292 【 時間点+1 】 箱の破損を確認するために雪崩を起こした荷物の山に近づくと、そこには甘酸っぱい香 りが漂っていた。荷物に何か果物でも入っていたのだろうか。そう考えて調べてみたもの の果物が転がっている様子は無かった。それよりも不意に空腹を覚え始めた君は、無性 に何かを食べたくて仕方がなくなる。 もし現在君が食べられるものを持っているのなら、猛烈な勢いでサイコロ1個分の食料 もしくは食料の代わりになる物を食べてしまう。もし食べ物を全く持っていなければ、口に 入るものを求めてこの広い倉庫中を駆け回った挙句に見つからず、今までに通ったことの ある食料のある場所へ向かい倉庫を飛び出していく。(213へ) この異常な食欲は必要量の食べ物を口にするか、食料を探しているうちに「時間点」が 10点加算されるまでおさまることはない。 |