13
【 時間点+3 】
大穴に踏み込んでしばらくの間は、歩くのに不自由は無いほぼ真っ直ぐな横穴が続いて
いたが、やがてささくれのように尖った荒々しい岩肌のせいで狭まっていき、やがて注意し
ていなければ天井に頭が触れるほどに細くなった時、穴の右側に大きな裂け目が現れた。
それはたんなる岩の裂け目のようだったが、人間が入って行ける程度の大きさはある。
念のため周辺の壁や地面を調べてみたが、青年が向かったと思われる形跡は見当たら
なかった。
・ 真っ直ぐ進む(22へ)
・ 裂け目に入っていく(57へ)
・ 一旦外に出るなら(90へ)
|