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この視界の中、不意を打たれる危険性を増すわけにはいかない。
君はひとまず大蛇の姿を探すことにした。
粉塵の薄い天井付近を仰ぎ見ても姿が見えないところから、まだ地面付近に
いるはずだと耳を澄ましていると、君は気づいた。
いつの間にか、何者か(大蛇に違いないが)に凝視されているということに。
その途端、圧迫感が増したように感じられ、体中から脂汗が滲み出てきた。
素早く対処しなければ、おそらく君の命はここで終わるだろう。
・ あえて隙を作り反撃しようとするなら(126へ)
・ なんとか外まで逃げ切ろうとするなら(131へ)
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