「やっほー、浩之。」
 綾香が、やって来た。ここのところ、エクストリームに向けて 練習に余念がなく 俺とも会えなかった。久しぶりに会う綾香は、嬉しそうにしている。
 「よぉ。」
 「いらっしゃいませ、綾香さん。」
 マルチが掃除をしっかりしてくれているので、玄関もピカピカだ。
 「うふふ、嬉しくって 走って来ちゃった!」
 「そっか。」
 本当に嬉しそうに、にこにこしている。俺はというと、嬉しいのだが 平静を装ってしまう。
 「ん? あら? マルチ、それどうしたの?」
 「えっ? あ、これですか。個人ユーザーアンケートによりまして 個人ユーザーの方々が希望されましたオプションパーツのトップが この耳と尻尾だったのです。それで、一応テスト運用ということで 主任さんに付けられちゃいました。」
 そう言ったマルチは、パタパタと尻尾を振り 耳をピクピクさせた。
 「かわいいわよ、マルチ。」
 「あ、ありがとうございます。」
 「でも、いいなぁ〜・・・ 。」
 綾香は、うらやましそうに見ている。
 「綾香、俺の部屋へ行こうぜ。」
 いつまでもジッと見ている綾香を、引っ張るようにして切り上げさせた。
 「うん・・・ 。」
 「私は、居間にいますから。」

 俺は、部屋に入るなり 綾香を抱き寄せキスをした。久しぶりの甘い香りがする 柔らかい唇。そして、甘く絡みつく舌。
 「ん・・・ んんっ・・・ 。」
 そんな行為が、一分も続いただろう。どちらからとなく、唇を離す。
 「寂しかった。」
 綾香は、ポツリと言った。
 「本当か? 練習に打ち込んで、俺の事なんか 忘れていると思ったぜ。」
 「うん・・・ 前と違って、いつも浩之のことが 頭にあった。いつ会いに行こうって、そればかり。でも、ちゃんと練習はしてた。負けるのは嫌だし、全力で戦えなかったら 対戦相手に失礼だからね。」
 「そうだな。」
 俺と綾香・・・ お互いを感じる為に、ギュッと抱き合っている。
 「ねぇ・・・ 当たるんだけど。」
 「あっ・・・ 久しぶりの綾香の香りで、興奮しちまったみたいだ。」
 「うん、私も興奮してるよ。」
 そう言うと、綾香は俺から離れて トコトコとベットへ歩み寄って 腰を降ろした。
 「ねえ、しよっ!」
 「ああ。」
 カーテンを閉め、薄暗くなった部屋で二人 一枚ずつ服を脱いでいく。綾香の肌理の細かい素肌が現れると、俺の目は 綾香に釘付けになった。綾香の一つ一つの仕草が、愛おしく見える。
 そんな俺の視線に気づいた綾香は、恥ずかしそうに微笑んだ。
 「浩之・・・ そんなにジッと見られたら、恥ずかしいよ。」
 「綺麗だ、綾香。」
 俺は、綾香を引き寄せると 強引に唇を奪った。
 「んっ・・・ 」
 舌と舌が、絡み合う。お互いの舌を吸い込む程に、強く吸い 離す。唾液が、二つの口内を行き来する。
 「んあっ・・・ 浩之・・・ キス、巧くなったね。すごく感じちゃった。」
 「綾香は、甘いからな。ずっと、舐めていたいぜ。」
 「そんな・・・ 他の所も、舐めてほしいな。」
 そう言って、綾香は ベットに横たわった。
 「綺麗だよ・・・ 。」
 俺は、うっすらと紅潮した裸体をさらけだした綾香を見て 呟いた。その言葉が、当たり前のように思えるほどに美しく 見える。
 「ありがと。」
 綾香の両膝に手を当てると、左右にと足を割り広げた。さらけ出された秘所は、見た目にも判るほどにしっとりと濡れている。カーテンの隙間から射し込んだ光に当たって、輝く愛液の滴。
