜〜〜 。」
 チュポッ
 「んああっ!!!」
 蛇口が、お尻から抜けると同時に 声を上げる葵ちゃん。その場面も、しっかりとベストアングルで撮影する綾香。
 抱え上げられたまま移動するが、葵ちゃんの身体は ブルブルと震えている。
 「どうした、葵ちゃん?」
 「先輩、降ろしてください。漏れちゃいそうです。」
 「このかっこうのままの方が、いいんじゃねえのか? 葵ちゃん、足腰に力が入んねえだろ。」
 「だって・・・ 音が・・・ 」
 触れている葵ちゃんの体温が、急に上がったように感じる。
 「俺は、気にしないぜ。」
 「私が、気にします。」
 「葵、しなさい。浩之に、全てを見せるのよ。」 
 「でも、恥ずかしいです。」
 「我慢しないの。浩之のものになりたいんでしょ? これは、試練なの。乗り越えるのよっ!」
 「 ・・・・・・わかりました。お願いします、先輩。」
 「んじゃ、そこの木陰にすっか。」
 下半身裸の葵ちゃんを抱えて歩く姿は、端からみればどんなように見えるだろう。ま、今撮ってるのを見せてもらえば よくわかる。
 「なあ、綾香。その汚れたとこ、どうするんだ? そのままにしておくには、いかんだろう。」
 「だいじょうぶ。よ。清掃の達人を呼ぶから。」
 そう言うと、携帯を手にとって どこかにかけ始めた。
 「なるべく、他に気を向けているからな。」
 「は・・・い。」
 木陰で、葵ちゃんを 小さな女の子を排便させるかっこうで スタンバイする。
 「ん・・・ 」
 声を殺して、身体を震わせる。
 プピュッ
 「いやっ・・・ 」
 「綾香、どこに電話してたんだ?」
 わざと声を大きくして、話しかける。排出している物は水分がほとんどなのか、最初だけで 音はしない。
 「セリオに、公園管理事務所に行って 掃除道具を持ってくるように言ったの。あ、マルチも呼んでね。」
 「それじゃ、警戒は誰がしてんだよ。」
 「んふふ、心配無用! 後で、紹介するわ。」
 なんにしても、心配する必要はないとばかりに 撮影を続ける。
 「ハア・・・ ハア・・・ 」
 葵ちゃんの息づかいが、悩ましい。
 「んっ・・・ ああっ・・・・ ハア・・・ くっ。」
 「終わった、葵ちゃん?」
 「 ・・・わからないです。まだ・・・ 出るような感じもする・・・ けど。」
 「そっか。」
 「 ・・・もういいですから、どこかに降ろしてください 先輩。」
 「ああ。」
 グッと、腰を上げる。
 「私が出した物・・・ 見ないでくださいね。」
 と葵ちゃんは、ぽそっと言った。
 「 ・・・お尻拭いてないぜ。」
 俺は、葵ちゃんを横にできる場所を求めて 移動した。
 もう、ずっとズボンの中でギンギンになっているモノが 歩くたびに擦れる。ズボンの布越しに、抱えている葵ちゃんの剥き出しのお尻が モノを擦りあげる。
 「やだっ、先輩! お尻拭かせて・・・ ティッシュをください。」
 「そうね。ちょっと、待ってなさい。」
 ピッ
 「 ・・・あ、セリオ? 悪いんだけど、トイレットペーパーを持ってきてくれる? ・・・うん。あ・・・ ついでにね・・・・・・ 」
 綾香は、急に声を小さくして 俺たちに聞こえないように話し出した。何を考えている。
 俺は、先程の場所から 水飲み場を挟んで反対側に 葵ちゃんを降ろすことにした。
 綾香の話の内容が気になるが、今は少しでも葵ちゃんを休めたい。それに、俺のモノが 爆発寸前だ。
 「わりぃな、こんなとこで。」
 「しかたないです。私・・・ 汚れているから。」
 ”汚れている”という言葉が、心にグッとくる。
 「綾香、こっちこいっ!」
 「なあに?」
 トコトコと、駆け寄ってくる綾香。
 俺は、苛立っている。
 「そこの木に手を突いて、尻を捲れっ!」
 「えっ!? きゃあっ!!」
 側に来た綾香の腕を引っ張る。
 「撮影は、終わりだ。」
 デジカメを奪い取り、葵ちゃんの横に置く。
 「葵ちゃん、よく見てろよ。」
 葵ちゃんは、驚いた顔をしている。それは、きっと俺の顔が怒った表情をしているからだろう。
 「ちょっと、痛いっ! 浩之、痛いっ!!」
 「うるさいっ! さっさと、尻を突き出せっ!!!」
 俺は、乱暴につかんだ綾香の腕を 木に押さえつけた。
 「どうしちゃったのよ、浩之。」
 口では抗っても、身体は言うことを聞いている。尻を突き出し、上半身を低くする。
 「してほしかったんだろが。葵ちゃんに見てもらおうぜ、綾香のいやらしい姿を。」
 「いやっ、そんなこと言わないで。」
 「お前のここは、こんなんなのに いいのか?」
 突き出した綾香の尻に右手を持っていくと、スカートの下 秘所を隠し愛液に濡れまくっているショーツを擦りあげた。
 「ひゃうっ!」
 ビクンッと、躯を反らす綾香。
 「どうなんだ?」
 ギュッ
 「いああっっ!!!!!!」
 綾香の大陰唇を、ショーツの布ごとつまみ上げる。
 「痛い・・・ 痛い・・・・ 」
 ガチガチと、痛みに歯を鳴らしている。今の俺は、綾香に対して 優しくすることはできない。葵ちゃんに、あのような辱めをしてしまった自分への 綾香への苛立ちからだ。葵ちゃんのあんな涙を、見てしまったからだろう。
 「俺が、決めてやるぜ。」
 摘んでいた指を離すと、安堵の息を吐く綾香。俺は、外した指をショーツの端にかけると 太股まで一気に降ろした。
 ぷりんっと、綾香の白い双丘が飛び出した。
 「そのまま、ジッとしてろよ 綾香。」
 今の姿勢を維持するように言うと、綾香の背後に回った。
 新しい愛液が、股を伝い垂れている。それを指でなぞり、絡める。
 ビクッと躯を震わせると同時に、プチュッと秘所より潮を噴き出す。
 「このまま、ほかっておいてやろうか?」
 「いやっ・・・ そんなことしないで、ご主人様。」
 「しやしないさ。俺もしたいからな。」
 俺は、尻たぶをグイッと左右に広げた。アヌスの皺が広がり、口を開ける。
 「しょっちゅう使ってるのに、きれいなもんだ。」
 「嫌われないように、ちゃんとケアしてますから・・・ 。」
 なるほどな。色素の沈着も少なく、黒ずんでないのは 嬉しいぜ。
 「んじゃ、遠慮なくいただくぜ。」
 グッ
 「えっ!? そんな、いきなりっ・・・ あううっっっっっっっっ!!!!!!」
 ズブゥ〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 「んああ・・・ ご主人様のが、汚れちゃうぅ〜〜〜〜。」
 「なに言ってやがる。どうせお前のことだ、俺に会いに来る前に きれいにしてきたんだろう?」
 「んんっ・・・・ そうだけど・・・ ん〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・・ 」
 キュッキュッと、俺のモノをきつく締め付け 離そうとしない。それでいて、収縮する括約筋が モノを揉み上げる。俺のモノを感じて、確かめているようだ。
 「久しぶりのご主人様のモノ・・・ それだけで、イッちゃいそぉ〜。」
 「ったく、入れただけだぜ? ちったぁ、我慢しろ。」
 「だって、だってぇ〜 ・・・んあああっ、イクッ イクッ!」
 腰を振り、身体をガクガクと震わせ 綾香はイッちまった。
 「ハア・・・ ハア・・・ ハァ〜〜〜・・・・・ 」
 崩れそうになるのを、なんとか踏ん張っている綾香の身体の腰から手を回し 支える。
 そのあられもない姿が、俺の怒りをわずかに静めた。
 「ご主人様のこと、好きで・・・ 好きでたまらないの。だから・・・ 感じ過ぎてしまうかも。」
 「だったら、俺を満足させてくれよ。」
 「キャッ。」
 俺は、綾香と繋がったまま 綾香の上半身を起こした。
 「お尻が・・・ お尻が、深いぃぃぃ〜〜〜〜〜〜 」
 「そんなに喜ぶなよ。」
 俺は、綾香を抱き締め その身体を確かめる。先程まで怒っていた相手なのに、なぜか今は ホッとする。
 「ほらっ、葵ちゃんに 甘えの本当の姿を見てもらうんだ。しっかりしてくれっ。」
 体力の回復しつつある葵ちゃんは、こちらに身体の向きを変え 俺たちをみている。
 今は、綾香を後ろから抱き締めているようにしか見えないだろう。繋がってるのを見せてやるのも、悪くない。
 グッ グイッ
 「ひゃうっ!!」
 俺は、綾香の両足を掴むと 繋がったまま綾香の身体を宙に浮かした。それは、葵ちゃんにしていたのと同じかっこうだ。ただ違うのは、綾香のアヌスに俺のモノが深々と刺さり 秘所はびっしょりと濡れているってことか。
 「んくぅ〜〜、ふうっふうっ・・・ ああぁ・・・ 」
 お尻を、キュッキュッと締め 喘ぐ綾香。こんな体位は、俺も初めてだから けっこう難しいものがある。
 「葵ちゃん、どうだ?」
 「暗くて判りづらいですけど・・・ なんとなく、繋がっているのがわかります。」
 俺は、返事を聞くと 歩き始めた。
 「んあっ! やだっ・・・ ちょっと・・・ うああっっ!!!」
 歩くたびに、蹂躙されるアヌスの刺激に 綾香は声を大きくあげる。ズンッズンッと、突き上げる動作が 綾香をまた絶頂へと誘う。
 「また、イク・・・ イッちゃうっ! くううううぅぅぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・ 」
 「くっ、食いちぎられそうだ!」
 ギュッギュッと、俺のモノが締め付けられる。だが、また俺はイき損ねてしまった。
 「ハアハア・・・ ハア・・・ ハアハア・・・・ 」
 呼吸を整えようとする、息づかい。身体は、くったりとしている。失神したのか?
