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君は無事に暗闇の中で目を覚ました。
わずかに頭痛や身体の痛みはあるものの、特に問題がある箇所はない。
他に変わった事といえば、酒が瓶ごと全て無くなっているということだろうか。
おそらく何者かが奪っていったのだと思われるが、命まで奪われなかった
ことには感謝しなければなるまい。
不覚をとったことに悔やみながら、君は先へ進んだ(
57へ
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