 ソッと手を伸ばすと、ビクッと反応する。
 「あんっ!」
 トロッと、愛液が滴り落ちた。
 「エッチだなぁ、綾香は。」
 そう言うと、滴り落ちる愛液を指先で絡め 充血して割れ目から飛び出したクリトリスに擦り付けた。
 「あっ! ・・・ああっ・・・ 」
 ビクッビクッと、身体を反応させる綾香。
 クリクリクリクリ・・・
 「あっ・・・ あああっ・・・ くくぅ〜〜〜・・・ 」
 勃起して包皮から飛び出した肉芽を直接擦られているのだから、どれほどの快感が綾香を襲っているのだろうか。
 「ひっ・・・ 浩之ぃ〜〜〜・・・ 」
 俺は、擦るのを止め トロトロに濡らしながらも まだぴったりと閉じている割れ目を左右に開くと、ドロッと行き場を失っていた愛液が吹き出した。
 「やっぱり、毛が無いっていうのは すごくエッチだよな。」
 俺は、まったくの無毛な綾香のあそこを綺麗だとも見れた。そして、指を膣口へと射し込んだ。
 「あはぁっ!」
 熱く火照っている膣口は、俺の指をなんなく飲み込むと キュッキュッと締め付ける。
 俺は、指を入れたまま身体をずらしていき 綾香のその豊満な胸に吸い付いた。
 「んっ・・・ 」
 立っている乳首を口に含み、吸い、舌で転がし、軽く噛む。
 「んんっ・・・ んっ・・・ あふっ。」
 綾香が、切なそうな声をあげる。そして、俺の頭を抱えるように両腕を伸ばしてきた。
 「ねぇ・・・ そろそろ、入れて・・・ お・・・ お願い。」
 クチュクチュと音を立てる程に濡れているあそこは、物足りなさそうに俺の指をくわえ続けている。
 「ああ。」
 綾香に重なるように、開かれた脚の間に割入ると そそり立った肉棒を秘所にあてがい、ズッと一気に射し込んだ。
 「あああっ!!!」
 高まっていた感覚が、一気に解放されたように 綾香が声をあげる。
 ぢゅぷぷぷぷ・・・・ ずるるるるるぅ〜・・・
 ぢゅぷぷぷぷ・・・・ ずるるるるるぅ〜・・・
 「あうっ・・・・ あああああ〜〜〜〜〜・・・ 」
 綾香は、解き放たれたかのように 声を大きくあげ始めた。
 俺も、次第に気持ちよさから腰の動きが早まる。
 ずちゃっ ずちゃっ ずちゃっ ずちゃっ ずちゃっ
 水っぽい音が、腰の動きの早さを表す。
 ヌチャッ ヌチャッ ヌチャッ ヌチャッ ・・・
 ビチャッ ビチャッ ビチャッ ビチャッ ・・・
 溢れ出る愛液に、俺と綾香の 接合部はベトベトだ。いやらしい音が、こだまする。
 「ああっ・・・ いいよぉ〜・・・ 気持ちいいよぉ〜〜〜・・・ 」
 シーツをギュッと握って身体を固定し、俺の腰の動きに合わせて 腰を引いたり押し出したりする綾香。どん欲に、付け根まで肉棒をくわえ込もうとする。
 「あああああぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜 わ・・・ わたし・・・ だ、だめっ! 感じ過ぎちゃって、もぉ〜だめぇ〜っ!!!」
 「もうちょっと、我慢しろよ!」
 「だめぇ〜・・・ イクッ・・・ イっちゃうぅぅぅぅぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜っっっっっっ!」
 綾香は、ガクガクと身体を痙攣させながら ギュッと痛いほどに俺の肉棒を締め付けて 絶頂を迎えた。
 「痛っ!」
 綾香は、まだガクガクと身体を痙攣させている。  ・・・今までと、様子が違う!
