229 


 通路の突き当たりにスライド式の扉があり、手を掛けてもビクともしない。真横の壁に
は何かを差し込めるような窪みがあった。ここに差し込めるような適当な物を持っている
だろうか。
 特に持っていなければ十字路に戻るしかない。(213へ)