 「どうだ、葵ちゃん?」
 「綾香さんのあそこが、ピュッピュッと なにかを噴き出しています。それに・・・ パクパクしてるし。」
 「それだけなのか?」
 俺は、葵ちゃんの反応が知りたかった。憧れの綾香の痴態をみて、どのように反応してるかが。本当のことを言わないかもしれない。それでも、今の葵ちゃんの返事を聞きたいぜ。
 「 ・・・ ・・・ 私、ドキドキしてます。だけど、悔しいです。」
 「悔しい?」
 思ってもみなかった答えだ。俺は、綾香の姿に対する返事を 期待していたのかもしれない。
 「綾香さんは、何でも持っていて・・・ 先輩の心までも。綾香さんの・・・ 頼り切った顔なんて 初めてみま・・・ した。綾香さん・・・ 本当に・・・ 心の底から先輩を愛しているんですね。私よりも、ずっと強く。
 私じゃ・・・ 綾香さんに勝てませんか? 私じゃ、綾香さんに追いつくことさえできない・・・ きっと。」
 失神していなかったら、綾香は激しく叱咤しただろう。俺にしても、綾香を抱いていなかったら 抱き締めて励ましていたかもしれない。
 「だったら、あきらめるか? 格闘技もやめて、普通の女の子になるか? そんなことしたって、俺は葵ちゃんを見ないぜ。葵ちゃんの輝いている姿が、俺は好きなんだ。」
 「先輩・・・・・・ 。」
 「あきらめるんだったら、俺の前に 現れないでほしい。それは、葵ちゃんの為だ。」
 けっきょく、どちらを選んでも 葵ちゃんには辛い選択かもな。それでも、葵ちゃんの為にも 選ばざるを得ない。
 「だったら、先輩は どうしてくれるんですか?」
 「俺は、どうもしない。受け入れるだけだ。」
 「それは、卑怯です。」
 「そうだろうな。だが、そうしなければならない現実があるんだ。だから、他の娘の為にも 俺はどう言われようと強くありたい。」
 「他の娘?」
 「いずれ、わかるさ。」
 「俺は、腰をゆっくりと再び動かし始めた。
 ズッ ズズッ
 失神していて、アヌスの締め付けは緩く 動きやすい。それに、かっこうがかっこうだけに 秘所から溢れる愛液が アヌスから俺のモノまでヌルヌルに絶えずしていてくれる。
 「ん・・・ んっ・・・ 」
 俺が突き上げるたびに、綾香の呼吸が飛ぶ。
 ズッ ズッ
 ニュプッ ニュプッ
 ズズゥ〜〜 ズッ
 クチュッ クチュッ
 次第に、俺の脊髄を ぞわぞわしたものが走り出す。
 それにしても、こんだけして 気が付かないわけないだろうに。綾香の奴、我慢しやがって。
 「綾香、気が付いてるんだろ? そろそろ中に出してやるから、しっかり受け止めろよ。」
 「う・・・ ん。」
 「くっ・・・ うっ!!!」
 ドクッ ドクッ ・・・ ドクッ
 白い濁流が勢いよく流れ込み、腸へと染みわたっていく。今日、いままで出せなかった分 料が多いような気がせするぜ。
 「あっ、あっ、でてる! でてるよ、ご主人様ぁ〜っ! いっぱい、いっぱいビクビクして でてる。。。」
 搾り取るように、綾香のアヌスがキュッキュッと 伸縮する。
 放出によって、張りつめていた俺のモノも縮み始め 綾香のアヌスはモノを吐き出そうとした。
 にゅるんっといった感じで、モノは抜け出す。
 「あはっ・・・ やだっ、中から・・・ ご主人様の精液がでちゃう。」
 俺たちの行為を、あれから無言で見ていた葵ちゃん。
 「ねえ、ご主人様 降ろしてください。」
 「ん、ああ。」
 葵ちゃんの横、手入れのされていない芝生の上に 綾香を降ろす。しばらくは、立つのは無理だろうな。
 身体を横たえた綾香の尻から、俺の精液をトロトロと流し始めた。
 「お尻が、ジンジンしちゃって 穴が完全に閉まらないわ。精液、垂れ流し・・・ どうしよ。。。
 マメセリ、いる?」
 ガサッ
 音とともに、低木の茂みをかき分けて 何かが飛び出してきた。
 「はい、綾香さま。」
 現れたのは、セリオをディフォルメした30センチくらいのロボットだった。
 「マメセリ、鞄の中から ティッシュを持ってきて。」
 「はい。」
 離れたところに置いてあった鞄にむけて、マメセリはトコトコと走っていく。
 「あれが、マメセリか? かわいいもんだ。」
 「警戒システム用オプション HMX−13OS。通称マメセリ。機能限定によるボディサイズの縮小。ボディサイズの小型化は、隠密性を向上。また、各パーツの簡略高性能化に伴う リンクシステム。それが、あの娘。簡単に言えば、セリオが母機で マメセリが子機ってこと。相互リンクで、常に行動をチェックしてるわ。」
 「持って参りました。」
 「ありがと。」
 マメセリからティッシュを受け取ると、2回引き抜き 4つに折り畳むと 自分のアヌスに押し当てる綾香。そして、残りを葵ちゃんに渡している。
 無言で受け取った葵ちゃんは、なんとなくホッとした表情をしていた。やっと、お尻を拭けるのだが 俺たちの行為を見て 新たに愛液があふれてティッシュが足りないかもしれない不安もあるようだ。
 「今回は、この娘が2体警戒しているわ。ていうか、試験運用で連れてきていただけなんだけど。」
 「偶然か。。。それを利用して、これだけのことを考える綾香も綾香だな。」
 「 ・・・すみません。でも、まだ終わってません。」
 「なにぃ?」
 綾香の言葉に、俺と葵ちゃんは驚いた。
 「ご主人様ぁ〜、浩之さぁ〜ん、どこですかぁ〜っ!?」
 その時、遠くで俺を捜すマルチの声が聞こえた。セリオから連絡を受け、掃除をしにやってきたようだ。
 「マメセリ、マルチを迎えに行ってくれ。」
 「はい。」
 俺は、マメセリをマルチにむかわせた。
 「綾香、終わってないとは どういうことだ? 場合によっちゃ、容赦しねぇぜ。」
 「ご主人様に虐めてもらえるんだったら、それでもいいんですけどね。
 葵を、これ以上傷つけようなんて思ってません。私も、いるようになっちゃったし。」
 傷つけないなら、まあいいか。
 「セリオも、呼んでんだろ? けっこう、時間かかってねぇか?」
 「もうそろそろ、来るはず。」
 「ご主人様ぁ〜っ!」
 マルチとマメセリが、走ってやってきた。なんか、面白い構図だ。
 「よく来たな、マルチ。」
 「はいです。セリオさんから連絡があって、あわてて来ました。
 ところで、どうしたんですか? それに、セリオさんは?」
 「遅くなりました。」
 セリオが、いつの間にか 俺たちの背後に立っていた。音もなくあらわれんじゃねえよ。びっくりするだろが。
 「セリオ!?」
 「近くに薬局がありませんでしたので、少し時間がかかってしまいました。」
 俺は、速まった心臓を押さえつつ セリオを見た。掃除道具とビニール袋を持っている。
 「マルチさん、掃除道具です。」
 「あっ、はいっ。」
 「セリオ、マルチ、水飲み場の掃除をお願い。汚しちゃったから、お願いね。
 それと、買ってきた物を ご主人様に渡して。」
 「はい、綾香お嬢様。
 ご主人様これを・・・ オムツです。」
 「 ・・・ 」
 セリオが買ってきたのは、成人用の紙オムツだった。俺は、それを受け取ると 綾香と葵ちゃんをみた。綾香が、”終わってない”と言ったのは このことだったのか。今の二人には、これが必要なのか?と思うのだが 綾香が望んでいることだ 叶えてやろう。
 マルチとセリオが、掃除をしに俺たちから離れていくのを見届けると 袋から本体を取り出し綾香に近づいた。
 綾香は、仰向けに身体を直すと スカートを捲った。
 「ご主人様・・・ 私に、その・・・ オムツを着けてください。お願いします。」
 綾香は、ゆっくりと両足を開き そのヌレヌレの秘所をさらけ出した。
 「これが、必要ったことか?」
 「はい。綾香には、オムツが必要です。ご主人様のことを想うと ラブジュースが次から次へと溢れて ショーツだけじゃ保ちません。それに、お尻も閉じないから。」
 「ふぅ〜ん、そうなんだ。それじゃ、オムツ無しだと歩きづらいってことか。」
 俺は、紙オムツを広げると 綾香の足の間に屈んだ。綾香は、それを見て 俺が紙オムツを着けやすいように腰を浮かした。
 位置を決め、装着すると綾香の顔を見た。目の合った俺に、はにかんだ笑顔をみせる。本当に、かわいい女だと思うぜ。
 「ご主人様、上手ですね。」
 「こんなにことは、初めてだって。ま、将来の予行演習ってことにしといてくれ。」
 「ふふふ。」
 「さて、葵ちゃんはどうする?」
 俺の行動を、ジッと見ていた葵ちゃんに聞く。もちろん、拒みはしないことはわかっている。
 「お願いします、先輩。」
 葵ちゃんも、仰向けになると スカートを捲り足を開いた。
 二人並んで同じ姿勢をとると、その体格差がよくわかる。葵ちゃんは、綾香より貧弱というわけでなく 全てにおいて縮小されたといった感じだ。
 「ああ。」
 俺は、綾香で行ったことを 葵ちゃんにも行った。小さな腰を包むように、紙オムツを装着させるのだ。腰が小さい分、綾香より着けるのが楽なような気がする。
 「葵ちゃん、どんな気分だ?」
 「恥ずかしいです。これで、安心できると思うと・・・ 変な気分もします。」
 「素質あるぜ、葵ちゃん。」
 「私は、先輩の物になれますか?」
 葵ちゃんに紙オムツを着け終わった俺は、立ち上がり 後ろに下がった。そこに、やっと足腰に力が入るようになった綾香が立ち上がり 俺に寄り添う。
 「一週間後、迎えをよこすから その後で答えを出すわ。それでいいわね、葵。」
 「オムツ着けて、かっこうつけんなよ綾香。」
 「ん、もう!」
 「はは、そう言うことだ、葵ちゃん。」
 「 ・・・はい。」
 葵ちゃんも、やっと自分の足で立ち上がった。しっかりと足で地面を踏みしめ、俺をみつめている。
 「まだ、不安はあるな・・・ 俺ん家へ来な。少し休憩してから、帰ればいい。」
 「先輩・・・ これ以上迷惑かけられません。」
 「葵、無理言わないの。今の葵だったら、そこら辺の男の子に 簡単に押し倒されてしまうわよ。ご主人様以外の男に、犯られちゃってもいいの?」
 「それは、嫌ですっ! でも・・・ 先輩のお母さんが 帰ってらっしゃるんでしょ?」
 「今日は、特製カレーとか言っていたから 多くあるはずだ。綾香や葵ちゃんが来たくらい、どうってことないさ。
 マルチ〜、掃除終わりそうか?」
 水飲み場を掃除している二人に、声をかける。二人がかりだから、そうは時間はかからないだろうに。
 「もうすぐ、終わります。」
 「俺たちは、先に家に帰ってるから 掃除道具を片づけたら来いよ。セリオ、マルチのこと頼むぜ。」
 「はい、お任せください。」
 セリオが一緒なら、マルチも大丈夫だろう。それにしても、帰るのがけっこう遅くなっちまった。早く帰るように言われて多んだが・・・ ま、綾香と葵ちゃんが一緒なら そうは怒られないか。
 「さて・・・ ん?」
 ズボンの裾を引っ張るような・・・ マメセリか?