 「おいっ、綾香!!!」
 ペチペチ・・・ 
 頬を叩くが、まったく反応がない。俺は、あわてて綾香の胸に耳を付ける。激しく鼓動する心臓。
 ずるぅぅぅぅぅ・・・・・
 俺のを、綾香から抜き出す。身体を大の字にしたまま、ピクピクッと身体が痙攣しているのがわかる。どうやら、失神したみたいだ。
 俺のはというと、いきそこなったのに びっくりして堅さが和らいで 重さでダランとしている。
 「とに、しょうがねぇな。ははは・・・ 」
 俺は、失神している綾香を見て 思わず笑った。
 「さて、いい機会だから プレゼントしてやろう。」
 綾香をそのままに、部屋をでて階段まで出た。
 「お〜い、マルチ!」
 「はぁ〜いっ!」
 階下に向かって呼ぶと、マルチはあわててやって来た。
 「この間買った、綾香への例のプレゼント 持ってきてくれ。」
 「はいっ。あれですね。」
 そう言うと、マルチは あわてて収納庫へと走っていった。
 俺は、部屋の中を覗いて 綾香の様子をうかがう。落ち着いたのか、ピクリとも動かない。まあ、しばらくは気を失っていてくれた方が こっちには好都合だ。
 バタバタバタ・・・
 そんな事を思っていると、マルチが箱を抱えて戻ってきた。
 「はいっ、浩之さん!」
 「よしっ。」
 俺は、マルチから箱を受け取り にんまりとした。
 「マルチも、用意しろ。」
 「えっ、私もですか!?」
 「そうだよ。手伝うんだよ。」
 「あうっ・・・ でもぉ〜・・・ いいんですか?」
 「いいんだよ。」
 「わ・・・ わかりました。。。」
 マルチは、乗り気ではないようだけど 俺の言うことを聞かないわけにはいかないように感じてるようだ。別に、嫌だと言えば それまでなのに。
 俺たちは、箱を持って綾香に近づいた。
 「まだ、だいじょうぶだな。」
 「そうみたいですね。」
 俺たちは、綾香の顔を覗き込んでから 顔を見合わせた。そして、箱を開け 中身を取り出した。
 「尻尾は、一番最後として・・・ まず、首輪からだな。」
 箱の中から、首輪を取りだし 綾香の首にはめる。
 「マルチ、カチューシャ。」
 「はい。」
 次に、猫耳のカチューシャを 綾香の頭に装着する。これは、感情を読み取って動く優れ物だ。
 「次は、と・・・ そうだな、足枷を。俺が押さえているから、マルチが付けろよ。」
 「はい。」
 片足ずつ俺が持ち上げ、マルチが装着する。
 装着が終わると、ゆっくりと目覚めないように 綾香を180度回してうつ伏せにさせる。
 「ううん・・・ 」
 一瞬びっくりしたが、目覚めなかったようなので 安心した。。
 俺たちは、急いで手枷を装着させると 綾香の腕を後ろ手で固定させた。
 「はぁ〜・・・ 」
 「どうしたんだ、マルチ。」
 「いえ・・・ その・・・ 綾香さんの身体って、綺麗だと思いまして。うらやましく思います。」
 ポォ〜となって、マルチは答えた。
 「そうだな。でも、マルチはマルチで 綺麗だと思うぜ。」
 「えっ!? ・・・あっ。」
 驚いたマルチを引き寄せ、唇を重ねる。
 「んんっ・・・ はぁ。 ・・・さて、マルチも脱げよ。」
 「 ・・・はい。」
 メイド服の下から、見事な幼児体型が現れる。
 「ううっ・・・ やっぱり、もう少しおっぱいがほしいですぅ。」
 マルチは、綾香の方をちらっと見て 呟いた。
 「俺は、そのままでも気にしてないぜ。」
 なでなでなでなで・・・
 「あっ・・・ 」
 頭を撫でられただけでも、マルチには快感なんだろう。ジッと、その感覚を楽しんでいる。
 「なあ、マルチ・・・ 俺のも、頼まぁ。」
 「は・・・ い。」
 ぽぉ〜としたマルチは、しゃがむと俺のモノに手を添えて くわえ込んだ。
 「んっ・・・ んふぅ〜・・・ んんっ。」
 チュポチュポ・・・ ヂュポヂュポ・・・
 ペロペロペロペロ・・・
 「上手になったな、マルチ。」
 「はいっ、ありがとうございます。」
 本当に嬉しそうだ。
 そして、マルチの愛撫で 俺のモノは堅さを増していき そそり立った。
 「さて、そろそろ綾香を起こすかな。。。」
 俺は、マルチに口淫を続けさせながら 綾香をどうやって起こそうか考えた。
 「う〜む・・・ 。」
 カチャッ
 「?」
 音は、足下に脱ぎ捨ててあったズボンに通してあるベルトの金具に 足が当たったからだった。
 俺は、マルチにベルトを取らせると 綾香の方をみた。うつ伏せになって、後ろ手で手枷によって固定され 少し腰を浮かべるような格好をしている。
 「よしっ。」
 俺は、ベルトを右手に持つと 振りかぶった。
 パシィッ!!!!!!
