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【 時間点+1 】
通路の突き当たりの扉を開けると、元々はこれまでの部屋と変わらない部屋だったもの
が、西側の壁から地面にかけてが大きくひび割れ、そこから浸水した地下水のために深
くはないが部屋中に広がる池になっていた。
あるいはその水は海水なのかもしれないが、亀裂から露出している遺跡の構造材を激
しく錆びさせたものが海水なのかたんに時間の経過であるのか、その両方なのかは全く
判別がつかない。
君は足元に注意しながらこの部屋を出て行った。
・ 北の扉から出る(127へ)
・ 南の扉から出る(235へ)
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