 「鞄です。」
 二つの鞄が、二人のマメセリによって 俺と綾香それぞれに渡される。
 「2体いたのか?」
 「通常時に、セリオが制御できるのは 2体が限度ってことなんです。それに、セリオが背負えるのは 2体までですし。」
 「なるほどな。サンキュー、マメセリ。」
 俺は、鞄を受け取ると マメセリの頭を撫でてやった。表情は変わらないが、ジッとされるがままになっている。
 人形を撫でているような感じだ。本体のように、数多くのセンサーを積んでないということなのか 反応がないのが寂しいぜ。
 「あっ。」
 マメセリを、ヒョイッと抱き上げると やっと声を漏らした。
 「さて、行こうぜ。」

 「ご主人様、松原さん来るでしょうか?」
 「来るさ。」
 「何度か、学校で見かけはしているのですけど なんか元気がないみたいなんです。すごく悩んでいるみたいで・・・ 声をかけたくても、かけれない感じでした。」
 俺も、何度かベンチで悩んでいる葵ちゃんを 見かけている。
 あの後、俺ん家では 普段通りの仕草をみせていた。なのに、学校では 落ち込んでいる姿しか見ていない。
 「来なかったら、何も解決しないからな。」
 「そうですね。
 ・・・ねえ、ご主人様 ・・・その・・・ いいですか?」
 「人を待ってるっていうのに、困ったやつだな。」
 横に座っている琴音ちゃんの肩を抱き、引き寄せ 唇を奪う。
 チュッ
 「ん・・・ んん・・・ んっ。」
 口を吸い、舌を絡める。もう、数え切れない程してきた行為だが 場所が変わるだけでも気分的に新鮮さがでてくる。
 「ハア・・・ ご主人様ぁ〜。」
 「琴音は、甘えん坊だな。」
 「だって、ご主人様のお母さんが帰ってらしてるから 全然相手してもらえなかったんですよ。」
 「俺は、いい休養ができたと思ってるんだがな。」
 「私たち、そんなに激しいですか?」
 「相手する数が、多いだけだ。」
 「ご主人様の身から出た錆ですよ。」
 そう言いつつも、琴音ちゃんは嬉しそうだった。
 「それは、わかっているさ。」
 「でも、私は それでも良かったって思ってます。私のことをみてくれる人が、ご主人様の他にもできましたから。これもね一つの結果ですよね。」
 「そうだな。」
 俺は、琴音ちゃんの肩を強く抱き 琴音ちゃんも俺に身体を預けてきて 安らいだ表情をしている。
 「ねえ、ご主人様。」
 「ん?」
 「愛してます。」
 「 ・・・恥ずいやつだな。でも、嬉しいぜ。」
 「んふっ。」
 学校の裏山にある社。日が傾き、涼しげな風が吹いてきた。昼間の暑い夏の日差しは、もうない。
 いつも、葵ちゃんが練習をしていた場所なのに・・・ 来ない。来れないのだろうか。
 「ご主人様、私 探してきましょうか?」
 「自分から来ないんだったら、猫にはなれないさ。それに、どこを探すんだ?」
 「えっと・・・ そうですね。待ちましょう。」
 琴音ちゃんは、ゆっくりと目を閉じた。まるで、俺の鼓動を聞くために。
 こんな風に、のんびりと琴音ちゃんと過ごすのも 初めてだな。超能力の制御だったり、他の娘たちとの競い合いだったりで ゆっくりと過ごすことなんてなかったんじゃないだろうか。
 こんな時を過ごすのが、当たり前なんだろうけど 俺はそれを放棄したのかもしれない。
 「ご主人様、私を捨てないでくださいね。ずっと・・・ 」
 「なっ・・・ なにを言うんだ。」
 「なんとなくですよ。
 でも、猫は寂しがり屋だから かまってくれないとかまってくれる人の温もりを求めて 他に行っちゃいますよ。
 私は、ご主人様の温もりを知っているから 他に行くことなんて考えられませんけどね。」
 「んっ。」
 琴音ちゃんから、温かい波動が伝わってくる。相手を想う気持ちが、大切なんだと教えてくれる。
 「 ・・・先輩。」
 「やっと、出てきてくれたな。」
 「私が、隠れていること 知っていたんですね。」
 「ああ。」
 「やっと来たんですね、松原さん。」
 社の、俺たちがいた反対側から現れた葵ちゃん。それにも動じず、俺に寄り添っている琴音ちゃん。
 「私は、 ・・・ずっと悩んでいました。私は、先輩に甘えていいのかって。」
 「甘える?」
 「でも、それは間違いだって 姫川さんを見ていて気づきました。
 私自身も、先輩に好かれる為に努力しないと 駄目なんだって。愛してもらうだけじゃなくて、愛してもらう為のの努力をしないと 絆は強くならないって。
 だから・・・ 先輩の前にでる勇気が湧きました。」
 葵ちゃんは、心にあるがままを 俺に打ち明けた。それは、また 葵ちゃんが俺の元にくる決心が完全についたということだった。
 「一週間悩んだ答えが、それか?」
 「はい。あれこれ悩んだ私が、バカだったと思っています。格闘技と同じように、先輩に自分の全てをぶつけないと駄目だって 気づきました。」
 「そっか。」
 葵ちゃんは、本来の元気な姿を取り戻した。それは、嬉しいことだが 浮き世とは離れた世界へ足を踏みだしたことに まだ気づいていないからだろう。気づいた時、変化が現れる。それは、これから・・・ 。
 「松原さんも、気が利かないわね。私が、ご主人様と蜜月を過ごしているっていうのに。」
 「蜜月?」
 「蜜のように甘い時間ってことよ。」
 「ごめんなさい。でも、私だって そうなりたいし・・・ 。」
 「琴音、意地悪だな。」
 「だって、本当のことだもんっ。それに、松原さん 可愛かったし。」
 「結局は、琴音の焼き餅か。」
 「そうですよ。松原さんが初々しくて 可愛かったからです。」
 「そんな、可愛いだなんて・・・ 。」
 「琴音だって、最初はそうだっただろうが。」
 「じゃ、今は可愛くないと思ってるんですか? そんな・・・ 悲しいです。」
 「バカ言ってないで、行くぞっ!」
 「あんっ! ご主人様のいけずぅ〜。」
 立ち上がった俺に、すがり寄ってくる琴音ちゃん。お茶目な琴音ちゃんになっちまった。明るいのはいいことだが、ふざけることもあるのがな。程々にしてほしいぜ。
 「あ、先輩 遅くなってしまいましたけど・・・ 大丈夫ですか?」
 「問題ない。それに、今日は泊まりだぜ。」
 「えっ?」
 「綾香が、葵ちゃん家に電話してるはずだ。何も、心配いらないぜ。」
 泊まりという言葉に、葵ちゃんは少し警戒した。
 俺は、母さんが仕事先に帰り 元の生活(?)に戻っているので 問題はない。
 そういえば、綾香を紹介した時 びっくりしていたな。まあ、あの来栖川の令嬢が俺と付き合ってるんだから 驚かない方がおかしいってもんだな。その後、何も追求せず帰っていったのが 怖いぜ。
 「松原さん、大丈夫。きっと、受け入れられます。」
 「?」
 「行くぜ、二人とも。」

 「これが、一週間前の出来事です。」
 この前撮影したものをノーカットで上映した後、綾香は立ち上がって言った。その横では、真っ赤になってうつむいている葵ちゃんがいた。
 「ふぅ〜ん、結構ハードなことしたんやね。でも、うちの思い出の公園で そないなことしてほしなかったな。」
 委員長は、あの雨の日のことを きれいな思い出として記憶に取ってあるようだ。たしかに、あんなシチュエーション そうそうあるもんじゃない。
 「そうネ。アタシにとっても、大事な思い出の公園ネ。でも・・・ ご主人様と新しい思い出を作れるんなら それもイイかもネ。」
 思い出の玉手箱。レミィの思い出も、あの公園に眠っている。ここにいる娘の誰よりも、古い思い出が。だが、それでさえ 新しい思い出の礎でしかないように レミィは振る舞う。
 俺には、数え切れない思い出がある。なのに、何一つ飛び抜けて特別なものがない。綾香とあかりとレミィと志保と委員長と、新旧様々な思い出。

 ”してほしかったんだろが。葵ちゃんに見てもらおうぜ、綾香の嫌らしい姿を。
  いやっ、そんなこと言わないで。
  お前のここは、こんなんなのにいいのか?