 革のベルトが、綾香の臀部にヒットし 弾ける音だ。
 「!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!? きゃあっ!」
 綾香は、突然の刺激に 理由も判らず声をあげたようだ。
 「よぉっ。」
 「えっ!? なにする・・・ なによ、これぇっ!!!それに、マルチっ!!!」
 一瞬にして、自分が置かれている状況と俺の状況を把握する。さすがに、状況判断がいい。
 「あうっ・・・ す、すみません〜。」
 「おいおい、綾香。お前が気絶しちまったから、マルチに相手してもらってるんたぜ。」
 「そうみたいだけど・・・ それより、これはなんなのっ!」
 ベットの上に、スクッと膝立ちして こちらを睨む綾香。
 「なぁ〜にね、お前にプレゼントがあるんだけど 暴れられちゃ嫌だからな。それで、ちょっとばかし大人しくなってもらおうと思ってな。」
 「なんで、プレゼント送るのにこんなことしなくちゃならないのよ。」
 あたかも、不満そうだ。その表情に、ありありと出ている。
 「とに、・・・ マルチ、あれをだしてくれ。」
 「はい。」
 マルチは、箱の中から 猫尻尾を取り出した。
 「それが、プレゼントだっていうの?」
 「そうさ。この前、俺の飼い猫になりたいって言っていただろ。だから、用意してたんだ。」
 「たしかに、そう言ったけど・・・ だからと言って、これはないんじゃない?」
 綾香は、拘束されているのが気に入らないらしい。
 「まだ、判らないのか? これを、どこに付けるか。」
 「えっ!?」
 綾香は、俺が持っている物をじっくりと見た。
 「も・・・ もしかして・・・ それって・・・ お、お尻に入れるんじゃないでしょうね。」
 伏せ目がちに、紅潮して綾香が言う。
 「正解!」
 「ちょっと、冗談でしょ? ねぇっ!」
 「いんや。それに、お尻攻められるの好きだったよな。なのに、そんなこと言っちゃダメだろ。」
 「ちっ・・・ ちがっ・・・ う。私は・・・ 」
 「違うものか。綾香は、スケベだからな。」
 「違う・・・ さっきだって、久しぶりだから感じ過ぎちゃって・・・ それで・・・ 身体が、勝手に。」
 「まあ、いいさ。さっさとイッて、失神してさ 俺をほったらかしにしたんだ。」
 「ご、ごめんなさい。だから、それだけは・・・ 」
 「ダメだ。それに、これは”来栖川エレクトロニクス”製だぜ。自分とこの系列会社の製品くらい、試用してみないとダメだろ?」
 「えっ!???」
 「なんだ、知らなかったのか。アダルト産業だって、貴重な有力分野だぜ。そんなところを、企業として見過ごす理由はあるまい。まあ、企業としての体裁を考えて まったく関係ない会社のように装ってはいるけどな。マルチの尻尾だって、そこから持ってきた物だから 開発費なんてほとんどかかってないんじゃないかな。」
 「はい、そのようです。」
 マルチは、尻尾を楽しそうに振り振りした。
 「とりあえず、使ってみればわかるって。どんな感じか、聞かせてくれよ。」
 「そ・・・ そんな・・・ 。」
 「ふ〜ん・・・ じゃ、言うことを聞かない飼い猫は お預けだな。俺は、マルチとするからな。」
 「えっ!?」
 「何を、そんなに驚くことがあるんだ。限りなく人間に近く作られてるんだから、当然できるんだぜ。そんなことも、気が付かなかったのか。俺が、綾香と会えなくてもあまり寂しくなかったのは マルチが相手をしてくれてたからなんだぜ。」
 そう言うと、俺はマルチの頭を 撫で撫でした。
 「あっ・・・ 浩之さん。」
 「そんな・・・ 浩之・・・ お願いよ・・・ 」
 綾香は、涙を浮かべて哀願してくる。そんな表情は、初めてだった。思わず、いじめてしまいたくなった。
 「キスだって、巧くなってただろ。マルチで練習したからな。」
 「マルチ・・・ なんでなのよっ!」
 「あうっ・・・ マルチは、浩之さん・・・ ご主人様のものです。ですから、ご主人様の為なら なんだってできます。」
 マルチは、俺に抱きついてきた。猫が、身体を擦らせるように・・・
 「さて、どうする? 言うことを聞かない飼い猫は、捨てられるかもな。。。」
 「えっ!!! 嫌よ・・・ 私だって、浩之がいないと だめなの。だから、捨てないでぇっ!」
 「さてね・・・ 。なぁ、マルチ。」
 「はいです。飼い猫は、従順でなければ嫌われますよ。」
