り「お願い、藤田くん。」
ひ「ああ・・・ 。」
り「やさしくしてね。」
ひ「わかってるって。痛かったら、痛いって言えよ。」
り「うん。」
ひ「じゃ、いくぜ。」
り「うん・・・ あっ・・・ 。」
ひ「動くなよ。」
り「ごめん。でも、くすぐったくて。」
ひ「それくらい、我慢してくれよ。」
り「う・・・ ん・・・ あっ、あんっ!」
ひ「よく見えないな。」
り「やっ・・・ ダメだよ。息が当たって、くすぐったいよ。」
ひ「もう少し・・・ 。」
り「やんっ! あっ・・・ くっ・・・ い、痛いっ!」
ひ「あ、わりぃ。だいじょうぶだったか?」
り「だいじょうぶだから。少しびっくりしただけ。続けて・・・ 。」
ひ「ああ。」
り「ああっ・・・ なんか、身体が熱いよ・・・ はあはあ・・・ 。」
ひ「色っぽいぜ、理緒ちゃん。」
り「やだぁ、藤田くん。」
ぴちょっと、強くいくぜ。」
り「うん・・・ あっ、痛い。でも、我慢できるよ。」
ひ「わりぃな。」
り「くっ・・・ くうっ。藤田くんにしてもらってるんだもん、我慢できるよ。あうっ!」
ひ「もうすぐだからな。」
り「くぅんっ・・・ はぁぁぁ・・・ 」
ひ「もう・・・ ちょっ・・・ と・・・ 。」
り「あっ、あああっ! はあはあはあはあ・・・・・・ 終わったんだね。」
セ「喝ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ! こりゃ、小僧 なにしとるか!」
ひ「げっ。じじいっ!」
セ「じじいではなぁーーーいっ! そんなことより、婦女子に対する破廉恥な行為 日本男児にあるのじきことなり。そこになおれっ! その性根、叩き直してくれるわぁーっ!!!」
ひ「なに言ってやがる、くそじじい!」
り「待ってください。藤田さんは、私を助けてくれてたんです。」
セ「お嬢さん、このような輩をかばうことはありませんぞ。」
ひ「人の話を聞けっ!」
り「本当なんです。きぐるみのチャックに髪の毛が挟まってしまって・・・ 。それを藤田くんに取ってもらってたんです。」
セ「なぬっ?」
ひ「いったい、俺をどんな目で見てたんだ?」
セ「ぬ・・・ ぬおっ、お嬢様わお迎えする時間だ。小僧、命拾いしたな。お嬢さん、このような輩に一瞬たりとも気を許してはなりませんぞ。ではっ・・・ 。」
ひ「おいっ! こら待てっ、じじいっ!!!」
り「あのおじいさん、いったいなんだったんだろう?」

Back