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君の前にはスラダブの巨体が死体となって倒れており、その傍らに巨大な両刃の斧が
転がっている。その滅多に見ないような戦斧を戦利品として持ち帰ることも考えたが、君
の手に余る大きさと重量からしてそこまでの価値はないと判断して置いていくことにした。
見たところこの巨漢が所持している貴重品らしき物は、手首と足首に巻いた金属の輪だ
けだ。それも様々な汚れで黒ずんでいて元の色さえわからず、あまり触りたいような物で
はない。
・ 金属の輪を外して身に付けてみるなら(321へ)
・ 今はそれどころではないと先を急ぐなら(353へ)
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