  ひゃうっ!               ”

 「あれ? まだ、続きがありますよ。」
 画像の変化はなく、ただ声だけを拾っていた。それを、HDDの中にみつけた琴音ちゃんが 上映を始めてしまった。
 地面に置かれたカメラは、風景以外写してはいない。ただ、俺と綾香の声を記録していた。
 「あっ、ちょっと琴音 止めなさい!」
 「真実は、公開されるべきです。」
 琴音ちゃんは、綾香に抵抗して リモコンを離さない。
 「ダメェ! セリオ、なんで消さなかったのよぉ〜っ。」
 「皆様に、真実は伝えるべきかと。」
 「セリオ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 」
 「ダメネ、アヤカ。」
 「え?」
 レミィが、綾香を羽交い締めして 動きを押さえる。
 レミィを引き剥がそうと、綾香はジタバタと暴れるが レミィも負けていない。
 その間にも、録画内容は先に進む。
 「ふぅ〜ん、うちらが一人寂しく躰を慰めとった時に こないなことしてもらったわけや。新しく猫になる娘の調教だけじゃ、物足りなかったってわけやな。まあ、それはわからんでもない。
 しかしやっ! それを、うちらに隠そうとしたことは 許されへんな。ちゅうことで、お仕置きやっ!!」
 委員長が、お冠だ。それで、お仕置きをするっていうが・・・ 何をする気だ?
 「俺もか、智子?」
 「ご主人様には、うちらの相手をしてもらわなあかんから そんなことするわけない。うちたちを満足させてくれれば、チャラやしな。」
 「う・・・ がんばらせていただきます。」
 この人数を満足させる方が、お仕置きより辛いかもしれないぜ。
 「さて、綾香ちゃん 覚悟はええかな?」
 「いやぁ〜〜、それだけは嫌ぁっ!」
 「何もしてへんがな。」
 「じゃあ、姉さんの持ってる物は 何よっ!」
 先輩が、薬瓶を持っている。どんな薬が入っているのか・・・ 怖いぜ。
 「綾香、わがままはいけませんよ。」
 「ね、お願いだから許してよ 姉さん。」
 「 ・・・ 」
 「姉さん、黙らないでよ。」
 「アヤカ、往生際が悪いネ。」
 「はいはい、綾香さん薬を飲みましょうね。」
 レミィは、綾香を羽交い締めしたまま後ろに倒れ ソファーに腰を降ろす。と同時に、両足でも綾香をホールドする。
 レミィと綾香の後ろに回った琴音ちゃんが、綾香の鼻を摘む。
 そこへ、先輩から受け取った薬を近づける委員長。
 「ん〜〜〜〜〜〜〜!」
 口を閉じて、嫌がる綾香。
 「無駄な抵抗するんやない。先輩、頼むわ。」
 「綾香・・・ 。」
 先輩は・・・ 綾香のスカートの中へと 手を入れた。
 「ひあっ! んぐっ・・・・ ぐっ。」
 急に大きく口を開けて叫んだ綾香に、委員長は薬を流し込んだ。
 「芹香、なにをしたんだ?」
 「? ・・・綾香のクリトリスを摘み上げました。」
 先輩が、そこまでして薬を飲ませるってことは 怒っているってことだよな? たしかに・・・ 怒っている表情をしている。
 それにしても、あんな方法を取るとはな。効果的ではあるが。
 「姉さん・・・ 非道いよ。」
 全ての拘束を解かれ、放心している綾香。さて、飲まされた薬の効果はどんなものか。
 「さてと、準備に行こか。松原さんも、来いや。」
 「あ、はい。」
 「綾香さんのお仕置き、楽しみにしていてくださいね ご主人様。」
 「ご主人サマ、後でネ。えっと、セリオ ご主人サマの相手してテ。」
 「はい、わかりました。」
 久しぶりの宴の準備に、みんなはリビングをでていった。綾香だけは、レミィと委員長に支えられるようにして行った。
 急に静かになったリビングで、セリオと二人っきり。一時の静けさだ。
 「セリオは、意地悪だな。」
 「どうしてですか?」
 「綾香の言うことを聞かずに、消さなかっただろ。」
 「皆様にお見せすることでしたら、真実を隠すのはどうかと思っただけです。」
 「それが、意地悪になることもあるんだぜ。」
 「そうですか・・・ 。」
 セリオが、なんとなく落ち込んでいるように見える。セリオにしてみれば、良かれと思ってとった行動なのだからな。
 「そんなに深く考えるなよ。失敗も経験のうちだから、次があれば その時役立てればいいさ。」
 「 ・・・はい。」
 「んじゃ、汗を流してサッパリしてくるか。セリオ、手伝ってくれるな。」
 「はい、お供いたします。」

 汗を流した後、ベットルームへとあがると いつもと違う雰囲気を感じる。
 ベットには、綾香が大の字になって ぐったりとしているのだ。葵ちゃんは、心配そうに綾香を見ているが 他の娘は笑っている。
 「あの時の薬か?」
 「はい。」
 あの時の薬とは・・・ 先輩に作ってもらった 失敗ほれ薬。先輩と、初めてSEXした時のだ。
 「改良してありますから、ほれ薬としての効果はありません。身体が、動かなくなるだけです。」
 あの薬だと思ったのは、意識がハッキリしているのに 身体がまったく動かないように見えたからだ。しかも、綾香の秘所が びしょ濡れでヒクヒクと動いているのだ。
 「媚薬効果もあったはずだぜ。」
 「はい、あります。」
 「 ・・・ま、好きにしな。」
 俺は、横で 綾香がみんなにされることを 眺めることにした。どんなお仕置きをするのか、じっくりと見てみたいのもあるし 綾香がされることになった原因の片棒を担いでいたわけだから 手を出すわけにはいかない。
 一応、綾香の様子を見てみると なんとなく怯えたような表情をしている。
 「これから、裏切り者のお仕置きやっ!」
 委員長のテンションが、異常に高い気がするぜ。
 「智子さん、何をするんですか?」
 「ええ質問や、琴音ちゃん。今までに、うちらがプレイしてきたことないやないと あかんやろなぁ。」
 「智子さぁん、この箱なんでしょう?」
 「アダルトグッズ開発課の試作品とのことです。」
 「そうなんですか、セリオさん。」
 「マルチ、開けてええで。」
 「はいです。 ・・・ ・・・ ・・・えっと、これは何でしょう?」
 マルチが、箱から出した物は 強いて言えばミミズにコードとコントローラーが付いた物だった。
 「説明書には、コード名’ミミズ’と書いてあります。」
 そのままかいっ!
 「セリオ、どうやって使うんかわかるん?」
 「その・・・ 尿道口を攻める物だそうです。」
 「OH! 面白そうネっ!」
 「決定やね。」
 委員長は、それしかないとばかりに 指さす。
 綾香の目が、大きく見開かれる。
 「アタシが、それを使ってもいいかナ?」
 道具を手に取ったレミィが、綾香に近づいていく。
 「サポートしたるさかい、好きにすればええで。」
 「ウン。でも、これってどこに入れる物か わからないネ。」
 「 ・・・はぁ〜、入れるとこもわからんのに 面白がってたわけなんやな。ええか、よく見るんやで。」
 クニュッ
 委員長は、綾香の秘所を グイッと大きく左右に開いた。
 「よく見んとわからんで。クリトリスとヴァギナの間に へこんだとこがあるやろ?」
 「ウ〜ン、よくわからないネ。」
 しょっちゅうあいつらの見てはいるが、特に気にしてるわけじゃないから 俺もハッキリした位置はわからねえな。それでも、まあ なんとなくあれかなってのはある。
 「それの先を近づけてみい。 ・・・もうちょい上や。うんっ、ゆっくりと入れてみ。」
 ピンク色した細長く節々とした物の先端が、綾香の中へ潜り込んだ。
 「OH! すごいネ!! 入って行くヨ。」
 「当たり前や。オシッコが出る穴なんやから、入れることもできるで。」
 「スイッチ入れても、いいですか?」
 手でコントローラーを玩んでいた琴音ちゃんが、スイッチを入れたくて ウズウズしている。そういえば、試してなかったが どんな動きをするんだ?
 「ええよ。」
 チキッ
 「んんっ!」
 綾香が、呻く。そう言えば、声はでるはずだったよな。なんで、声を出さずにいたんだ?
