2 君は殺気のようなものを感じ、咄嗟に身を伏せた! と、一瞬前には君の頭部があった空間を、残骸の影から飛び出したかなりの大きさの ものが通り過ぎていった。 焦りながらも、その物体の飛んでいった方にランタンを向けると、君の正面の壁に身を 張りつけてこちらを凝視する、奇妙な生物の姿が照らし出された。 その姿は一見、巨大な蝦蟇蛙に見えないこともない。 だがその手足は6本あって細長く、 威嚇するように大きく開けた口の中には、舌の代わりに細かい触手がびっしりと生えて 不気味にも蠢いていた。 この巨大で不気味な蛙のような生物は、明らかに君を獲物と認識している! ランタンを地面に置いて戦闘態勢をとるなら(66へ) 一目散に今来た方へ逃げるなら(18へ) |