 俺たちは、綾香の反応を見ていた。考えているようだ。もう、一押しかな。
 「綾香は、俺に飼ってほしかったんだろ? だったら、なにも考えることはないと思うぜ。ここに来たときだけ、全てを捨てて 俺だけの猫になればいいだけじゃないか。」
 「わ・・・ わた・・・ し・・・ は・・・ 」
 「なんだ。はっきりしないな。」
 「私は、浩之・・・ ご主人様の猫です。どうか、ご主人様の思いのままに 可愛がってください。」
 猫耳カチューシャは、ちゃんと稼働しているようで 綾香の感情を表現するように ペッタリと耳を垂れていた。目一杯に涙を浮かべて、こちらの反応をジッと待っている。
 「いいだろう。これは、約束じゃなくて契約だからな。」
 「はい、わかりました。」
 「よしっ。じゃ、契約の証として これを付けてもらおうか。」
 俺は、持っていた猫尻尾を 綾香に突きだした。それを、ジッと見つめる綾香。
 「はい・・・ 。」
 綾香は、身体をベットに横たえると うつ伏せになり こちらに向けて尻を突きだすように腰をあげた。俺たちからは、綾香の秘所と菊門が丸見えだ。眺めていると、菊門が 呼吸するように開いたり閉じたりしている。
 「わぁ、綾香さんのあそこって綺麗ですねぇ〜。」
 マルチは、近寄って 覗き込むように綾香のあそこを見つめていた。まじまじと、観察するかのように 見ている。
 「ご主人様、私のあそこも こんな形をしているのですか?」
 「そうだな。ほとんど一緒だと思うぜ。マルチの方が、身体に合わせてもう少し小さいけどな。」
 綾香は、何も言わずにジッとしている。
 「マルチ、これが入りやすいように ほぐしてくれないか。」
 「はい、わかりました。でも、どうすればいいんですか? 私は、ご主人様しかお相手したことがありませんので わからないです。」
 「そうだな・・・ まず、綾香のを全体的に舐めるんだ。」
 「はいっ、わかりました!」
 そう言うと、マルチは ペチャペチャと綾香の秘所に舌をはわせ始めた。
 「んっ・・・ あ・・・ 」
 うつ伏せの綾香は、マルチの愛撫に感じながら 必死に体勢を保とうとしている。後ろ手にされているのが、辛そうだ。
 ペチャ ペチャ ペチャ ペチャ ・・・
 「くぅんっ・・・ くっ・・・ くぅ〜・・・ 」
 カチャッ・・・ 綾香の左右の手枷を繋げていた金具を、外してやる。
 自由になった両腕で、シーツをつかみ 押し寄せる快感に身を委ねている。豊かな胸は、押しつぶされ 肌理の細かい肌は 玉の汗を浮かべていた。
 「マルチ、その上も舐めろよ。」
 「はい。」
 マルチは、舐めていたポイントを上にずらし ウィークポイントの菊門を舐め始めた。
 「あっ!」
 綾香は、ビクッとして 腰を震わせた。それでも、グッと耐えて その体勢を崩さないでいる。
 ペチャ ペチャ ピチャ ピチャ ・・・
 「あっ・・・ く・・・ はぁんっ・・・ 」
 マルチの愛撫で、再び秘所に多量の蜜を溢れさせ始めた 綾香。
 ピチャ ピチャ ペチャ ペチャ ・・・
 ヒクヒクとうごめくアヌスを、マルチは一心に舐めている。優しく、放射線状に広がる襞の一つ一つの汚れを清めるように 丹念に舐っている。
 「マルチ、舐めるだけじゃなくて 指も入れろよ。」
 「はい。」
 ツプッ・・・
 「あっ!」
 ツプッ ツプッ ツププッ ・・・
 「あんっ・・・ あっ・・・ ん・・・ 」
 チュプッ チュプッ ヂュプッ ヂュプッ ・・・
 マルチの唾液と綾香の愛液が、アヌスへ進入する指にからまり スムーズな出入りを助けている。
 「こんな風で、いいんですか?」
 「ああ、いいぜ。」
 いつの間にか、マルチの指の動きにあわせて 綾香の腰が前後にゆっくりと動いている。
 「あんっ・・・ あんっ・・・ あっ・・・ ん・・・ 」
 「すごいです、綾香さん。私の指を、キュッキュッと締め付けてきます。」
 マルチは、関心するように その感触を楽しんでいる。その感情を表現するように、マルチの尻尾がパタパタと動いていた。マルチ自信も、おもちゃを与えられた子供のように 指を出し入れしている。
 そんな様子を見ていると、あることに気が付いた。マルチも、興奮して その秘所を挿入可能なほどに濡らしていた。
 「ご主人様ぁ〜・・・ 。」
 綾香が、呼んだ。
 「そろそろ、入れてやるよ。マルチ、どいてろよ。」
 「はい。」
 ヌポッ!