 「WAO! アンビリーバボー!!」
 「ほぉ〜、名前の通り ミミズみたいな動きをするんやな。なんか、おぞましいな。」
 「やだっ・・・ 止めてよ。気持ち悪い。ん〜〜〜 。」
 「いろいろとスイッチがありますけど・・・ どうします?」
 完全に、綾香は 彼女たちのおもちゃになってる。
 「それにしても、結構長く作ってあるんやな。全部、入りきるんかいな。」
 「あっ、芹香さん!」
 ポチッ
 「ひあっ! 激しく動かさないで・・・・・ 。」
 先輩が、横から手を伸ばして いたずらした。
 「えっと・・・ これかな?」
 「ひああああぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!」
 慌てた琴音ちゃんは、別のスイッチを押したようだ。
 「なんか、ピリピリするヨ。これって、デンキ?」
 「今、琴音さんが押したのは 電気ショックですよ。表面にある電極から、放電しているのです。電気治療器の応用ですね。」
 「いやっ・・・ ちょっと、もう止めて琴音。おかしくなっちゃう!」
 俺が、あの時体験したように 綾香の身体も細動するが 動かすことはできないでいる。あの苦しさは、経験した者にしかわからないぜ。
 「勝手に、中に入っていっとるで! ふぅ〜む、女性の尿道は数センチってとこやから 膀胱の中でもうねっているはずやな。」
 葵ちゃんも含め、みんな興味津々で ミミズを見ている。
 「綾香さん、すごいです・・・ 。」
 「綾香はな、本当にいじめられるのが好きな女の子なんだぜ 葵ちゃん。」
 「 ・・・・・・そんな。」
 「んああっ・・・ クリトリスにも、電気が伝わって イッちゃうっ イッちゃうぅ〜〜〜っ。」
 ドプッと、愛液を吐き出し 綾香は絶頂を迎えた。ビクビクと、筋肉の痙攣がみえる。それは、大きく波打ち 綾香の四肢を動かし始めた。薬の効果が、やわらいできている。
 その間も、ミミズは綾香への侵入を続け 本体のほとんどが入ってしまった。
 「ふぅ〜む、膀胱の中でとぐろを巻いてんのかな。」
 何か、怖いほどだ。
 「ご主人様、もう止めますね。」
 琴音ちゃんは、ミミズの電源を切った。それによって、快感の波がずっと続いていたのが途切れたのか 荒い呼吸だけで動かなくなった 綾香。
 「それぐらいにしとけ、な?」
 「ご主人様が、そない言われるんやったら。でも、これは抜かんとな。」
 ズルッ ズズズゥゥゥゥゥゥゥ〜〜〜〜〜
 委員長は、ミミズの末端を指先で摘むと 引きずり出した。
 「うあああああああぁぁぁぁぁあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・・ 」
 か細い声で、綾香は絶叫した。そして、完全に気を失ったようだ。
 俺は、綾香の傍らに近寄り 腰を降ろした。
 (バカん奴だよ、綾香は。俺なんか好きになったばかりに、いろんな目にあって。いろんなことに巻き込まれて。それでも、いつも俺の側にいてくれて。本当に、純粋で 一途で ・・・ バカだよ。)
 俺は、綾香の頭を撫でた。ゆっくりと・・・・・
 みんなは、ただ俺の行動をみていた。
 「ず・・・ るいです。そんなことされたら、私たち 何もできなくなってしまうじゃないですか。」
 琴音ちゃんは、呟くように言った。
 彼女たちは、今の行動をどのようにとったのか。綾香だけを、特別な存在に見えたのだろうか。
 たしかに、俺は綾香をみんなより少しだけ多く見ている。少しだけだ。
 「そうだな、俺もずるいと思う。俺にもよくわかんないんだが、勝手に身体が動いてるんだ。」
 「それって、アヤカがご主人サマの特別ってコト?」
 「罰とはいえ、辱めに耐えている綾香が 気になってしかたなかったことは確かだ。それは、みんなが猫になる直前に辱められた時の感覚と 同じだと思っている。」
 「ご主人サマ、優しいネ。」
 「ご主人様には、一人一人が特別なのです。ですから、みなさんはここにいられるのです。」
 「そうでしたね。私、やきもち妬いてたみたいです。」
 先輩の言葉に、琴音ちゃんは自分の感情に気づいていた。先輩の言葉がなければ、もう少しモヤモヤが続いたことだろう。
 「なあ、そろそろせえへんと あの娘限界とちゃうかな?」
 委員長は、葵ちゃんが壁際で小さくなっているのに気づいて 俺たちに言ってきた。
 覚悟を決めたはずなのに、綾香の痴態を見て 怖くなったのだろうか? それとも、みんなの行動に気負いを感じてしまったのだろうか?
 葵ちゃんの悪い部分が、でてしまったようだ。
 「そうだな。智子、頼む。」
 「はい、ご主人様。綾香も、まだこんなんだし・・・ ちと、あの娘に度胸つけさしたろか。」
 委員長は、葵ちゃんに何を感じたのだろう。
 直接葵ちゃんに向かわず、グッズの入っている箱から 何かを手に取った。そして、それの説明をセリオに聞き始めた。
 「レミィも、準備しないとダメじゃないか。今回は・・・ レミィが尻尾を付けてやる番だったはずだろ。」
 「ウン。でも、上手くできるカナ?」
 「大丈夫だって。」
 「でも・・・ あの娘のお尻 小さそう・・・ 。」
 レミィの心配もわかるが、ここに居たい以上 通らなければならない試練だ。初めてだからと言っても、接続部の太さは 誰のものも変わらない。壊れるかな・・・ 
 「なあ、松原さん。あんた、綾香に憧れてるんやってな。綾香を犯してみいへんか?」
 「えっ?」
 「度胸づけやと思って、一度綾香を組み敷いてみても ええんやないのか? こんなチャンス、滅多にないで。」
 「そんなこと、できませんっ!」
 「やるんやっ! ここに居たいんやったら、やらなあかん。
 ご主人様のこと、好きなんやろ?
 綾香のこと、好きなんやろ?
 戸惑って、躊躇したらあかんて。チャンスが、逃げてしまうがな。」
 「わたし・・・ 」
 「犯ってから、後悔しい。な、犯る前から、後悔なんて言わへんのやから。」
 そう言って、委員長が葵ちゃんに差し出したのは 双頭のディルドーだった。
 「そんなこと・・・ わたし・・・ わたし・・・ 」
 委員長の押しに、葵ちゃんは震えて戸惑うばかりだ。始めてみる物への恐怖もあるだろう。混乱して、何も考えられないのかもしれない。
 「ご主人様のこと、好きなんやろ? あんなことされても、ここに来たのは 何の為や? 自分の為と違うか? うちらは、自分の為にここに居るんや。ご主人様の愛を受ける為にな。それが、他の人からみれば異常なことでも 自分の為に自分の愛を貫くだけなんや。」
 「あっ、あの・・・ 」
 「保科智子や。」
 委員長は、優しく 葵ちゃんを包み込んだ。それは、何かを分け与えているようにもみえる。
 「保科さん、苦しくないですか?」
 「苦しい?」
 「だって、私は 先輩のことを想うと苦しくって・・・ なんで、こんなことになってるのか わからなくて苦しいんです。」
 「そやな。でも、側におられることが 全てをまかなってくれる。側におれれば、答えをみつけだせるって思ってるんよ。
 ご主人様、優しいからな・・・ 甘えられるんよ。」
 「私も、保科さんのようになれるでしょうか?」
 「んっ、それはあんた次第や。怖がらず、惜しまず、自分をさらけ出せばいいことなんやで。」
 「それって、難しいことですよ。」
 「でも、ここには受け止めてくれる人がいるんよ。ご主人様だけやなくて、みんなが受け止めてくれる。琴音ちゃんを、みてみい。あんたが、初めて会った時と全然違うやろ?」
 「 ・・・そうですね。びっくりするぐらい変わってしまって、羨ましいほどです。」
 「なら、変わってみることや。これも、一つの試練やと思ってな。」
 側に置いてあった張り型を取り上げ、葵ちゃんに手渡す委員長。
 葵ちゃんは、恐る恐る受け取ると 唾を飲んだ。
 葵ちゃんの秘所は、あの一度だけしか 異物を受け入れたことがないはずだ。そこに、あの張り型がすんなり入るとは思えないぜ。
 「私・・・ やってみます。上手くできないと思うけど・・・ 。」
 意を決した葵ちゃんに、俺は何を手助けしてやれるだろうか。
 「ん、がんばりや。」
 委員長は、役目が終わったのを感じると 葵ちゃんから離れ 俺の元へ来た。
 「ごくろうだったな、智子。」
 「踏ん切りつかんのが、焦れったかっただけなんよ。せやから、少しばかり教えたっただけです。」
 目を伏せて、委員長は恥ずかしそうに答えた。
 いつも、委員長に 新しく猫になる娘や琴音ちゃんの世話をさせているようで 頭が下がる。
 「智子、ありがとな。」
 俺は、委員長に感謝すると同時に すぐ側へと招いた。
 思ってもいなかったことにとまどいながらも、委員長は俺にぴったりと寄り添った。
 「目をつぶれよ。」
 「はい。」
 委員長が、瞳を閉じるのと同時に 唇を重ねた。
 「んっ・・・ んっ・・・ 」
 触れた唇に反応して、委員長は俺の口を吸ってくる。舌を差し出すと、その舌さえ吸い付き愛撫してくる。俺は、褒美として委員長の好きにさせてやることにした。
 「んんっ・・・ んっんっ・・・ んんん・・・ はああぁ〜。」
 「なんだ、もういいのか?」
 「今は、これだけで満たされる。松原さんのことが終わったら、可愛がってくれればええからね。約束やで、ご主人様。」
 「ああ、約束だ。」
 「ねえ、ご主人様。松原さん、固まってますよ。」
 俺が、委員長とのことが一段落済んだのを見計らって 琴音ちゃんが声をかけてきた。言われたまま葵ちゃんをみると、ディルドーを両手で持ったまま ジッとしている。
 「ふぅ〜・・・ 芹香、オイルと・・・ 葵ちゃんは初めてと言ってもいいくらいだから、なんかないか?」
 葵ちゃんには、あれは大きいかもしれない。あれを受け止めるには、葵ちゃんのあそこは小さいだろうし 痛みも伴うのは目にみえている。だから、葵ちゃんはどうすればいいのかわからずに固まっているのだろう。
 「 ・・・筋弛緩の効果があるものか、痛覚麻痺の方がいいですかね。 ・・・少し待っていてください。」
 そう言って、先輩は 部屋を出ていった。用意していない物を、調合してくるのだろう。
 「それにしても、綾香の奴 全然目を覚まさないな。失神して、そのまま寝ちまったのか、規則正しく胸が上下してるぜ。」
 「アヤカの幸せって、なんだろうネ?」
 不意に、レミィがそんなことを漏らした。
 「どうしたんだ、レミィ?」
 「ウン・・・ アヤカって、いろんなこと耐えてると思うネ。でも、顔に出さないし 隠してるネ。きっと・・・ 。」
 「みんな、そんなもんだろ?」
 「そうか・・・ ナ? アタシは、無理だヨ。我慢できないからネ。」
 「そうだな。レミィは、すぐに顔に出るから 隠し事できないもんな。」
 「ウン。アタシ、バカ正直だから・・・ ネ。」
 レミィは、何が言いたかったのだろうな。誰もが、本当のことは・・・ 話さない。話せない。時が来るまでは、本当に本当のことは口にできないんだろう。
 レミィは、それを伝えたかったと思う。それを・・・ 綾香のそれを、俺は知りたいんだと思う。
 「いいんじゃないか? ・・・きっと、大丈夫だぜ。」
 「ご主人サマ・・・ ウン。。。」
 レミィだけでなく、委員長も琴音ちゃんも 微笑んでいた。それは、俺の’大丈夫’という言葉を良い方に考えたと言っていいだろう。
 そして、場の雰囲気が和んだところに 新しい薬を持って先輩は帰ってきた。
 「薬ができました。ただ、問題があります。効かせたいところに塗り込めばいいのですけど、直接手で塗った場合 塗った側にも効いてしまいます。どうしましょう?」
