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【 時間点+10 】
君は意識を失ったのと同じ場所でまた目を覚ました。すでに白く充満していた煙は消え、
他に変わったところもない。本来ならば侵入者が気絶しているうちに捕らえるための装置
ということなのだろう。身体に異常が無い事に安堵しつつ、君は通路へ引き返した。この
部屋を調べるためには、遺跡内のどこかにあるはずの制御装置を停止させてから再び
戻って来なくてはならないようだ。(
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