 「あんっ!!!」
 マルチの指が抜かれた瞬間、綾香は寂しそうな声をあげた。アヌスは、パクパクと異物の進入を求めているように 蠢いていた。
 「いくぜ。」
 「はい。私を・・・ 綾香を、ご主人様だけの猫にしてください。」
 そう言うと、綾香はさらに尻をグッと突きだし アヌスを開いた。息を止めて、侵入してくる物体を求めている。
 俺は、尻尾のスイッチを入れて 綾香のその可憐なアヌスに先端をあてがった。
 「うんっ・・・ 」
 綾香が、微かにつぶやく。
 つぷぷぷぷぷぷぷぷぷ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 マルチの愛撫で、十分に潤っていたから なんの抵抗もなく入っていく。
 「ああんっ・・・ 。」
 待ちに待った感覚に、綾香は顎を反らして答える。
 15p程も入ると、尻尾は綾香と連結し 動き始めた。
 「あんっ・・・ これ、気持ちいい。本当に、尻尾が生えたみたい。」
 クネクネと、尻尾が動く。それを、グッとつかんだ。
 「あっ・・・ あっあっ・・・ なに、ゾクゾクする。」
 「ふぅ〜ん・・・ 尻尾でも、感じるようになってるんだな。すごい技術だ。」
 尻尾を、擦りあげてみる。
 「あっあっあっあっ!」
 アヌスに射し込んだ部分が、出入りして 快感を与えているのではないようだ。体内に侵入した部分は、どうやら膨張して 排出できないようになる仕組みがあるらしいな。そこから、神経接続しているのか?
 俺は、手の中で動く尻尾を 離した。
 「どうだ、綾香。」
 「は・・・ い。私は、猫になりました。ご主人様だけの綾香猫です。」
 「綾香さん、似合ってますよ。かわいいです。」
 「そうだ。俺だけの綾香猫だ。これからは、家に来た時はその姿以外は許さないからな。」
 「はい。」
 綾香からは、先程までの不安そうな表情は 一蹴されていた。微笑みに満ちた、いい顔をしている。
 「さて・・・ あいさつをしてもらおうか。どうすればいいか、わかっているよな。」
 「はい。ご奉仕させていただきます。」
 綾香は、4つ足で俺に近づき 俺のモノに舌をはわせた。
 ペロッ
 ゾクッとした快感が、背筋を刺激する。
 「ん・・・ はむ・・・ んん・・・ 」
 「いい気持ちだぜ、綾香。」
 俺は、綾香の舌技に 酔いしれそうだった。強弱を微妙につけ、絡めてくるように舌をはわしている。
 「んっ・・・ んんっ・・・ はぁ〜・・・ ん・・・ 」
 ペチャペチャ クプックプッ ペチャッペチャッ チュプッチュプッ
 必死になって、奉仕する綾香。その気持ちが、痛いほどに伝わってくる。美しい黒髪をかき乱し、玉の汗を浮かばせながら 俺のモノの先から滲ませる潤滑液を舐め取り 唾液を絡ませる。
 下半身が、甘美な欲情に溺れている。これでは、すぐにでもイッてしまいそうだ。
 「綾香、もういいぜ。」
 スッと、綾香は身を引いた。耳と尻尾は、その感情を表すように垂れている。不満・・・ 不安・・・ そんな感じだ。ただ、ジッと俺のモノを見つめ 俺の顔色をうかがい 次の言葉を待っている。
 「ベットにあがれよ。」
 その言葉に、綾香は嬉々として ベットの上に移動した。完全に猫のような行動をしている。
 「マルチ・・・ 悪いな。また、後でしてやるから。」
 「はい・・・ わかりました、ご主人様。私は、下に行ってますので。」
 そう言うと、マルチは 寂しそうにしながらも 部屋を出ていった。今は、愛おしい綾香だけを見ていたいという気持ちから マルチにはああ言ってしまった。が、出ていく時に見た 寂しそうに哀愁を漂わせる背中が 目に焼き付く。
