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 君は、荒れ果てた荒野で一輪の薔薇の花を見つけるような偶然に恵まれた。
 岩の下から見つかったのは、この場にそぐわぬ装飾入りの木箱である。
 本来は鍵がかかっていたはずだが、偶然にもその部分はちょうど壊れており、
すぐに中を見ることができる。


 中にあったのは以下の物品だ。
 使ってみるなら、各々に示されている項目を読んで効果を知るといい。 あるいは
まだ必要ないと思うなら、任意のタイミングで確認できるように番号をメモしておいて
も構わない。


・ 「小瓶に入った青い液体」を飲んでみる(70へ
・ 「封のされた巻物」を開いてみる(43ヘ


 またそれ以外にも、綺麗な刺繍入りのスカーフと、銀貨が5枚入っていた。
 君はこれらを丁寧に懐へ仕舞うと、通路へ戻った(6へ


 なお、この場所にもう一度訪れても、再び木箱が見つかることはない。