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うず高く積まれたガラクタによって作られた、道無き道を歩いているうちに、
なにやら妙な場所に辿り着いてしまったようだ。
偶然に作られたとは思えないトンネル状の通路を通った先に、行き止まりで
岩の壁が大きく窪み、驚くほど大量の、周囲のガラクタがまともな建材にでも
見えてきそうな"ゴミの中のゴミ"が溜まっていた。
ここに辿り着く前にわかっていたが、当然、激しく臭い。
今のままこの悪臭をずっと嗅いでいなければならないとなったら、君の神経は
一晩ともたないに違いない。
・ こんな場所は早急に立ち去るなら(57へ)
・ どうしてもこのゴミを漁ってみたいなら(13へ)
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