 ベットの上に座り、ジッとこちらを見ている綾香。
 俺は、綾香に近づきベットに腰を降ろすと そっと綾香の頬に手を寄せた。それに答えるように、首を少しだけ動かし 俺の手のひらに頬を擦り寄せる。
 その仕草が、たまらなく可愛い。
 俺は、綾香を引き寄せると 唇を重ねた。ゆっくりと瞼が閉じていき、お互いの腕が相手を抱きしめる。
 甘美な陶酔に、甘く痺れるような恍惚と心地よい温もりに 酔いしれていくようだ。激しい情熱的なベーゼとは、まったく違った夢見心地なベーゼ。軽く触れ合った唇同士が擦れ合うのが、気持ちいい。
 「んっ・・・ 」
 ゆっくりと、名残を惜しみながらも 唇を離す。そして、俺の目に飛び込んできたのは ポォ〜紅潮しながらも その両目に涙を浮かべた綾香の顔だった。
 胸が、ズキッと痛む。
 俺は、こんなにも綾香が好きなのに・・・ 綾香をいじめて、楽しんでいる。
 「ごめんな、綾香。」
 思わず、口に出た。
 「? なぜ、あやまるの?」
 「それは・・・ 」
 適当な言葉が、みつからない。どう言っていいのだろう。。。
 「いいんだよ。ひろ・・・ ご主人様の好きなようにしても。私は・・・ 綾香は、ご主人様だけの猫ですから 可愛がっていただけるのでしたら なんだって応えます。だから、・・・ ね。」
 綾香は、人差し指を 俺の唇に押し当てた。それは、もう何も言うなとという意味だ。
 「綾香・・・ 。」
 俺は、綾香をゆっくりと横たえさせると 足の間に潜む可憐な秘所に手を重ねた。
 ぷちゅるっ
 「あっ。」
 十分なほどに濡れ開いている小陰唇が、指に吸い付いてくる。熱っぽく色づいた陰唇は、めくれ上がって充血していた。
 クニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニクニ・・・・・・・・・・・・・・
 「あっ・・・ああああぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・ 」
 ビクビクと身体を震えさせ、身もだえする。それに合わせて、豊かな乳房が ブルンップルンッと揺れる。
 甘く香しい綾香の体臭で胸を満たし、色づいた乳首に吸い付いた。
 勃起した乳首を唇で挟み、グッと引っ張り、舌で念入りに転がし、グイグイと顔を押しつける。
 「はぁぁぁぁぁ〜〜〜・・・ 」
 綾香からは、甘ったるいミルクのような優しい匂いがした。
 「お・・・ お願い。もう、我慢できない・・・ 入れて・・・ 入れてぇ〜っ!」
 綾香は、俺の頭をその腕で抱きかかえると 悲鳴のような声をあげた。
 クニュクニュクニュクニュ・・・・・・・・・
 秘所への愛撫。その刺激で、腕の力が緩まる。その瞬間、身体を綾香の上へと移動させる。
 「あんっ。」
 綾香は、脚を左右に割り開いて 俺のモノほ迎え入れようとする。いま、俺のいきり立ったモノは ちょうど綾香のクリトリスあたりにあった。
 俺は、モノに手を添えると 蜜にヌルヌルしている割れ目に擦り付けた。亀頭を、柔らかく温かな陰唇が包み込む。
 「あんっ・・・ んっ・・・ 」
 綾香は、呻いた。
 「いくぞ。」
 「う・・・ ん。」
 グイッと、角度をつけて腰を押し進めた。
 「あうっ。」
 ビクッとして、綾香は顔をのけぞらせた。
 クッチュ クッチュ クッチュ クッチュ ・・・
 チュップ チュップ ヂュップ ヂュップ ・・・
