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【 時間点+2 】
 君はまず手近に積まれた荷袋の端をナイフで裂いてみた。その中に詰まっていたのは
何かの粉末だったが、古代遺跡に仕舞われてようなものを安易に味見をする気にはなれ
ないし、ルルに訊いても確かなところはわからないようだった。
 おそらく他の荷も中身は同じようなものだろうと考えながらも、君は片っ端から荷を確認
し、種子のように見えるものを少しづつ採取しておくことにした。この中に目当ての種子が
あるとして、実際にそれを見つけるのはアデルの仕事だ。
 所持品に「倉庫の荷(1)」と記しておくこと。
 そして君はさらなる探索を進めるために部屋を出た。(231へ