 戻ってくるなり、先輩は少しばかり焦っていた。
 「慌てなくてもいいぜ、芹香。セリオとマルチがいるじゃないか。まさか、メイドロボにまで効くなんてことないよな。」
 「それはないです。」
 先輩は、少し微笑んで答えた。まだ、ほんの一瞬の表情だか 出会った頃に比べれば 遙かに多くの表情をみせるようになったと思うぜ。
 「んじゃ、そう言うことだから マルチ・セリオ頼むぜ。」
 「はい。」×2
 俺たちから離れて待機していたセリオは、先輩から薬を受け取ると 葵ちゃんに近づいていった。
 「琴音、葵ちゃんを支えてやってくれないか?」
 「 ・・・わかりました、ご主人様。」
 琴音ちゃんは、少し考えて 間を空けて答えた。俺の言葉を、真っ直ぐに受け入れてくれただろうか・・・
 「松原さん、私たちがお手伝いします。何も、怖いことなんてないですよ。」
 「薬を松原さんのヴァギナに塗りたいのですが、よろしいでしょうか?」
 「えっ? えっ?」
 二人のメイドロボに言い寄られて、戸惑う葵ちゃん。そりゃ、いきなりあの二人に言い寄られたら 俺でも戸惑うぜ。
 「松原さん、怖いですか? なんなら、私が見本を見せてあげますけど その時は知りませんよ。太い方で、松原さん串刺しにしちゃうかもしれませんよ。」
 おいおい、葵ちゃんを脅してどうする 琴音ちゃん。
 「このぐらいで怖がっちゃ、ご主人様の相手はできないわよ。これよりも、もっと大きいんだから。」
 琴音ちゃんは、葵ちゃんの背後に回り 耳元で囁くように言った。それわ聞いた葵ちゃんは、少し眉を細めた。
 「ホント、姫川さん変わりましたね。」
 「琴音でいいよ。私も、葵って言わせてもらうから。
 変われたのは、ご主人様のおかげです。だから、葵もご主人様のものになれば 簡単なことですよ。」
 「私は、・・・ 藤田先輩のものです。」
 「ご主人様って言うのよ。でないと、ここでは相手にしてもらえないです。身も心も全て捧げてこそ、変われるのですよ。」
 「ご主人様・・・ 。」
 葵ちゃんは、何か言葉を噛み締めるかのように 呟いた。
 「まずは、目の前のことしましょうね。」
 葵ちゃんの背後から、琴音ちゃんは両太股を広げるように押さえた。上から押さえつけられるようにしているため、なかなかはね除けられないみたいだ。もちろん、セリオとマルチも手伝っている。
 「ちょっ、ちょっと姫川さん!」
 「こ・と・ね。セリオ、今のうちに塗ってあげて。」
 「はい。松原さん、この薬が目的以外の所に付着したら どうなるかわかりませんのでおとなしくしてください。」
 セリオの一言に、ビクッとして葵ちゃんは抵抗を止めた。
 セリオの指に、薬が絡められる。オレンジ色いた液体が、セリオの指を染める。
 「いきます。」
 「あっ・・・・ 」
 セリオは、空いた手で葵ちゃんの秘所を拡げた。クニュッと、拡がる小さなあそこ。
 「やっ・・・ あっ! そんな・・・ やめてくださいっ!」
 セリオの指が、葵ちゃんの膣口に触れた。
 「んくっ・・・ くすぐったい。」
 薬を延ばすように、指を動かしているようだ。
 「あっ・・・ いやっ、入ってくる・・・ そんなことしないでください!」
 芹矢の指が、膣口に入る。機械的に作業をこなそうとするセリオに、遊び心は浮かぶのだろうか。
 セリオの指が、葵ちゃんの中に入っているのをみれないのが 面白くない。
 「ああっ・・・ くうっ・・・ 。」
 「気持ちよくなってきたんじゃないの、葵?」
 「んんっ・・・ そんなこと・・・ わからない。」
 「ふぅ〜ん、まだ開発されてないってことも 関係してるのかな? まあ、それもすぐにわかるようになりますよ。」
 チュポッ
 「んあっ・・・ 。」
 「終わりました。それとも、まだ続けますか?」
 セリオは、指を抜くと 次の行動を求めてきた。多くの薬を塗ることは無駄だろうし、良くない。
 「セリオは、戻っていいぜ。」
 「はい。」
 「マルチ。そのおもちゃ 入れてやれ。」
 「ええっ、私がですか? ・・・私に、できるでしょうか?」
 「ああ、簡単なことだ。マルチは、すでに学習してるから 大丈夫だぜ。」
 「 ・・・はい、がんばります。」
 そう言って、葵ちゃんが手放し 転がっているディルドーをマルチは手に取った。
 「間違えるんじゃないぞ。細い方だかんな。」
 「はい。」
 マルチは、持ち直すと 葵ちゃんと向かい合った。
 葵ちゃんは、観念したのか 抵抗しようともしない。投げやりではない。覚悟を決めたのだ。
 「膝を立てて、少しでも楽にはいるようにした方がいいですよ。」
 琴音ちゃんの言葉に、ゆっくりと膝を立てる葵ちゃん。
 琴音ちゃんは、葵ちゃんが後ろに逃げるのを防ぐ存在でしかなくなっていた。
 「では、いきます。」
 ピトッ・・・・ クチュッ・・・・・
 「あっ!?」
 反射的に躰を引くが、琴音ちゃんという壁に阻まれる。
 「見てて、なんか新鮮でええな。」
 委員長の言葉に、レミィも先輩も頷いている。
 ズッ ズズッ
 「んっ・・・ くうっ・・・ くう〜〜〜 」
 「痛いですか?」
 「大丈夫。全然痛くないから、続けて。」
 ズズッ ズッ ズズゥゥゥゥゥゥゥ〜〜〜〜〜・・・・・・
 「んああっ!
 マルチの奴、結構容赦ないな。
 「奥まで入りましたか?」
 「ハアハア・・・ ハア・・・ 奥まで・・・ 入ってる。私の膣いっぱ・・・・ ぱぁぁぁぁぁいいいいいああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
 「えっ! えっ?」
 「なにこれっ! いやあっっっっっ!!!!!!!!!!」
 葵ちゃんの躰とディルドーが、ビクビクと震え 絶叫する。
 それに、マルチは何が起こったか訳わからず ディルドーから手を離して オロオロしている。
 双頭のディルドーが、ビクビクと脈打っている。たぶん、葵ちゃんとの接続があったのだろう。みんなは、毎回経験している神経接続だが 葵ちゃんは初めての経験だ。それで、声を上げたのだろう。
 「いやぁ、何 この感覚っ!?」
 自分の秘所から突き出た物が、ビクンッビクンッと上下に脈打っているのを 怖がっている葵ちゃん。
 それにしても、面白い技術だぜ 来栖川電工。
 「だいじょうぶですか、松原さん?」
 初めての感覚に悶えている葵ちゃんを心配して、マルチが再びディルドーに手を伸ばした。
 「ハア・・・ きゃあっ! マ、マルチさん なにしたの!?」
 「えっ? 触れただけですけど、どうかしましたか?」
 「 ・・・わからない。わからないけど、ゾクゾクとしてきて なにかがこみ上げてくる感じがしたの。」
 葵ちゃんは、具体的に説明する。そこまで言えるなんて、わりかし冷静なんじゃないのか?」
 「ビクビクして、熱くなって 本物みたいです。」
 「ひあっ! やっ・・・ やああああぁぁぁんんんんんっ・・・・・・・ 」
 クニュクニュと動かすマルチの手に、我慢できずに 悶える葵ちゃん。味わったことのない刺激に、のたうち回っているようにもみえる。
 「気持ちよさそうね、葵。射精したいんでしょ? 射精すれば、楽になるわよ たぶん。くすくす。」
 「ひああっ、やめてマルチさん! なんか、でちゃう でちゃうっ! あああっ!!!」
 ビュクンッ ビュクンッ
 勢い良く、葵ちゃんは射精した。正面にいたマルチの顔から腹部にかけて、ベッタリと白濁液がこびりつく。
 「でてる! でてるぅっ!!!」
 ディルドーの先から、疑似精液を吹き出し 快感の波に翻弄されている葵ちゃん。
 「すっごぉ〜いっ!」
 「本物こたいですよ。この、ビュクビュクしてるのも そっくりです。」
 「WAO! 見ているこっちが、興奮するネ!」
 「ごっついわ。」
 「 ・・・ドキドキします。」
 みんなが、各々に感想を口にしている。女の子のあそこから生えた物から射精しているのは、圧巻とも言えるからな。
 「くはぁ〜〜〜、くうぅぅぅぅ・・・・・・・・ 」
 完全に脱力して、後ろの琴音ちゃんにもたれ掛かる葵ちゃん。
 「あらあら、まだこれからっていうのに・・・ 悪戯しちゃいますよ。くすくす。」
 「もう、でなくなりましたね。それにしても、本当にびっくりしました。それに、こんなにベトベトになっちゃいました。」
 ディルドーから手を離したマルチは、自分にこびり付いた疑似精液を手で拭っている。拭っていると言うより、拡げているという感じだな。
 だが、いつまでもこのままでいいわけないぜ。
 「レミィ、智子、葵を綾香と繋げてやれ。」
 「ウン、わかったヨ。」
 「しゃあないな。」
 これでいい。葵ちゃんが自分で繋がらなくても、繋がった事実が残ればいい。それに、葵ちゃんも一度覚悟したことだしな。
 「私は、何をすればいいですか?」
 「 ・・・綾香のあそこも、乾いてきているみたいだから・・・ オイルでも垂らしてくれるか。」
 「はい、お望みの通りに。」
 先輩は、普段から用意してあるオイル瓶を 取りに向かった。
 こんなことになって、先輩の綾香をみている気持ちは どうなっているのだろうか。他の娘たちと比べて、遙かに複雑なのだろうけど それを知ることは難しい。先輩が、いつもハッキリと言ってくれるようになれば別だけどな。
 「ああ・・・ やめてください、レミィさん。」
 「手伝ってあげてるのヨ。」
 レミィと委員長に左右から抱えられて、葵ちゃんはやってきた。葵ちゃんの小さな身体に似合わない物が あそこから生えている。そのミスマッチが、いいのかもしれない。
 「観念せなあかんて。さっさと、事すませて 楽になろ。」
 今回は、いろいろ長引いちまって 委員長も焦れてきた感じがするぜ。
 「ひゃっ! なっ・・・ 芹香さん、なにするんですか? あうっ・・・ 」
 俺の前に先輩が来てと思ったら、オイルを葵ちゃんに生えている物に塗り始めた。先輩の指の動きに、ビクッビクッと反応している。
 「芹香さん、そんなに触らないでください・・・ 。」
 ディルドーの先端を中心に、丹念にオイルを絡めていく 先輩。先輩は、それが気に入ったのか 目を離そうともしない。
 「また・・・ でちゃう・・・ そんなにするとでちゃう〜・・・ 。」
 その言葉に、先輩は手を離した。
 精神的に限界に来ている葵ちゃん。次に射精したら、しばらくは動けなくなるだろう。
 「葵、出すのは綾香の膣だ。」
 俺は、未だに目を覚まさない綾香の膝を立て 股を開いた。処理されてツルツルの綾香のあそこは、簡単に葵ちゃんの目に入る。そこに、先輩はオイルを垂らした。恥丘から陰核包皮を伝い、秘所を潤す。
 「ちゃんと狙いを定めて、一気にいくネ。大丈夫、これぐらいの太さなら アヤカはなんなく入るヨ。」
 「せや。安心して、いっとき。」
 二人は、アヤカの足の間に葵ちゃんを導くと 拘束を解いた。
 「ハア・・・ ハア・・・ ハア・・・ 綾香・・・ さん・・・ すみませ・・・ ん。私・・・ もう、我慢できません。うああっ!」
 おもむろに、刺さっているディルドーを掴むと 葵ちゃんは狙いを定めた。
 「ここだぜ。」
 「は・・・ い。」
 綾香の秘所を開けてやると、葵ちゃんはディルドーの先を近づけ・・・
 ズブッ
 と、3分の1ばかりを差し込んだ。
 「☆★☆☆!!!!????」
 「くぅ〜〜〜っ!」
 衝撃で、綾香は目覚めて 大きく瞳を開けた。
 委員長は、葵ちゃんの背中を 足でグッと押した。
 ズブブッ!