 熱い内壁に包まれ、何とも心地よい 摩擦。綾香の体内から大量の愛液が、出し入れとともに排出されるたび 淫らな湿った音がする。
 「あ・・・ あああ・・・ 気持ちいい。気持ちいいのぉ〜〜〜っ!」
 綾香の乱れた表情を拝むたびに、欲情が増していくようだ。
 グチュ グチュ グッチュ グッチュ ・・・
 出し入れする俺のモノに、直腸に入っている尻尾の部分が 膣壁を通して感じられる。
 パタパタと、蠢く尻尾。
 「ご主人様・・・ 気持ちいいけど・・・ 苦しいの。」
 「?」
 俺は、綾香の言葉に 腰の動きを止めた。
 「私が、上になります。ですから・・・ ああっ!」
 綾香の言葉が終わらないうちに、俺は入れたまま体勢を変えた。綾香の重さで、一番奥まで入ったようだ。亀頭の先に、固い物を感じる。
 「んくっ・・・ んっんっ・・・ はふっ・・・ 」
 綾香の腰が、リズミカルに上下し始めた。
 クッチュ クッチュ クッチュ クッチュ ・・・
 再び、淫らな音がする。
 「いいぜ。すごく、気持ちいいぜ。」
 「んっ・・・ わたしも・・・ 気持ちいい。」
 美しく乱れる綾香。張りのある柔らかな乳房も、上下にタプタプと踊っている。
 「くっ・・・ 」
 快感の波が、押し寄せて 終わりを予感させる。
 「はあっ はあっ・・・ はふっ・・・ くふんっ・・・ きゃうっ・・・ 」
 綾香も、終わりが近いようで 腰の動きが激しくなった。
 「はっはっはっはっ・・・・ い・・・ いきそう・・・ 」
 「俺もだよ、綾香っ!」
 「イクの? イキそうなの?」
 チュップ チュップ チュップ チュップ ・・・
 激しく喘ぎながら、キュッキュッと締め付けてくる。
 「綾香・・・ 反対を向いてくれっ!」
 チュプ・・・・・ 
 綾香は、俺のモノをくわえたまま 180度反対を向いた。そして、すぐに快感をむさぼるように 腰を上下させた。
 俺の方に向けられた双丘の間・・・ 尾骨の下にあるすぼまりにはめ込まれた尻尾。せわしなく動く尻尾。それを、俺はつかんだ。
 「あうっ! ・・・あっ、だめぇ〜・・・ また、イっちゃうよぉ〜・・・ 」
 キュッキュッと、痛いほどに締め付けてくるが 溢れるほどの愛液で滑らかに滑っている。
 「俺も、もうイキそうだっ!」
 背筋を通って脳を刺激する快感に、加減がきかなく ギュッと尻尾を握ってしまう。
 「ヒィッ! やだぁ〜・・・ 感じ過ぎてイっちゃう。イっちゃうよぉ〜っ!!!」
 そんな綾香に答えるように、俺は両手を綾香の腰をつかみ 亀頭を最奥部へと送り込んだ。
 「ヒッ! ヒィィィィィィィィッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
 絶叫とも言える、綾香の声。
 「くっ・・・ 」
 俺は、短く呻き そして全身を貫く快感に酔いしれながら 綾香の子宮へと熱い精を振りまいた。
 「もう・・・ だめ。。。」
 子宮を直撃した精子が、駄目押しの快感を与えたようで 綾香は力つきたように崩れていった。
 俺のモノが、チュルッと綾香の体内から大量の精子とともに抜け出した。
 膣口から精液を垂れ流し、ハアハアと喘いでいる 綾香。
 俺は、身体を起こすと 綾香の頭を撫でた。
 それで安心したのか、綾香はウットリとして呼吸が穏やかになり ゆっくりと瞼を閉じて 眠りに落ちていった。
 「本当に、可愛い猫だよ おまえは。」
 そう、これで綾香は 身も心も俺だけの猫になったのだと 感じた。 

END