139 【 時間点+2 】 君はまず手近に積まれた荷袋の端をナイフで裂いてみた。その中に詰まっていたのは 何かの粉末だったが、古代遺跡に仕舞われてようなものを安易に味見をする気にはなれ ないし、ルルに訊いても確かなところはわからないようだった。 おそらく他の荷も中身は同じようなものだろうと考えながらも、君は片っ端から荷を確認 し、種子のように見えるものを少しづつ採取しておくことにした。この中に目当ての種子が あるとして、実際にそれを見つけるのはアデルの仕事だ。 所持品に「倉庫の荷(1)」と記しておくこと。 そして君はさらなる探索を進めるために部屋を出た。(231へ) |