 「うあああぁぁぁぁ〜〜〜・・・ あ・・・ あお・・・ い?」
 「綾香さんっ! 綾香さん・・・ ごめんな・・・ さい。んあっ、くっ・・・ くうっ。」
 ズブッ・・・ ズブブッ・・・ ズッ
 伝わってくる綾香の膣の感触に、ゾクゾクとした快感に浸っていく葵ちゃん。
 「ちょっ・・・ 葵・・・ やめなさい。」
 「ダメなんです。 ・・・気持ちよくて・・・ 腰が動いちゃうんですっ!」
 「んあっ・・・ あっあっあっ!」
 「私・・・ 綾香さんとしてるんですね。綾香さんの胸・・・ こんなに大きくて柔らかい。こんな風に・・・ んっ・・・ 触れるなんて想ってもみなかった。」
 本物の男がしているように、葵ちゃんは腰を振り 胸を揉む。
 「あっ、葵ぃ〜〜〜 いいっ、気持ちいい! もっともっと、激しくっ!」
 綾香の気分も、あがってきたようだ。初めての女同士での行為に高揚しているのか、それとも 妹のように可愛がっていた葵ちゃんの想いを受けてなのか・・・ 。
 「綾香さんっ! 綾香さんっっ!!」
 「いいわっ、葵っ! もっとよ、もっとぉっ!!」
 「はぁ〜、すごいなぁ。まさか、こんなんなるなんて 想いもしんかったわ。」
 二人の乱れように、感心している委員長。が、その瞳は潤んで ため息を深くしている。
 「今度、私がしてあげましょうか 智子さん。」
 「ひゃうっ! とに、いきなり尻尾を握らんといてぇな 琴音。 ・・・考えとくわ。」
 はあ・・・ ホントに、この二人は変わったよ。
 「も・・・ ダメ・・・ でちゃう、でちゃうっ!!」
 「きてっ! 私の膣に、思いっきりだしてっ!!!!」
 「でるでるでる・・・ くああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜 」
 ビュクッ ビュクッ ビュクッ
 葵ちゃんは、腰を強く綾香に叩きつけると 全身をブルブルと痙攣させて 射精した。
 「んああっ!! きてるっ、きてるぅぅぅぅ〜〜〜〜 くう〜〜〜〜〜〜・・・・・・ ああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・・・ 」
 綾香も、葵ちゃんの熱い思いを受け 絶頂を迎えた。
 俺は、そんな二人の姿が美しく思えた。他の娘たちからは、どう見えたとしても 美しいと感じた。
 「なんか、不思議な感じがするネ。」
 「うらやましいです、綾香。」
 とに、先輩は仕方がないな。そこが、ほっとけないとこなんだけどな。だから、一緒にいて 俺は先輩が得られるものを探しているのだろう。
 「はああ・・・・・・・・・ 。」
 葵ちゃんは、また脱力すると 綾香の上に覆い被さるように重なっていった。
 迎える綾香は、包み込むように 葵ちゃんの躰に腕を回す。
 「だいじょうぶか、綾香。」
 「はい、ご主人様。」
 綾香は、俺の方を向くと ちょっと困ったような表情で答えた。
 「どうかしたのか?」
 「あっ・・・ 申し訳ありません。ご主人様以外のモノで、感じて達してしまいました。」
 別に、浮気して男に抱かれたわけじゃないから そんなことどうでもいいのに。それに、俺の見ている前で 俺が命令したことなんだし。
 「俺は、感情や感覚まで制限した覚えはない。俺の見ている前で行われた事に、口出ししない限り 俺が認めたことだ。それに、負い目を感じることはない。
 だろ?
 俺が、みんなにしていることを考えれば どうってことはない。だがな、そんな行為をするにしてもだ・・・ その・・・ なんだ・・・ 一人一人を愛しているからできることであって 愛してないのにする気はないってことだ。」
 「 ・・・・・・ 」
 俺の言った事に、誰も言葉を返さしてこない。
 「都合がいいのですね。」
 「セリオっ!」
 「いいんだ、綾香。たしかに、俺に都合がいい 言い分だ。だが、みんなはそれを受け入れているから ここにいる。それだけだ。違うか?」
 「 ・・・そうかもしれません。出過ぎた事を言って、申し訳ありませんでした。」
 「いや、いいんだ。」
 セリオが言ってくれたおかげで、場の雰囲気が楽になった気がする。
 「ご主人様。。。」
 「さて、そろそろ葵にも 猫になってもらうか。」
 「このままで、いいですよね。」
 そう言った綾香のあそこは、まだ葵ちゃんと繋がったままだ。ディルドーとの隙間からは、まだ白濁液を垂れ流している。
 「セリオ、ディルドーの神経接続は切って。両方だと、どんな障害がでるかわからないし。」
 「はい、綾香様。」
 セリオは、二人の繋がっている所に手を入れると ディルドーのスイッチを・・・ 切った。
 「あっ。」
 葵ちゃんは、一言漏らしただけで 何も言わなかった。先程の俺の話にも、何も言わなかったな。。。


 「レミィさん、はい尻尾です。」
 マルチは、用意されていた葵ちゃん専用の尻尾をレミィに差し出した。それは、綾香のと色違いのだった。
 「ありがと、マルチ。それじゃ、始めるネ。」
 尻尾を手に取り、二人に向かうレミィ。
 葵ちゃんが、仲間になる為の儀式の始まりだ。
 「ご主人様、耳です。」
 「ブルーシルバーか。葵ちゃんには、びったりな色かもな。」
 猫耳を受け取ると、俺も綾香たちのところへ移動する。
 綾香の胸に顔を埋めている、葵ちゃん。綾香の上に重なっていると、体格差がはっきりとして葵ちゃんの小ささが 再認識される。マルチといい勝負か。
 「綾香、始めるぜ。葵を離すなよ。」
 「はい。」
 「レミィ、ちゃんとワセリン塗ったか? おまえの時と違って、アヌスが挿入される準備がなにもされけていないんだからな。」
 「わかってるヨ。でも、二本同時なんて この小さいお尻で耐えられるのか 心配だヨ。」
 「薬が、まだ効いていれば大丈夫だろう。それより、入れる時は一気にいけよ。」
 「ウン。では、いくネ。」
 尻尾の神経接続部の先には、ワセリンが山のようについている。大雑把なレミィの性格からか。
 レミィは、尻たぶ広げないようだ。それでいい。広げる為に触れば、葵ちゃんの抵抗が待っている。
 プラグの先についたワセリンが接するくらいまで近づけ、狙いを定める。そのレミィの瞳は、獲物を狙うハンターの瞳と化していた。
 ズプッ
 「うああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・・・・ 」
 レミィは、一気に半分程を葵ちゃんのアヌスに突っ込んだ。俺たちの会話から覚悟はしていただろうが、予想を超える刺激に叫んでしまったんだ。
 「いっ・・・ 痛いっ・・・ 。」
 葵ちゃんは、背中を反らし 口から内臓を出すかのように 大きく口を開けている。
 「葵、そんなに腰を突き出さないでよ。至急が押されて、ジンジンしゃう。」
 「ごめ・・・ ごめんなさい。でも、お尻が・・・ お尻が・・・ 。」
 「だいじょうぶ。しっかりしなさい。みんな同じ物を入れているんだから、葵にだって、ちゃんと入るわよ。さあ、力を抜いて・・・ 。」
 ゆっくりと、力を抜きにかかる葵ちゃん。綾香の言葉を容易く実行できるところをみると、本当は 痛くないのかもしれない。苦しいと感じたものを、痛みととらえたのだろう。
 スズズ・・・
 「んああぁぁぁぁ・・・・・ 」
 再び、侵入を始めた異物に 声を上げる葵ちゃん。
 「ダメだヨ、アオイ。」
 レミィにそう言われても、人工物による二本挿しに 苦しさは増している。
 「もう少しで入るから・・・ ほらネっ!」
 ブウ・・・ ンッ
 「ひゃっ!」
 尻尾の接続部は、全部葵ちゃんの中へと侵入を果たし 神経接続が始まった。
 「うわっ・・・ うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
 今日、葵ちゃんは何度絶叫したのだろう。もう、声も掠れてきている。
 俺は、それほどまで葵ちゃんを苛めたということだ。
 どうしてだ?
 いままで、これほどのことはなかったはずだ。いままでの経験が、そうさせたのか?
 まさか・・・ な・・・
 「ご主人様、どうしたんですか?」
 見上げている綾香が、心配そうにしていた。俺の心の内を見ているかのように、真っ直ぐと俺を見ている。
 「ちょ・・・ ちょっとな。」
 「いいんです。私だけは、ご主人様のこと 許してあげます。」
 「あ・・・ 綾香。。。」
 また、綾香に救われた。綾香の一言が、また俺を救った。涙がでるほど嬉しいが、ここで流すことなどできない。見せることなど、絶対に許されない。
 「お尻が・・・ お尻が変なんです。これって、これって!」
 「尻尾だヨ、アオイ。そんなに振っちゃ、アタシの顔に当たるヨ。」
 「えっ、尻尾?」
 上半身を反らし、自分の尻尾を見ようとする葵ちゃん。
 「ダメよ、葵っ! まだ・・・ まだ、終わってないんだから。」
 綾香は、葵ちゃんに回していた腕で ギュッと抱きしめる。
 「綾香さん?」
 「葵、耳を着けるから こっち向けよ。」
 「先輩?」
 「葵、先輩じゃないでしょ。ご主人様と言うのよ。ここでは、それ以外許されないわ。」
 「ご・・・ 主人様・・・ 。」
 綾香に言われて、遠慮がちにいう葵ちゃん。上目遣いで、何かを訴えるようで かわいくってゾクゾクする。
 「そうだ。俺が、葵猫のご主人様だ。そのことを忘れるんじゃないぞ。」
 「 ・・・はい、ご主人様。」
 俺は、葵ちゃんの頭に 猫耳を装着した。大人しく受け取った葵ちゃんは、感慨深いものがあるのか ジッとしている。
 「葵。」
 「はい、ご主人様。」
 「舐めてくれ。それで、契約は完了だ。」
 俺は、膝立ちで ビンビンに立ったモノを突き出した。先端から透明な液を溢れさせ、ビクビクしている。
 葵ちゃんは、躊躇いもせず ゆっくりと口で含んでいく。
 「ン・・・ ンンッ・・・ ンンン・・・ 」
 熱い口内。柔らかい舌。俺のモノを確かめるように、動いている。
 クチャッ クチャッ
 時折、水っぽい音がする。その行為を、誰もが息を殺して ジッとみつめていた。
 「ンン・・・ ンッ・・・ 」
 葵ちゃんは、必死になって 俺を喜ばせようとしている。
 「ああ、葵 いいぜ。気持ちいいぜ!」
 「ングッ・・・ ンッンンン・・・ 。」
 「くっ・・・ 口に入れたまま喋るのは良くないぜ。」
 「ふぁい。」
 それからは、数分 葵ちゃんの舐める水っぽい音だけがしていた。
 クチュッ クチュッ チュプッ チュプッ ・・・ ・・・
 「そろそろイクぜ、葵。ちゃんと、受け止めろよ。」
 「ンッ。」
 葵ちゃんの頭を両手で押さえ、腰を振り ライトスパート。
 「ングッ! ンンンンッッッッ!!!!!」
 ヂュプッ ヂュプッ ヂュプッ ヂュプッ ・・・ ・・・
 「イクぞっ! イクぞっ! 葵・・・ 葵ぃぃぃぃぃぃぃ・・・・・・・・ っ!!!!!!」
 ドクッ ドクッ ドクッ ・・・・・・
 「んあっ! んんんんんんんんんんんんんんんん〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・・・・ 」
 口の奥に熱い精を放たれ、それを必死にこらえる葵ちゃん。コクッコクッと、精液を飲み込む震動が伝わってくる。
 「葵、おめでとう。これで、あなたもご主人様の立派な猫よ。今度は、あなたの子宮で ご主人様の熱いほとばしりを受けないとね。」
 下から、ずっと俺と葵ちゃんの繋がっているのを見ていた綾香。その顔には、葵ちゃんの口から零れた唾液が いくつも垂れかかっていた。
 「気持ちよかったぜ、葵。」
 「ハア・・・ ハア・・・ あり・・・ ありがとうござい・・・ ます、ご主人様。」

 「琴音さん、そろそろ行きませんと。」
 「そうですね、葵さん。」
 朝、慌ただしく 二人は学校へ行く準備をしていた。
 昨日、泊まって 俺の為にいろいろと尽くしてくれた。葵ちゃんが俺の為に外泊するなんて、思ってもいなかった。琴音ちゃんと二人なら、大胆になれるようだ。
 昨晩、激しかったのもあるが 少し色気を出して酒を飲ましたのがわるかったみたいで 寝坊しちまったのだ。急がないと、あかりが呼びに来ちまう。
 「ご主人様、ごめんなさいっ! 先に行きますね。」
 「琴音さん、早くっ! ご主人様、また後で!」
 カチャッ
 「あっ、あれ?」
 葵ちゃんが、玄関のドアノブを握ろうとした瞬間 ドアは開かれた。
 「あぶないっ!」
 「浩之ちゃん、おはよ・・・・・・ う・・・ ?」
 そこには、あかりがいた。いつもより、早い時間だ。
 ドアノブを取ろうとして空振りした葵ちゃんは、バランスを崩し あかりに寄りかかっていった。
 「あれ? えっ? 誰? ・・・・・もしかして、松原さん?」
 あかりを弾き出せるくらいの勢いが、葵ちゃんにはあったはずなのだが・・・ ああ、琴音ちゃんの力か。
 「松原さんが、なんでこんな時間に浩之ちゃんの家に・・・ いるの?」
 いきなり抱きついてきた葵ちゃんに、戸惑っているあかり。
 「それに、姫川さんまで。 ・・・どうして?」
 状況がまったく理解できず、どうしたらいいのか あかりは判らずにいる。
 「あっ、すみません。」
 葵ちゃんは、慌ててあかりから離れて 俺の近くへ来た。
 俺の側に、琴音ちゃんと葵ちゃん。その意味が判ることは、猫になった娘以外にはわからない。
 「あ〜あ、みられちゃった。どうしましょ。」
 琴音ちゃんは、小悪魔的な微笑みを浮かべている。
 「ご主人様。。。」
 葵ちゃん、あかりの前で言うなよ。あかりは、呆然として聞こえてないようだが。
 「藤田さん、これで一緒に学校に行けますね。ゆっくりと行きましょう。ねぇ葵さん。」
 琴音ちゃんが、わざと大きめの声で言った。そして、俺にべったりとくっついてきた。
 「あっ、琴音さん ずるいっ。」
 葵ちゃんまで、俺にくっついてきてしまった。
 「あ、あかり?」
 あかりには、今俺はどのように見えているだろう?
 幼なじみから恋人へと関係が変わっても、変わらなかったあかり。
 俺は、あかりの思っている俺とは変わったと思う。今の状態がそれだ。
 「 ・・・あ・・・ うん・・・ そうだね。 ・・・うん。」
 ようやく、口を開いたあかりに 俺は戸惑った。
 「もう、起きているから大丈夫だね。 ・・・・・・私、先に行ってるから。」
 「おいっ、あかりっ!」
 「だめっ!」×2
 きびすを返して、走り出したあかり。
 でも、俺には 引き留める二人を振り払って 追いかけることはできなかった。
 「あかりさんは、逃げたんです。ご主人様から、私たちから逃げたんです。」
 「神岸先輩、気づいてないですけど 自分からも逃げてます。」
 「だから、追わないでください。ご主人様には、私たちがいますから。」
 彼女たちを捨てはしないのに、捨てられるのを拒むように 必死に俺にしがみついている。
 そんな二人が、とても愛おしい。逃げたあかりに、そんな想いを抱くことはない。だから、追わない。
 「ああ、そうだな。」
 俺は、浮かべている二人の涙を拭ってやった。

 「可愛い顔が、台無しだぜ。」
 「グスッ・・・ はい。」×2
 「じゃ、待ってっから 身なりを直してこい。」
 「はい、ご主人様。」×2
 琴音ちゃんと葵ちゃんは、家の奥に消えていった。
 「ご主人様・・・ 。」
 「大丈夫だ、マルチ。たいしたことじゃない、心配するな。」
 「 ・・・はい。」
 二人と交代するように、片づけを終えたマルチがでてきた。
 マルチとしては、俺の命令ということもあって あかりをずっと騙していたようなものだ。それが破錠したかもしれないということは、あかりがマルチに事の詳細を 問いただす可能性がある。マルチに危害が加えられるとは思えないが、心配だ。その対処も、早々に考えなきゃいけないな。
 「いいんだ。俺が何とかするから、余計なことは考えるな。」
 グリグリ・・・
 「あっ・・・ はい、ご主人様。」
 マルチの頭を撫でると、いつものようにジッとする。
 「お待たせしました。」×2
 「んじゃ、行くか。」
 「はい!」×3
 俺たちは、新たな嵐の中へと踏み出した。今度のは、いままでより ずっと荒れるようだな・・・ 。

Back